こんなことを書くと、版元として、そんな態度はどーなのよ?
とか思われたり言われたりしそうだけど、
でもホントのことなので、書く。

本が売れない。

正しい版元営業としては、ホントは売れてなくても、
「売れてまっせー」「うはうはでっせー」
「早く買わないと売り切れまっせー」「ガンガンいきまっせー」

と、景気よくあおらなければいけないんだろうなあ……
で、まあ、そんな風にウソでもあおっているうちに、
ホントに景気よくなってくることもあるんだろうとは思う。
でも、まあ、ちょっと、ここではホントのことを書く。

多分、順番が違うのだ。
最初に本があってはいけないんですよ。
では、本の前にはなにがあればいいのか……
この答えがなかなか難しい。
まあ、一言でいえば「評判」
でも、評判て、なに?
あの、百万部売れたという「恋空」を買ったのは、
どんな人たちだったんだろう?
今話題の「姉ちゃんの詩集」を買うのは、どんな人たちだろう?

本屋の平台の前で仁王立ちになりながら、
毎日毎日そんなことを考えている。
考えながら、小説ブログエッセイブログを更新している。
この方法が正しいと思っているわけじゃない。
また私は間違っているのかもしれない。
こんなことをやっているよりも、
本を担いで書店営業にいった方がいいのかもしれない。
迷いながらやっている。
「稀人舎」の本は、どんな人が買ってくれるのだろう?
どんな人に買ってほしいのだろう?

本て、なんなんだろう?

うーーん、ちょっとマジです。面白くなくてすんません。

今日の夕飯は、年に一度のどんがら汁でした。
鶴岡の実家から鱈のどんがらを送ってもらって、
家族でいただきました。
うーん、お腹いっぱい。

今年の冬は暖かくてあまり鱈が獲れないとか。
送ってもらった鱈も半身分だったんですが、
いつもよりもちょっと小さかったような気がしました。

でも、こういうのは「もうちょっと食べたいよう~」
とかいうところでなくなるのがいいってもんで。
特にどんがらはくどいからね。
調子に乗ってあんまり食べ過ぎると、
「もう二度と食べたくない」ってことになりかねない。

一緒に送ってもらったあさつき(野菜)と
エゴ(海草で作った寒天みたいなの)もおいしゅうございました。

ごちそうさま。

あ、今年は写真撮らなかったので、
どんなのかは去年の記事を見てくだされ。

父の書いたものの文体なんかに文句つけてる場合じゃなかった。
「素戔鳴流離譚・其ノ一」がもうすぐ終わってしまう。
今「終章」。
話はまとめに入っちゃってるし。
いくら細かく分割してアップしたって、
あと数日で終わってしまうよどうしよう。
続きを書けばいいんですけどね。
話の筋は大体もうできていて、
あとは文章にしていくだけなんだけど、
まあ、その文章にするってのが大変だから、
他の創作活動してる皆さんも苦労してるわけで……
それに、他の人はどうかわからないけど、
創作って、頭の中で考えてるときが一番楽しい。
文章でも絵でもデザインでも。
考えがまとまって、それをいざ形にするとなると、
それはもう作業でしかない。
その作業がうまくいかないと泣きたくなるのだけど、
うまくいったときも、「うまくいった」という満足はあるけども、
でもそれはやっぱり作業だから、楽しい、ってのとはまた違う。
まず、手を動かせよ。
っていう、そんな感じ。
やり始めれば夢中になることもあるけれど、
その、やり始めるのが、なんというか、
もったいない
っていう感じがしてしまうんだけど、そんなこと、ないですかね?
みなさん。

「素戔鳴流離譚・其ノ一」が終わっちゃったら、
ちょっと番外編をアップしようかと思ってます。
以前に他のブログで途中まで公開してたサギリちゃんの話。
あちこち加筆修正しますので、お楽しみに。

うーーん、「稀人舎」の活動が今停滞してるので、
なんだかちょっと気持ちも停滞ぎみ。

「マレビトの引き出し2」に掲載するべく、
父の以前の著書
『ふる里つるおか飲み屋ばなし』ってのと、
『ふる里つるおか味ばなし』ってのを打ち込んでいるんですが、
これがねえ~~なんともな~~かんともな~~~
どーーーーーも読みにくいってーか、なんてーか……

具体的に言うと、まず、体言止めが多い。
リズムを作って、軽妙な感じの文体にしようってー意図によるんだろうけど、
なんか、くどい。
たまにならいいと思うんだけど、三行に一回ずつ、もしくは、
三~四つの文、連続で体言止とかにされると、なんか、もう。
あとね、ときどき文中に挟み込まれる、言い訳っていうか、
地の文っていうか……
たとえば、
「つい蛇足に走ってましった」
「何か専門家よろしくあげつらってきたが、好い加減な知識で、付け焼刃もいいところ」
「どうも矢鱈にうどんを捏ね、いや考ねまわして、コシを強くするどころか、コシ砕けになってしまったようである。私の任ではあるまい」

(ダジャレかよっ)
などなど……
そんなん言うなら書くなーーっ!!と言いたくなるのは、私だけ?
偏見かもしれないけど、父と同年代の70歳代くらいの人に、
こういう文章を書く人が多いような気がする。
そのくらいの年配の人が、「くだけた文章」を書こうとすると、
こんな風になりがちなのではないかね。
これは、なにかお手本があるんだろうか。
昔はやった作家とかでこんな風な文章書いてた人っているかな。
私が、これを父特有の文体とは思わずに、
「ああ、年配の人ってこういう文章書くよね」
と思ってしまうってことは、
よそでもこんなのを読んだことがあるんでしょうなあ。

多分ね、好みの問題なんだと思うんですよ。
こういう文体が好きな人ってのもいると思うんです。
それに、文体なんてもんにそんなにこだわらずに読む人も
多いのかもしれません。
私はなにしろ、この人の娘なもんでですね、
客観的に、この文章がいいかどうか判断できなくなっているんですよ。
なんか、文体がヘンな具合になってる部分は、
「ははーん、父ってば、照れてやがんなっ」とか
「よくわかってなくて書いてて不安になってるだろっ」とか
透けて見えちゃうし。

「マレビトの引き出し2」に連載している
『ふる里つるおか飲み屋ばなし』は、そうでもないんですが、
その後に掲載しようと思って、今打ち込んでいる
『ふる里つるおか味ばなし』の方が、その傾向が顕著だ。
薀蓄話が中心の内容だからかなあ。
自分の思い出話のときはそんなに文体が気になることはないんだけど。

まあ、一度読んでみてくださいませな。

ゆうべ、「更新できないー!」と言っていた、
「素戔鳴流離譚」は、今朝になったら復旧していて、
ゆうべの分は、今朝更新しました。ほっ
サーバ障害だったらしい。
こういうこともあるのだなあ。
いくら私個人が「がんばりまーっす」などと言っても
ネット上では、こういう、借りているサーバの障害とか、
回線がダウンとか、あと、PCがダウンとかとか……
私一人ではどうしようもないことが多々ある。

アナログとデジタルの違い?

うーん、そうじゃないな。
まあ、それも含む場合もあるけど、

スタンドアロンかネットワークかの違い

だね、これは。

ホントにたった一人で創作物を読者に届けようと思ったら、
自分で紙に書いて、自分で本を作って、
新宿の伝説の詩集売りの女の人のように、
自分で道に立って売らねばならない。
それにしたって、電車というネットワークを使っている以上、
電車が止まってしまえば、家から新宿まで行くことができない。
もっと言えば、自分とペンと紙というのも、
最小のネットワークと言えるから、
ペンと紙がなければ、どうにもならない。

インターネットというのは、今の時代、
そのネットワークの最たるものなんだけど、
作業自体はたった一人でPCに向かってポチポチやっているわけで、
どうしても、「一人でがんばってまーす」てな気分になるんだけど、
その先には、回線を維持している会社、
サーバを管理している人なんかがいてくれて初めて、
作品やらこんな駄文やらをネット上に流すことができるってわけだ。

うーーん、考えてみれば当たり前なことを
今さらしみじみと思い至る冬の夕方であった。

「素戔鳴流離譚」の方ですけどね。
管理画面に入れない。22日23時50分現在。

今日の更新はあきらめるか……
アクセスが少なくても毎日更新してたのに~
まあ、こういうこともあるか、ねえ。

あ、ブログの閲覧は普通にできるので、
ランキングのポチはよろしくです。

あと、「やきとり屋ものがたり」は更新してます。
やきとり屋を撤去したい行政側と、
生活がかかっているやきとり屋のかあちゃんたちとの攻防……
なかなか泣かせます。

えと、新しく始めたブログ「マレビトの引き出し2」ですが、
これは、目次機能というのに惹かれて、
「RAIN BLOG」という新しくできたブログシステムを
お借りしてるんですよ。

これは、たぶん個人の方がやってらっしゃるんだと思うんですが、
とある掲示板で、
「テスト運用してくれる勇者募集」
と書き込みがあってですね、
父の本からの抜粋をどうにかして公開したいと考えていた私は
「おお! 私の求めていたのはこれじゃよ~」
と、飛びついたのです。

最新の更新記事がトップにくるのがデフォになっている
現行のブログとは違い、
・記事の順番が自由に入れ替えられる、
・トップにはそのタイトルのみを表示して、
・フォルダ形式というか、入れ子にして整理できる、
・それぞれのタイトルに記事概要として短い記事をつけられる……

てな部分が特徴でしょうか。
どんなのかは、「マレビトの引き出し2」を見てみてくださいませ。

今のブログでは小説とか、順番に読んでほしいときの、
目次をうまく表示させることができるものが
見つからなくて困っていたんですよ。
いろいろテンプレとか工夫してカスタマイズすれば、
このFC2でもできるのかもしれませんが、
そこまでのスキルのない私……
勇者に立候補、ってことになるんでしょうか。
そんな大それたもんじゃないんですけどね。

このブログシステムを運用しているのがどんな方なのかは、
よくわからないんですが(笑)
こういう個人で新しいことを始めようとしている方を応援したいな、
という気持ちも、ちょっとあって……
だってですね。
私があれこれやっている「稀人舎」の活動に、
これまでホントにいろんな方が
「応援してます」とメッセージをくださり、
リンクを貼ってくださったり、あちこちにご紹介いただいたり、
「ぼくちゅう」くろわっさんに至っては、
売れるであろう、本の企画まで持ち込んでくださったり……
私もネットを通じていろいろな方に支えていただいているんだなあ、と、
このごろ特にありがたく思うんですよ。
ならば、私も応援できることは応援しちゃおう、と。
ブログシステムにおいて、新しいことをやろうとしている
「RAIN BLOG」さんのなにかお力になれたらいいかな~と思っているわけです。
このシステムが正式版になって稼動して、利用者も増えたときには、
「私はここのテスト運用やってたんだよ~」
てなことも言わせていただこうか、なんて思ってもいたり。

で、ですね。
この「RAIN BLOG」ですが、
私はこの目次機能が気に入って「マレビトの引き出し2」をやっていますが、
今のところ、ここでブログを公開しているのは、
私とブログの管理人の方の「スタッフブログ」のみ……
他にも登録してらっしゃる方はいるみたいなんですが、
更新はしてないみたいです。
ちょと寂しい……
でも、注目している方はいるみたいで、
記事をアップすると20~30くらいはすぐにカウンターが上がります。
小説の連載とか、更新順じゃない順番で記事を読んでほしいとかで、
ブログを始めようかという方は、検討してみてはいかがでしょう?

私がここに登録して4日ほどで、毎日記事をアップしてますが、
今のところ、不具合はありません。
記事をアップするときとか、
ちょっと動作が重いかな、と感じるときはありますが、
ヤフーブログに比べたら全然快適ですよ。

みんなで勇者になろう!


「さくらん」の予告、見たんですが、

いいっ!

土屋アンナ、かっこいっすーー!

観に行かねば。
公開は2月24日。
このモチベーションを1ヶ月以上持ち続けられるかが問題だ。

「武士の一分」観てきました。昨日。

内容よりも、私は木村拓哉の庄内弁にドッキドキでした……
結構、というか、かなりうまかったんですよ、キムタクの庄内弁。
で、なんでそれがドッキドキなのかというとですね。

この映画って、木村拓哉演じる主人公が失明するお話なんですね。
で、目が見えなくなったり、
あれこれあって、妻のことが信じられなくなったりと、
お話の3分の1から半分くらいの間は、
その主人公は、どうにもこうにもイライラしているわけですよ。
加えて「武士の一分を守らねばならんっ」なんて言っちゃうような、
ちょっと偏屈な性格ということでもあるわけです。

で、その、かなりうまい庄内弁でですね、
イライラした台詞をイライラした演技で言われると……
私は、実家の偏屈じいさんである父が腹を立てたときのことを
リアルに思い出してしまってですね、

「うわーん、怒らないでー」
「ぶたないでー」
「怒鳴らないでー」


と、反射的に身がすくんじゃって……

ですから、トキメキ…という意味のドッキドキではなく、
冷や汗、もしくは恐怖によるドッキドキだったんです。
まさかキムタクも、自分の演技で田舎の偏屈じいさんを思い出して
冷や汗かかれるとは思ってなかったんじゃないでしょうかね……

ま、訛りはうまかったんですが、
ところどころ、固有名詞とか言い回しが、
「それは、庄内弁では、そうは言わないだろう~」
ってな、おかしな部分もありましたけど。
でもそれは、脚本のせいですし、
固有名詞とかは全国版で公開する以上、わからないと困りますもんね。
ある程度はしょうがないんでしょうなー

木村拓哉が主演てことで、賛否両論あるようですが、
上で書いたように、全体的に主人公がイライラしてたりして暗い話なので、
ときどき挟み込まれるキムタクの現代っぽい軽い演技が救いになって、
私はよかったと思います。
それがイヤなんじゃ、という方もいるでしょうけどね。

お話の筋は、原作をほぼ忠実に再現してる感じですが、
原作よりも、夫婦の愛情ってのにより比重を置いた描き方のようでしたね。
泣かされました……

原作といえば、この映画の原作になった「盲目剣谺返し」は、
隠し剣秋風抄という短編集に収録されているんですが、
これには他に8篇の剣術モノの短編が入ってまして、
私はこの中の「孤立剣残月」ってのが、とても好きなんですよ。
ラストシーンには泣かされますっ!オススメ。
でもすごーく地味な話だから映画化は無理だろうなあ。
主人公、おっさんだし、かっこ悪いし。

読み物ブログもうひとつ、始めました。
「マレビトの引き出し2」

まずは、父が以前に出してもう絶版になっている
『ふる里つるおか飲み屋ばなし』という本からの抜粋です。
「やきとり屋ものがたり」というシリーズから、
少しずつアップしていこうかと思います。

あ、この「マレビトの引き出し2」
目次機能に惹かれて借りたブログでやってるんですが、
α版だそうですし、ちょっとよくわからない部分もあるので、
もしかしたら、早々に撤退するかもしれません。
(そしたらどうしよう……決めてないし)

父の本は面白くないっと、
このブログ内ではさんざんこき下ろしている私ですが、
それは、本の中の父の自分語り的な部分が
娘の私から見るとなんともかんともなー…てな感じなものでして、
めずらしくちょっと持ち上げさせていただくと、
昭和史というか文化史的な点から見ると、
面白く読める部分もあるのでは、と思うのですよ。
特にこの「やきとり屋ものがたり」シリーズには、
鶴岡の、今はもう姿を消してしまったやきとり屋台のことが
詳しく書かれていて、
ちょっとした小説風になっているものもあったりで、結構読ませます。

なによりもね。
好きだっただけあって、やきとりがホントにおいしそうなんだよ~。
以下、ちょいと抜粋。

 今は塩で食べる人が多くなったが、以前はタレの方が多かったような気がする。私はレバはタレが多く、ダルムはその時の気分、その他はタレよりも塩の方が合う感じである。モツのそれぞれの個性的な味は塩の方が判る。
 タレのつけ方は丁寧に焼いたところで(ただレバはかるく焼いた方がよい)タレガメにたっぷり突っ込んでもう一度火に当てる。その時の匂いが何ともいえない。更にタレをかけながら焼き、最後に又さっとタレガメに潜してすぐさま皿に乗せて出す。
 タレも味醂、粗目糖(ざらめ)、蜂蜜などを使ったり、それぞれ工夫していた。やはりワカいタレよりも使い込んだタレの方がコクがあってやきとりにも馴染んできて美味い。だから一度に新しくしないで、カメのタレが少し減ってくるとその都度補うようにしていた。
 塩焼きの方は焼く時すぐさま塩をふる。コショウ、トウガラシは好みによる。ふりかけ用の食卓塩の容器はまさにやきとり屋のためにあるといってよい程である。そしてかあちゃんたちはその塩が湿気らないように気を配るのである。
 やきとりに忘れてならないのが、ネギである。ネギだけを別に串に刺すところもあるようだが、鶴岡の屋台では大抵肉と交互に刺して焼く。ネギと肉の焼け具合が丁度一緒になるように、ネギの新鮮さ、太さや刻む長さにも心を配っている店のやきとりは大体美味いのである。



くそう~……
父は子供を連れて歩くような人ではなかったので、
私はやきとり屋には、ほとんど連れて行ってもらったことはない。
(なんのはずみか一回だけ父と二人で行ってジュースを飲んだ覚えがあるだけだ)
大人になったら行ってやるー、と実は結構楽しみにしていたのに、
なくなっちまうなんて……

タイトルにつられて来てくださった
長渕剛ファンの皆様、ごめんなさい!
私は別に長淵剛のファンではありません。

今まで長渕剛の曲をテレビ以外で聴くことはあまりなく、
コアなファンがついていて、コンサートはとても盛り上がる…
などのうわさは知っていましたが、
それ以上の長渕情報を自分から得ようとは考えない……
私は、そんな関わり方しかしてません。

でも、昨日、友人に誘われて行った、とあるショーで、
長渕剛の(1曲だけでしたが)ステージを見て、
認識を新たにしました。
ファンになってしまった、というのとはちょっと違うのですが、
単純に「スゲーなー」と感心・感服してしまったのですよ。

長渕剛、スゲーですよ。いや、ホント。

昨日見たショーというのは、
「太陽の船」という山本寛斎プロデュースのイベントです。
公式HPはこちら。in東京ドーム。
ショー自体は、山本寛斎ワールド炸裂。とにかく派手
出演者の衣装はもちろんのこと、
舞台装置も凝っていて見ごたえがありました。
なにより感心したのは、
大きなバルーンに登場人物を吊り下げて移動させたり、
高いやぐらを組んでその上に人を配置したり、
といった東京ドームの広さと高さを意識した仕掛けで、
東京ドームのような大きなハコではありがちな、
「遠くて見えねえよ」的な欠点をカバーしていたところでしょうか。
全部で7つのシーンに分かれた構成で、
ちょっと一つ一つのシーンが冗長な感じはありましたが、
あの大掛かりな仕掛けのためには仕方ないのかな、という気もします。

で、長渕剛は、このショーの応援歌というのを作った、ということで、
終わり近くに、その歌を歌うミニステージのコーナーがあったのです。
最初、寛斎が出てきて、前振りのしゃべりを始めたのですが、
そのしゃべりの中に「長渕剛」と一言出てきた時点で、
客席から「うおーー」という声が……
そんなこととはまったく知らずにいた私はびっくりでした。
ビカビカの照明とともに長渕剛が登場し、ステージが始まってみると、
観客の2割くらいが長渕剛ファンで、
昨日はそれを目当てにそのショーを見に来ていたんだ、
ということがわかりました。
だって、長渕剛がステージに登場したとたん、
立ち上がって拳振り上げてましたもん。びっくり。
その、ファンの熱さにまずびっくりした私でしたが、
ミニステージは10分~15分程度の、長い間奏はありましたが、
でもたった1曲だけのステージなのですよ、
その短い間にガーーーッと最大限に上げた長渕剛のテンションに、
またまたびっくり、ですよっ

そのショーのそれまでのシーンでは、
舞台装置や大勢のモブ(群集)なんかに目を奪われることはあっても、
観客は比較的淡々とステージを見守っているって感じだったと思うんですが、
ここへきて、最初に拳振り上げた長渕ファン以外の観客も巻き込んで、
会場が一気に盛り上がったのです。
スゲーなー、スゲーですよー。
たった一人のおっさん(失礼!)が、たった1曲の歌を歌っただけで、
アゲアゲになってしまった……
で、そのアゲアゲの渦の中で、私が考えていたことは、
やっぱ、ここまでできないと
多くの人を付いてこさせることはできないんだろうなあ…ということ。
あのですね。
もともとのファンでもない者の目から見ると、
盛り上がっている最中の人ってのは、多少アホっぽく見えるじゃないですか。
(ファンの皆様、ごめんなさい)
でもですね、そこで臆してはいかんのだなあ、と。
「俺がここまでやってんだから、お前らも付いて来いよ」
「付いてくるよな!」
っていう自信。
そんな自信を持って、パフォーマンスをやれるってことが、
一流のアーティストとしての資質なんだろうなあ、と。
まさに感服つかまつった次第でございます。

まあ、長渕剛に限らず、一流と言われているアーティストはみんな、
多かれ少なかれ、そういった資質を持っているのだと思いますが、
私は最近、ライブやコンサートから遠ざかっていたし、
昔よくライブに行っていたときも、
「あのバンドが好きだから」ってんで行っていたわけで、
集まった観客もファンだからきているっていう、
そんな会場での盛り上がりだったんですよね。
それが、全然ファンでもない人たちや知らなかった人たちも巻き込んで
盛り上げた力は「スゲーなー」の一言でございました。

あと、ってのも、いいよね。
生身の人間がすぐそこで歌っているのを見て聴けるっていうは、
これは盛り上がる。ライブならではですよ。
それは、うらやましいなあって、いつも思う。
絵や文章を書いたり作ったりする世界に身を置いている私は、
そういう、送り手と受け手が同時に
一瞬で熱くなるような経験ってのはできないんだろうなあ
と思っていたものでした……
かつて、漫画家の江口寿史(なつかすぃ)が、
ライブで漫画を描くっていう漫画を描いていたことがあって笑ったけど、
まさにそんな感じ。ネタにしかならない……

と思ってたんですけどねっ!

先日、コメントをいただいたくろわっさんの「ぼくちゅう」なんかは、
かなり、ライブに近い感覚になっているんじゃないかと思うんですよ。
そこが「ぼくちゅう」の、新しいところなんですけどね。
インターネットの普及で、ここまでやれるようになった。
では、この状況下で、本を売ることに繋がるなにかができるのか……
やっぱ、目下の私はそんなことを考えちゃうわけなんですよ。

あ、文中敬称略でございます。あしからず。

『未入籍別居婚』が、久々に売れました。
アマゾンでは4冊目、ということになりますね。
ここをご覧になっている方がご注文くださったのでしょうか。

ありがとうございます。

いや、あのね。
以前のエントリで触れたよそのサイトで書かれたように、
自慢してるわけじゃないですよ。
(まあ、そのサイトで言っているのが私のことだとしてってことですが。
でも、どう考えても私のことだ……)

4冊で自慢になんかなりませんよ。
でもね、このブログは「稀人舎」の活動記録でもありますから、
こんな規模で、こんなやり方で、こんな風に本が売れている…
ということを書いておくのは、
記録という点で意味があるんじゃないかと思っているわけです。
これから同じように出版活動をしようって人(いるのか?そんな人)にも
参考になるかも、って気持ちも。
こんなに売れないんなら、別の方法にしようって考えるかもしれませんけどね。
そういう意味でも有益かなーなんて。

でね。
アマゾンで売れるとランキングが上がるわけですが、
ここ3ヶ月売れなかった間、『未入籍別居婚』のランキングは、
ずんどこ下がり続けまして、580,000位くらいだったのですよ。
それが、おととい久しぶりに1冊売れたら、いきなり20,000位に。
まあ、またずんずん下がって、今は80.000位くらいになってるんですが、
でも、このことから考えるってーと、
だいたいアマゾンで20,000位以下のランキングの本てのは、
3ヶ月に1冊くらいのペースでしか売れない本ってことなんですよね。
で、580,000位以下のは、それ以下のペース、と。
アマゾンに登録されている書籍って、全部で200万タイトル、でしたっけ?
ほんとーに、ロングテールだよなあ……
と感慨を新たにしたことでありましたよ。



追記で訂正
アマゾンのランキングについてご指摘受けました。
ありがとうございます。
ランキング20,000位の本が3ヶ月に1冊ってことはないだろう
とのことでしたが……
えーと、20,000位というのは注文された時の瞬間風速的な順位ですから、
その瞬間に注文された本でもっと頻繁に売れているものが
20,000冊あったってこと(?)なんだと思います。
なので、売れたあとにまた注文がなければ、
あとから注文のあった本がどんどん抜かしていくわけですから、
ずんずんランキングは下がっていくってことです。
それはもう、1時間ごとに1万くらい下がります。
で、また注文があると、
またそのときのほかの注文数との兼ね合いでランクが上がる…と。
なので、
20,000位の本が3ヶ月に1冊しか売れないってことじゃないんですね。
間違ってました。ごめんなさい。

アマゾンでは常にそれくらいの注文があるってことでしょうか。すげー
まあ、ランキングをはじき出しているアルゴリズムがどんなもんなのか、
私にはわからないので、推測に過ぎないのですけど。
そんでもって注文のない間にずんずん下がって、
『未入籍別居婚』が今回注文される直前の
580,000位のあたりってのが、3ヶ月に1冊の本たち
ってことになるんでしょうかね。
また違ってるかな…?




あ、念のため申し上げておきますが、
『未入籍別居婚』は、全部で4冊しか売れてないわけじゃないですからね。

アマゾンで売れたのが4冊

ってことです。
「稀人舎」HPからご注文くださる方も結構いて、
そっちではもっと売れています。
あと、著者の月澤さんもあちこちに宣伝と直販に出向いていて、
手売りでも売っています。
まあ、まだまだではありますが、4冊だけってことはありません。
いくらなんでも……

2007年も、お正月が終わってしまい、今日から世の中は通常営業。
「稀人舎」としては、とりあえず、小説ブログ
コツコツと更新するくらいしか、やることはないかなー
などと、多少やさぐれていましたが、

がっっ!!

なんとですねえ。
その小説ブログを始める際に、私が参考にした小説ブログ
「ぼくたちと駐在さんの700日戦争」の作者の「くろわっさん」
「稀人舎」を応援したい、と、まあ涙モノのありがたいことを
おっしゃってくださって、
今大手出版社さんで進めている「ぼくちゅう」の小説の書籍化とは別に、
くろわっさんがやってらっしゃるエッセイブログの書籍化を
「稀人舎」からどうか、というお話が進んでいるのですよ!

まあぁぁっ! なんてギャンブラー!

これは……やっぱり……
がんばらねば!!
「稀人舎」今年はやりますよっ!
てゆーか、やらねば。
こんな、失敗続きのアホアホひとり出版活動を応援していただけるなんて、
それだけでもありがたいです……ホント(感涙)

とは言っても、まだまだ企画…というか、お話段階。
これから発売時期、発売形式、内容などなど、
ゆっくりじっくり詰めていくことになると思います。
途中で頓挫しないよう、なんとかやっていく所存ですので、
ハラハラしながら(ヲイ)温かく見守っていただけたら、と思います。

ネット上のくろわっさんのファンの皆様にも、
なにかしらご協力いただくこともあるかもしれません。
てゆーか、たぶんご協力いただかないと、
「稀人舎」は、基本的に私ひとりの活動なので、
大きいことはできないです。
そんときは、なにとぞよろしくお願いいたしますです。

で、「ぼくちゅう」関連で、新たにこのブログにいらっしゃる方が増えそうなので、
改めて「稀人舎」の概要をば……

「稀人舎」は、私・小林裕が個人で始めた「ひとり出版社」です。
法人じゃありません。軌道に乗ったら会社にしたいとは考えていますが。
「稀人舎」は、私が勝手につけた屋号に過ぎません。
そもそも、「稀人舎」を始めたのは、
私の父が自費出版で発行して大量に(400部)売れ残っていた、
『飲んだくれてふる里』というエッセイ集を
なんとか自力で全国展開で売りたかったからなのです。
詳しいことはこのブログの
「稀人舎の軌跡」カテゴリを最初から読んでいただくとわかりますが、
出版業界のことをよく知らないで突っ走ったために、
結局、当初目指していた書店流通は自力では無理ということになり、
自サイトでのほそぼそネット通販でやるしかありませんでした。
その宣伝のために、このブログで、ひとり出版社をやるにあたっての
失敗のアレコレなんぞをぐだぐだと書いていたところ、
あちこちの出版関係の方々から声をかけていただき、
また、「一緒にやろう!」と言ってくれるありがたい友人・月澤さんも現れて、
去年当初は「本なんて売れないから、もうやめよっかな~」
と思っていたものが、
月澤さんの本『未入籍別居婚』を発行したり、
『飲んだくれてふる里』を販売委託に出して、書店流通させたり、
一昨年の段階では個人との取引はしないと思われていたアマゾンでも
e託販売サービスなんてことを始めてくれて、
個人でもネット書店流通ができるようになったりと、
なんだか活動の場が拡がってきました。

で、去年一年、そんなことをやっていて、
(結局、本はあまり売れてはいないんですが…)
「稀人舎」を始めた当初の最終目標、というか、
出版社としてのとりあえずのゴールと思われた出版取次会社との契約
というものにちょっと疑問を持つようにもなってきました。
なにか、そのゴールとは別のカタチで、できればネット上から、
今の出版業界に食い込むことはできないものか、と今は考えています。
そこへ降って湧いたくろわっさんからの応援メッセージでした。
形のないデジタルな情報の集まりであるネットからのムーブメントで
書籍という形のあるものをどうにかできるのか……
今のところ、皆目見当が付きませんが、
なにかしら、面白いことができるのではないかと思います。
(あいかわらずの失敗も含めて、ですけどね)

がんばりますがんばります、と力瘤がぼこぼこ出てるみたいな今の私ですが、
性格上、楽しくなければがんばりも続かないので、
なにごとも楽しみながら、楽しめる範囲でやっていこうと思います。

こんな「稀人舎」をどぞよろしくです。

小説ブログ、更新中ですが、
なにが困っているって、
アクセスが増えないことはもちろんなんですが、
それよりなにより、この「素戔鳴流離譚・其ノ一」てえ話が
もうすぐ終わってしまうってことなんですよ。
今「最終決戦」。
スサノオくんがヤマタノオロチと戦うところです。
これの決着が付いてしまうと、「其ノ一」は終わりなのです。
もちろん「其ノ二」もありまして、
全体としては、「其ノ三」くらいで、終わりにしたいなあと考えていて、
だいたいのお話の筋はもうできあがっているんですが、
まだちゃんと書けてません。
連載しながら書くか……「ぼくちゅう」みたいに)
とも、ちょこっと考えているんですが、
やっぱそれはつらそうだしなあ。
できれば、ちゃんと書き上げてから分割して公開したい。

ま、要するにぐだぐだ言ってないで書けばいいんですけどね、私が。

で、それとは別に、「稀人舎」の販促ツールとして、
父が『飲んだくれてふる里』の前に自費出版で出して、
もう売り切れになっている本からの抜粋を
ネットで読めるようにしたいなあと、以前から思ってまして、
ホントは、今「素戔鳴流離譚」を連載している「マレビトの引き出し」
やるつもりだったんですよ。
でもね、父の本はエッセイ集なので、これを読みやすくするには、
「目次」がちゃんと表示できるサイトじゃないと……
これを「マレビトの引き出し」で、いくらカテゴリ分けしたとしても、
時系列に並んでしまうブログでは、
どうしてもごちゃごちゃして、読みにくそうだなあと思っていたわけなんです。

で、どうするかなあ、とこのところ考えておったのですが、
この間、目次機能を備えたブログってのを発見しまして、
まだα版なんですが、これを使ってみようかなあと思案中です。

1~2週間中には公開予定。
(ああ、また一つ管理サイトが増えてしまう……大丈夫か、私)
あ、その前に一応父に許可取らないといけないか……
ダメだとは言わないと思うけどさ。

更新してます。毎日。真面目に。
「マレビトの引き出し」

ちょっとですね。
暮れにランキングが上がってキャーキャー騒いでいた私ですが、
このところ、下がってきてしまいました……
でも、アクセスは増えてきてるんですよ。不思議ですね。
まあ、気長にやるしかないんでしょうか。

ちょっと解説しますと……
「素戔鳴流離譚・其ノ一」(すさのおりゅうりたん・そのいち)っていう、
和風ファンタジーなんですよ。連載してるモノは。
高木スサノオくんという19歳男子・大学生が主人公。
こいつが、普通の人には見えないバケモノやら神様やらが
見えちゃう体質ってことで、
あれやこれやに巻き込まれたり、異世界に行っちゃったり、
そんな体験を通じて、自分のことがわかってきたり、
精神的に成長したりっていう……

まあ、言ってみればベタなライトノベルなんですよ……

ついでに言えば、この主人公の外見は「普通」ってことにしてますが、
他の登場人物は、美少年コンビの2人の守護霊に、
美少年剣士、さらに美少女魔法使いと、
まあ、ビジュアル系てんこ盛り。
そのうち腐女子受けしそうなイラストもつけますので、乞うご期待!

でもね……

「和風ファンタジーなんて、マニアにしか受けねえよ」

と、先日知人に言われてしまいまして、
ちょーっとへこんでいたりいなかったり。

まあねえ、確かにスサノオとかヤマタノオロチとかって言われても、
「興味ねえよっ」「知らねえよっっ」って
人の方が世の中多いんでしょうなあ……
それよりも、剣と魔法と竜と姫とお城~って方が一般的かも、
とは、私も思うんですよ。
なんか、そっちの洋風ファンタジーの設定の方が、
みんなすんなり入れるみたいなんだよね。普通の人は。
なんだろう……「指輪物語」のせい?「ナルニア国物語」?
「ドラクエ」?「ファイナルファンタジー」??
はっ!?もしかして「グイン・サーガ」??(え?)

でもなあ、私が作れる世界観って、
洋風にすると薄っぺらーくなっちゃうと思うんだよね……
文化的な背景がないから。思い入れもないし。
日本人で洋風ファンタジーを面白く書ける人ってすげーなーと思う。
よほど、剣と魔法の世界が好きなんだなーって。

私はやっぱり、
スサノオ、アマテラス、ツクヨミ、ヤマタノオロチ……
の日本神話の世界が好きなんですよ。
日本古代民俗学方面も興味あるんで、あれこれ調べたりもしていたし。

でも、別に日本神話のことを知らなくても
楽しめるように書いたつもりなので、
お暇なときにはちょっと読んでみてくださいな。
ちょびっと日本神話の勉強にもなったりもするかもよ……
(いやホント)

ひとつよろしく
「マレビトの引き出し」

あけまして

おめでとうございます。


今年は「稀人舎」の飛躍の年にしたいものだと、
切に願っております。

まあ、どっちの方向に飛んでいくことになるかは、
私のことなので、さっぱりぽんと分かりませんが、
昨年と同様、暖かく見守っていただけましたら幸いに存じます。

今年の目標とか、新年の抱負とかを書こうかとも思いましたが、
なにが起こるかわからないのが「稀人舎」でございます。
飛んでいく方向も、なにが起こるかで変わってくるでしょうから、
目標など定めても無駄ってもんでございましょう。
(要するになにも決めてない……)
ま、あまり考え過ぎないように、
やりたいと思ったことは実行してみて、
失敗したらまたそこからやり直していく……
くらいの気持ちでやっていこうと思います。
もしかしたら、昨年よりさらに
さまざまな方々を巻き込んでの活動になり、
ご迷惑もさらにさらに、かけまくることになるやもしれません。
目に余るときには、優しくご指導&軌道修正していただけると、
とてもとても嬉しいです。


小説ブログは、明日(2日)の夜から更新再開でございます。
人気ブログランキングは、18位に下がってしまいましたが、
fc2ブログランキングは、なんと!ただ今5位!!
ついに「マレビトの引き出し」より上には
エッチ小説ブログだけの状態になりました!!
皆様のお力でぜひ、エッチブログを蹴散らして、
健全ライトノベル「マレビトの引き出し」を3位以内に!!

よろしくよろしくと、新年早々鬱陶しいことでしょうが、
よろよろよろしく!