2009/01/10(Sat) 23:15
じゅり~~~
と、うつつを抜かしているうちに、
もう早、1月も10日。
いつまでも、YouTube巡りばかり
してるわけにはいきません。
あ、昨日(9日)のBS2の「ジュリー祭り」、
よかったですよ。泣いた。
40代以降の人間にとっては、
泣けるコンサートなんじゃないですかね?
ジュリーがどうこうで泣けるってのじゃなくて、
こう~、いろいろと自分に跳ね返ってくるものがね、
あるというかね……
DVD買おうと心に誓いました。
今日は、渋谷公会堂で、
あ、今は「渋谷C.C.Lemonホール」ていうのね、
おばさん知らなかったよ……
「お正月コンサート」やってるはず。
とあるサイトで「チケット譲ります」ってやってて、
ゆうべから今朝にかけて、
もうもうぐらんぐらんに迷いまくったけど、
なんとか今回は踏み止まった。
次のコンサートまで、この熱が冷めずにいたら、
行ってみようと思います。
で、ジュリーに身悶えしつつ、
年末年始に買い込んだ本もやっと読み終わりました。
聖家族
真説・外道の潮騒
決壊 上巻
決壊 下巻
夜は短し歩けよ乙女 (角川文庫)
聖家族はねえ……
まー、読みにくい本でしたねえ。
10日くらいかかっちゃったよ、読み終わるのに。
実験的な、独特の文体と、
場所も時代もあちこちに飛びまくるエピソードの連続で、
軟弱本読みの私は、相当気合い入れないと、
読み続けられない……
でもね、最後まで読んで思ったことは、
この話、もっと長くてもいいんじゃね?
でした。
なんか、最後の方が駆け足になった印象があるんだけど、
それは意図的なものだったんでしょうかね?
それはともかく、これ読むと、
私は、自分の実家のルーツについて
語りたくなっちゃったんですが、
これは、私の出身がこの作品の舞台である東北だから?
それとも、この作品自体の力でしょうか。
で、その次に読んだのが真説・外道の潮騒。
聖家族とは打って変わって、読みやす~い!
1日で読了。
昔ながらの町田康って感じで、安心して読める、
なんて言ったら叱られるかなあ。
主人公が作中で何度か言う、
「だーかーらー」っていうところは、
吹き出してしまいましたよ。
ちょっと前に読んだ宿屋めぐりは、
うーーん……
私にはちょっと物足りない感じだったんですけどね。
主人公のダメさ加減とか、堕ち加減とかが、
なんか中途半端な気がしたんですよ。うーーん。
あ、でも、真説・外道の潮騒でも、
シリーズ前作の実録・外道の条件に比べると、
なんというか、
マーチダ先生、偉くなったね、
という気がしました。
だって、身近に味方になってくれる人物がいるんだもの。
実録・外道の条件のときは、孤軍奮闘って感じだったのにさ。
その分、「潮騒」の方はパンクさ加減はちょっと少なめかな。
そんでもって引き続き、
決壊 上巻と決壊 下巻。
平野啓一郎だし、上下巻だし、「衝撃作」だし、
てんで、聖家族よりさらに読みにくいことを
覚悟して読み始めたんですが……
2日で読了。あれ?
ツルッと読めちゃったんだけど、
だからといって、内容をツルッと言えるかっていえば
言えないところが平野啓一郎。
これはなあ、どう語ってもネタバレになってしまいそうな、
そんな内容なんですよ。だから言えない。
でもね、これを読んだ人はたいがい、
自分なりの解釈を語りたくなる、そんな作品だと思います。
私も語りたい……でもネタバレる。
うーーんうーん
で、最後、さっきまで読んでいたのが
夜は短し歩けよ乙女 (角川文庫)
単行本で出て、賞を取ったりしてたときから
気になってたんだけど、なぜか手に取らずいたんですよ。
この度、文庫になったので買ってみました。
文体は漫画っぽい一人称で、
話もかわいく、しかも私は最後には不覚にも
涙を落としそうになったりましたが、
でもね。
なぜか、読みにくかった。
な・ぜ・だ~~~
そんなに長い話じゃないのに、
文庫本一冊なのに、
3日もかかっちゃいましたよ。
ま、単に私に、こういう青春ものは
合わないってことかもしれないですけどね。
あとは、漫画で、
萩尾望都PerfectSelectionシリーズの2巻め、
トーマの心臓 2
これは、「トーマの心臓」の外伝の、
「訪問者」が収録されてるってんで、
前から欲しかったのをやっと買いました。
「トーマの心臓」の登場人物オスカーの
子供の頃の話なんだけど、
これが……泣ける。
私は、何回読んでも、最後の1ページで必ず泣きます。
どうも私は「許される」っていうキーワードに弱いようだ。
私は「許されたい」と思っているのか、
とすると、私は自分が「許されていない」と思っているのか……
そもそも「許される」状態ってどんなかね?
大島弓子の「綿の国星」のラスト近く、
お母さんがチビ猫を抱きしめて
「感謝します」っていう、あそこでも、
私はほとんど号泣で、
あれが「許される」っていう状態なんかなあと、
ぼんやり思ったりするけど、抽象的すぐる……
漫画といえば、この年末には、
楽しみにしていたシリーズ物の続刊があれこれ発売になって、
充実しました。
きのう何食べた? 2 (2) (モーニングKC)
もやしもん 7―TALES OF AGRICULTURE (7) (イブニングKC)
大奥 第4巻 (4) (ジェッツコミックス)
毎日かあさん 5 黒潮家族編
3月のライオン 2 (2) (ジェッツコミックス)
鋼の錬金術師 21 (ガンガンコミックス)
さらい屋五葉 5 (5) (IKKI COMIX)
ラノベも
彩雲国物語 黒蝶は檻にとらわれる (角川ビーンズ文庫)
前はマのつく鉄格子! (角川ビーンズ文庫)
マリア様がみてる―ハローグッバイ (コバルト文庫)
うひひ大漁。
楽しい年末年始でございました。
で、ここから新年の抱負というか、
今年やりたいことなんかを書こうかと思ったけど、
長くなっちんたんで、それは次回へ(え~~~
と、うつつを抜かしているうちに、
もう早、1月も10日。
いつまでも、YouTube巡りばかり
してるわけにはいきません。
あ、昨日(9日)のBS2の「ジュリー祭り」、
よかったですよ。泣いた。
40代以降の人間にとっては、
泣けるコンサートなんじゃないですかね?
ジュリーがどうこうで泣けるってのじゃなくて、
こう~、いろいろと自分に跳ね返ってくるものがね、
あるというかね……
DVD買おうと心に誓いました。
今日は、渋谷公会堂で、
あ、今は「渋谷C.C.Lemonホール」ていうのね、
おばさん知らなかったよ……
「お正月コンサート」やってるはず。
とあるサイトで「チケット譲ります」ってやってて、
ゆうべから今朝にかけて、
もうもうぐらんぐらんに迷いまくったけど、
なんとか今回は踏み止まった。
次のコンサートまで、この熱が冷めずにいたら、
行ってみようと思います。
で、ジュリーに身悶えしつつ、
年末年始に買い込んだ本もやっと読み終わりました。
聖家族
真説・外道の潮騒
決壊 上巻
決壊 下巻
夜は短し歩けよ乙女 (角川文庫)
聖家族はねえ……
まー、読みにくい本でしたねえ。
10日くらいかかっちゃったよ、読み終わるのに。
実験的な、独特の文体と、
場所も時代もあちこちに飛びまくるエピソードの連続で、
軟弱本読みの私は、相当気合い入れないと、
読み続けられない……
でもね、最後まで読んで思ったことは、
この話、もっと長くてもいいんじゃね?
でした。
なんか、最後の方が駆け足になった印象があるんだけど、
それは意図的なものだったんでしょうかね?
それはともかく、これ読むと、
私は、自分の実家のルーツについて
語りたくなっちゃったんですが、
これは、私の出身がこの作品の舞台である東北だから?
それとも、この作品自体の力でしょうか。
で、その次に読んだのが真説・外道の潮騒。
聖家族とは打って変わって、読みやす~い!
1日で読了。
昔ながらの町田康って感じで、安心して読める、
なんて言ったら叱られるかなあ。
主人公が作中で何度か言う、
「だーかーらー」っていうところは、
吹き出してしまいましたよ。
ちょっと前に読んだ宿屋めぐりは、
うーーん……
私にはちょっと物足りない感じだったんですけどね。
主人公のダメさ加減とか、堕ち加減とかが、
なんか中途半端な気がしたんですよ。うーーん。
あ、でも、真説・外道の潮騒でも、
シリーズ前作の実録・外道の条件に比べると、
なんというか、
マーチダ先生、偉くなったね、
という気がしました。
だって、身近に味方になってくれる人物がいるんだもの。
実録・外道の条件のときは、孤軍奮闘って感じだったのにさ。
その分、「潮騒」の方はパンクさ加減はちょっと少なめかな。
そんでもって引き続き、
決壊 上巻と決壊 下巻。
平野啓一郎だし、上下巻だし、「衝撃作」だし、
てんで、聖家族よりさらに読みにくいことを
覚悟して読み始めたんですが……
2日で読了。あれ?
ツルッと読めちゃったんだけど、
だからといって、内容をツルッと言えるかっていえば
言えないところが平野啓一郎。
これはなあ、どう語ってもネタバレになってしまいそうな、
そんな内容なんですよ。だから言えない。
でもね、これを読んだ人はたいがい、
自分なりの解釈を語りたくなる、そんな作品だと思います。
私も語りたい……でもネタバレる。
うーーんうーん
で、最後、さっきまで読んでいたのが
夜は短し歩けよ乙女 (角川文庫)
単行本で出て、賞を取ったりしてたときから
気になってたんだけど、なぜか手に取らずいたんですよ。
この度、文庫になったので買ってみました。
文体は漫画っぽい一人称で、
話もかわいく、しかも私は最後には不覚にも
涙を落としそうになったりましたが、
でもね。
なぜか、読みにくかった。
な・ぜ・だ~~~
そんなに長い話じゃないのに、
文庫本一冊なのに、
3日もかかっちゃいましたよ。
ま、単に私に、こういう青春ものは
合わないってことかもしれないですけどね。
あとは、漫画で、
萩尾望都PerfectSelectionシリーズの2巻め、
トーマの心臓 2
これは、「トーマの心臓」の外伝の、
「訪問者」が収録されてるってんで、
前から欲しかったのをやっと買いました。
「トーマの心臓」の登場人物オスカーの
子供の頃の話なんだけど、
これが……泣ける。
私は、何回読んでも、最後の1ページで必ず泣きます。
どうも私は「許される」っていうキーワードに弱いようだ。
私は「許されたい」と思っているのか、
とすると、私は自分が「許されていない」と思っているのか……
そもそも「許される」状態ってどんなかね?
大島弓子の「綿の国星」のラスト近く、
お母さんがチビ猫を抱きしめて
「感謝します」っていう、あそこでも、
私はほとんど号泣で、
あれが「許される」っていう状態なんかなあと、
ぼんやり思ったりするけど、抽象的すぐる……
漫画といえば、この年末には、
楽しみにしていたシリーズ物の続刊があれこれ発売になって、
充実しました。
きのう何食べた? 2 (2) (モーニングKC)
もやしもん 7―TALES OF AGRICULTURE (7) (イブニングKC)
大奥 第4巻 (4) (ジェッツコミックス)
毎日かあさん 5 黒潮家族編
3月のライオン 2 (2) (ジェッツコミックス)
鋼の錬金術師 21 (ガンガンコミックス)
さらい屋五葉 5 (5) (IKKI COMIX)
ラノベも
彩雲国物語 黒蝶は檻にとらわれる (角川ビーンズ文庫)
前はマのつく鉄格子! (角川ビーンズ文庫)
マリア様がみてる―ハローグッバイ (コバルト文庫)
うひひ大漁。
楽しい年末年始でございました。
で、ここから新年の抱負というか、
今年やりたいことなんかを書こうかと思ったけど、
長くなっちんたんで、それは次回へ(え~~~
2008/08/17(Sun) 23:22
この1週間、
なんとなく仕事も少なく、夏休みって感じ。
で、なにをしていたかというと、
なんだかダラダラと本を読んでました。
読み返し、漫画も含めて、
この1週間ほどの間に読んだ本リスト。
中島敦「山月記」
浦沢直樹「モンスター」全巻
今野緒雪「お釈迦様もみてるー紅か白か」
東野圭吾「容疑者Xの献身」
東野圭吾「さまよう刃」
波津彬子「雨柳堂夢咄 其ノ七」
ルーシー&スティヴン ホーキング「宇宙への秘密の鍵」
手塚治虫「火の鳥 黎明編~羽衣編」
モンゴメリ「アンの青春」
二ノ宮知子「のだめカンタービレ21巻」
梨木香歩「家守綺譚」
梨木香歩「西の魔女が死んだ」
畠中恵「いっちばん」
漆原友紀「蟲師1~7巻」
こんなもんだったっけか……
順不同。
本読み過ぎると、頭がぼーっとするね。
なんとなく仕事も少なく、夏休みって感じ。
で、なにをしていたかというと、
なんだかダラダラと本を読んでました。
読み返し、漫画も含めて、
この1週間ほどの間に読んだ本リスト。
中島敦「山月記」
浦沢直樹「モンスター」全巻
今野緒雪「お釈迦様もみてるー紅か白か」
東野圭吾「容疑者Xの献身」
東野圭吾「さまよう刃」
波津彬子「雨柳堂夢咄 其ノ七」
ルーシー&スティヴン ホーキング「宇宙への秘密の鍵」
手塚治虫「火の鳥 黎明編~羽衣編」
モンゴメリ「アンの青春」
二ノ宮知子「のだめカンタービレ21巻」
梨木香歩「家守綺譚」
梨木香歩「西の魔女が死んだ」
畠中恵「いっちばん」
漆原友紀「蟲師1~7巻」
こんなもんだったっけか……
順不同。
本読み過ぎると、頭がぼーっとするね。
2007/10/11(Thu) 21:36
本業の仕事が、連絡待ちとか返事待ちとかが多くて、
なんだか時間が思うようにならない。
雑用やら出版活動でもやらなきゃなんない、
というより、やったほうがいいことは、
てんこ盛りなのに、
「デザインチェックがあと1時間もしたら戻ってくるから」とか
「今日の原稿が出たらすぐ作業だし」とか思うと、
まとまった時間が必要な作業を始める気にならない。
で、「今は待ち時間だから」ってんで、
ネットをぼーっと見て時間が過ぎていくって寸法だ。
あげくに、チェックは戻らず、原稿は出ず、
一日を棒に振る。あああああああ……!
結局は私の時間の使い方が下手ってことなんだよ。
細切れの時間でも、空いた時間は有効に使って、
やらなきゃなんないことは少しずつでも進めときゃいいのに、
なんだかんだと言い訳して、やらない。
ダメだなあ……
そんなこんなで、今日の昼間は本を読んで過ごしてしまった。
まあ、その本がおもしろかったからいいけど。
↓これ

1年で50キロの減量に成功!ですって、奥さん!
この著者の岡田斗司夫って人は、
オタク評論家=オタキングとして、
本を書いたり、テレビに出たりしてた人だ。
今までこの人の本は読んだことはなかったけど、
テレビや雑誌のコラムなんかで見る限り、
オタク文化に対する評論は的を射ていて、
私はちょっと好感を持っていたのですよ。
その太った見た目も
オタキングっていうニックネーム(?)に合っていて、
いいと思っていたんですけどね。
そのキャラに合っていた体重をどうして減らそうと思ったかは、
本を読んでもらうとして、
そのダイエットの方法が、結構いい!
さすがオタキングというか、
オタクにしかできない方法というか、
なるほどなー、うまいなーって感じでしたのですよ。
名付けて、レコーディング・ダイエット
レコーディングってのは、記録を付けるってこと。
このダイエットのキモは、とにかく記録を付けること。
何をいつどれだけ食べたか、そのカロリー、
毎日の体重、体脂肪、
あと、この人が独自に考え出した体脂肪重量ってのを
ずーーーっと記録していく。
オタクの人たちってのは、とかく、
集めたり記録を付けたり読んだり統計をとったり、
さらには、それらを元に自分で分析したりするのが好き。
っていうか、そういうことが好きな人のことを
オタクっていうんじゃないかと思うんですが、
どうすかね?
で、この人は特に食事制限をすることもなく、
まず毎日の記録を付け続けるだけで、
5ヶ月で10キロ痩せたそうです。
でもまあ、この人の場合は最初117キロあったそうだから、
10キロ痩せても107キロ。
60キロくらいの人が「やせたーい」とか言ってるのと
ちょっと違うでしょうけどね。
で、まあ、当然それだけでは終わらず、
そっからオタクらしい、統計と分析から導き出された
ダイエットが始まるんですが、
それは、本を読んでくださいませ。
おもしろかったですよ。
特に今ダイエットを必要と思ってない人でも
おもしろく読めると思います。
で、このレコーディング・ダイエットという方法、
私もちょっと経験上覚えがあって、
これほど詳細な食事記録をつけなくとも、
毎日決まった時間に体重を量るだけで、
効果を実感したことがあります。
100グラム単位くらいのちょっと細かく表示がされる
体重計がよいと思いますが、
毎日量ってると、自分の身体の調子とかクセとかが
結構わかってくるんですよ。
で、増えたときは「昨日は夜に外食だったからな」とか
減ったときは「昼にクッキーしか食べなかったからかー」とか
わかってくる。
そうすると、ちょっとしたコントロールは
自分でできるようになるわけです。
コントロールできるようになると、ちょっとおもしろい。
おもしろいから、また毎日体重を量る。
というように、持続する力にもなる。
ま、要するに、この本でも
「ダイエットは自己コントロールをできるようにすることだ」
と言っておるわけです。
で、ですね。
最初の、時間がうまく使えない話にやっと戻るわけですが、
(長ぇよ)
これも結局は自己コントロールってことだよね。
てことは、毎日自分がどんなふうに時間を使っているのか、
詳細な記録を付ければいいんじゃないのか……?
記録を付けたらきっと、
すげー無駄な時間てんこ盛りなんだろうなあ……
自己嫌悪になりそうでやだなあ……
ここのブログに付けて恥を公開しようかと思ったけど、
やっぱ内緒のファイルに付けることにするよ。
とりあえず、今日は大半を本読みで過ごしてしまいました。
上の本の他に↓これも読破。おもしろかったです。

あとはネットサーフィンとSecond Life。
仕事は全部で3時間ほど……
うぐぐ。
なんだか時間が思うようにならない。
雑用やら出版活動でもやらなきゃなんない、
というより、やったほうがいいことは、
てんこ盛りなのに、
「デザインチェックがあと1時間もしたら戻ってくるから」とか
「今日の原稿が出たらすぐ作業だし」とか思うと、
まとまった時間が必要な作業を始める気にならない。
で、「今は待ち時間だから」ってんで、
ネットをぼーっと見て時間が過ぎていくって寸法だ。
あげくに、チェックは戻らず、原稿は出ず、
一日を棒に振る。あああああああ……!
結局は私の時間の使い方が下手ってことなんだよ。
細切れの時間でも、空いた時間は有効に使って、
やらなきゃなんないことは少しずつでも進めときゃいいのに、
なんだかんだと言い訳して、やらない。
ダメだなあ……
そんなこんなで、今日の昼間は本を読んで過ごしてしまった。
まあ、その本がおもしろかったからいいけど。
↓これ

1年で50キロの減量に成功!ですって、奥さん!
この著者の岡田斗司夫って人は、
オタク評論家=オタキングとして、
本を書いたり、テレビに出たりしてた人だ。
今までこの人の本は読んだことはなかったけど、
テレビや雑誌のコラムなんかで見る限り、
オタク文化に対する評論は的を射ていて、
私はちょっと好感を持っていたのですよ。
その太った見た目も
オタキングっていうニックネーム(?)に合っていて、
いいと思っていたんですけどね。
そのキャラに合っていた体重をどうして減らそうと思ったかは、
本を読んでもらうとして、
そのダイエットの方法が、結構いい!
さすがオタキングというか、
オタクにしかできない方法というか、
なるほどなー、うまいなーって感じでしたのですよ。
名付けて、レコーディング・ダイエット
レコーディングってのは、記録を付けるってこと。
このダイエットのキモは、とにかく記録を付けること。
何をいつどれだけ食べたか、そのカロリー、
毎日の体重、体脂肪、
あと、この人が独自に考え出した体脂肪重量ってのを
ずーーーっと記録していく。
オタクの人たちってのは、とかく、
集めたり記録を付けたり読んだり統計をとったり、
さらには、それらを元に自分で分析したりするのが好き。
っていうか、そういうことが好きな人のことを
オタクっていうんじゃないかと思うんですが、
どうすかね?
で、この人は特に食事制限をすることもなく、
まず毎日の記録を付け続けるだけで、
5ヶ月で10キロ痩せたそうです。
でもまあ、この人の場合は最初117キロあったそうだから、
10キロ痩せても107キロ。
60キロくらいの人が「やせたーい」とか言ってるのと
ちょっと違うでしょうけどね。
で、まあ、当然それだけでは終わらず、
そっからオタクらしい、統計と分析から導き出された
ダイエットが始まるんですが、
それは、本を読んでくださいませ。
おもしろかったですよ。
特に今ダイエットを必要と思ってない人でも
おもしろく読めると思います。
で、このレコーディング・ダイエットという方法、
私もちょっと経験上覚えがあって、
これほど詳細な食事記録をつけなくとも、
毎日決まった時間に体重を量るだけで、
効果を実感したことがあります。
100グラム単位くらいのちょっと細かく表示がされる
体重計がよいと思いますが、
毎日量ってると、自分の身体の調子とかクセとかが
結構わかってくるんですよ。
で、増えたときは「昨日は夜に外食だったからな」とか
減ったときは「昼にクッキーしか食べなかったからかー」とか
わかってくる。
そうすると、ちょっとしたコントロールは
自分でできるようになるわけです。
コントロールできるようになると、ちょっとおもしろい。
おもしろいから、また毎日体重を量る。
というように、持続する力にもなる。
ま、要するに、この本でも
「ダイエットは自己コントロールをできるようにすることだ」
と言っておるわけです。
で、ですね。
最初の、時間がうまく使えない話にやっと戻るわけですが、
(長ぇよ)
これも結局は自己コントロールってことだよね。
てことは、毎日自分がどんなふうに時間を使っているのか、
詳細な記録を付ければいいんじゃないのか……?
記録を付けたらきっと、
すげー無駄な時間てんこ盛りなんだろうなあ……
自己嫌悪になりそうでやだなあ……
ここのブログに付けて恥を公開しようかと思ったけど、
やっぱ内緒のファイルに付けることにするよ。
とりあえず、今日は大半を本読みで過ごしてしまいました。
上の本の他に↓これも読破。おもしろかったです。

あとはネットサーフィンとSecond Life。
仕事は全部で3時間ほど……
うぐぐ。