文京区の千駄木に
「ふるほん結構人ミルクホール」という
喫茶店がありまして、
漫画を中心にした古本屋さんを兼ねた
喫茶店なんですが、
そこで、本の委託販売も
請け負ってくれていたんです。

おととし、「未入籍別居婚」を発行し、
一般の書店に置いてもらうのは、
どうも難しいみたいだと判断したとき、
ここの存在を知って、お願いしました。
ところが、いろいろと経営上の問題から、
このたび委託販売業務を終了します、との連絡が……

悲しいけれどしょうがないっす。
今日、本の引き取りに行って来ました。
1年ちょっとの間置いてもらいましたが、
残念ながら預けてあった、
「未入籍別居婚」5部
「飲んだくれてふる里」3部
同人誌5部
すべて戻って来てしまいました。(涙

でもまあ、
「今までありがとうございました」
とお礼を言って、引き取ってきました。
ほんとはケーキセットのひとつでも
いただきたかったんですが、
あいにくとお店は満席で、
おいしいケーキはいただけませんでした。残念。

その後、根津・千駄木あたりをぶらぶらとお散歩し、
途中「ねんねこ家」という
猫グッズ屋さんの喫茶室で
猫をかまいながらお茶をいただき、
そのまま上野まで散歩して帰ってきました。

寒くて、途中受け取った売れ残りの本が重くて、
ちと背中が痛くなったけど、
お天気がよくて、のんびりと
谷中・根津・千駄木の街並を楽しんできました。

なんか、ロハスな奥様の休日って感じ?!(うぇ

ああ、カメラ持って行けばよかった……

もうちょっとあったかくなったらまた行きましょうかね。
今年も一箱古本市に、
また参加しようかなあと思うし。
募集は3月。
忘れないようにしなくちゃ。


ここんとこ、小説ブログに載せる小説を
チクチクと書きためておりまする。
来週あたりからまた本業が忙しくなりそうだしね。
ためとかないと、また1~2回掲載しては、
しばらくお休みってな、情けないことになるから。

ブログって、ほんっっと、
更新が滞るとアクセスガタ減りするね。
顕著。

でだ、その小説「素戔鳴流離譚・其ノ二」ですが、
(あ、ちなみに「すさのおりゅうりたん・そのに」と読みますよ)
今書いてるところは、なんつうか、
世界観の説明部分つうかね、
登場人物たちがずーっと語ってばっかいるんですよ。
ちょっとここをちゃんと書いとかないと、
あとに続かないんで、我慢して書いてるんで、
読む人も我慢して読んでもらえると嬉しいですが、
読者に我慢なんてさせられないよなあ……
まあ、いいです。
あと、2~3回で、この語り部分は終わる予定なので、
その後でまとめて読んでくださっても……

でもね、読んでる方もつまんないんじゃないかと思うんですが、
書いてる方はもっとつまんないんですよ。

おまえらしゃべりすぎじゃ!
さっさと次のシーンに行かんかい!!


とか、登場人物たちに突っ込みながら書いてます。ホント。

あのね、よくある「漫画の書き方」みたいな本にね、

ネームで話を進めるな

っていう教えがあるんですよ。
漫画における「ネーム」ってのは、文字ってことね。
漫画は絵と台詞でもって話を進めていく読物だけど、
主人公の生い立ちとか、背景とか、
文字っていうか、文章で説明しなきゃならないこともある。
漫画の冒頭で主人公のアップや全身像のわきに、
四角囲みの枠があって、その中にいろいろ書いてあったりする、
あれですよ。
歴史ものとかなら
「西暦○○○○年。フランスの南に位置する△△村に、
 ひとりの女の子が誕生した。
 名前は●●。のちの▲▲▲である」
とかね。

これくらいならいいんだけど、ってか、
それをやらないと話が進まない漫画とかもあるんだけど、
でも、必要のないところまで、
それを、延々とやっちゃうことがある。
まあ、いちいち絵を描くよりも
文章でちゃちゃっとやった方が楽ってこともあるからね。
たとえば、学園恋愛ものの中で、
「あたし園村あゆ。17歳。
 ちょっとおっちょこちょいな、高校2年生。
 今年の夏こそ彼氏ゲットするぞって、
 心に誓ってるんだ!」

とか文章で書いちゃっても、
おもしろくもなんともなくないですか?
ここは、2ページくらいを使って、
主人公が高校2年生だっていうことと、
おっちょこちょいだってことくらいは、
なにかエピソードを作って、
登場人物を動かして、説明すべきなんですよ。
せっかくの漫画なんだから。

でね、私は小説書くときもこれがいつも頭にあって、
登場人物が座ったまま、ずーっとしゃべってばっかだと、
落ち着かないんですよ。
読んでて飽きないように変化付けるのも難しいし。
なので、なるべく登場人物たちはなにか動いててほしいんですが、
なかなかそうもいかないこともある。
要はバランスなんですが、
ブログの細切れ掲載だと、
そのバランスも書いててよくわかんなかったりしてさ。

ま、言い訳ですけどね。
自戒を込めて、小説書くときの注意点。

ネームで話を進めるな

これ重要。(だと思う)


「春の文学フリマ2008出店申し込み開始のお知らせ」メールが
きたので、申し込んでみましたよ。

「稀人舎」は、前回の文学フリマの抽選に落ちたんで、
今回は「優先申込ID」つうのをもらっていてですね、
このIDを書き添えて申し込むと、優先してもらえるようです。

優先申込IDを入力するだけで
『春の文学フリマ2008』への参加が
保証されるわけではありません。


て、但し書きがついてたけどな。

申し込みの他の項目に不備があれば
抽選漏れの対象となりま すのでご了承ください。


てことだから、不備がなければ大丈夫なのか?
でもなあ、もしかして落ちても、
どこが不備だったかは教えてもらえない予感……。

ま、そんなもんでしょ、という程度の認識でいた方がいいだろうと。
だって、いくらプロもアマも同列に扱いますと言っててもさ、
有名作家先生が申し込みしてきたら、
抽選落ちはさせないでしょうなあ、と思うのですよ、やっぱ。
宣伝になるし、そしたら人が集まるしね。
参加させてもらう方にしても、
来場してくれる人が多いに越したことはないわけだし。
広告塔はいてほしいけど、
でも、それで自分が抽選に漏れるのはいやだ、とかのホンネは
ぐっと堪えておきますです。

で、その抽選の結果は、2月下旬~3月上旬頃に来るそうです。
本番は5月11日(日)
会場はいつもの東京都中小企業振興公社 秋葉原庁舎

「稀人舎」は、既刊本に加えて、
去年から私があれこれやってる、
SecondLifeで本を売るっていうことの体験談を
小冊子にまとめて出そうかな、と考え中。
コピー誌になるだろうけどね。
だって、一昨年やってわかったけど、
印刷するほど売れないんだもの……ちっ。

まあ、5月までまだ日があるので、
その間に「稀人舎」になんか変化があったら、
いろいろ変わってくるかもしれませんけどね。

とりあえず、抽選の結果はまたここで報告しますので、
もし出店できることになったら、よろしくですよ。


この年末年始休みの間に、
やりたいことはいっぱいあったんだよ。
11月から12月にかけては、
本業が思いのほか忙しくて、
いろんなことが後回しになっていたからね。
小説ブログの小説も書き溜めておきたかったし、
それに付けるイラストも描こうと思ってた。

……思ってた、ってことはーーー

はあ、できませんでした。

できませんでしたともっ!
以下言い訳。

先月の20日くらい(本業の仕事が一段落したころ)に、
7年くらい使い続けたモニターが、挙動不審に。
PCの電源を入れた時に、ちゃんと表示されない。
なんか、ビカビカ赤い光を発射したかと思うと、
プツン~と切れる。
モニターの方の電源を何度か入れ直すと
しぶしぶって感じで画面が現れるんだけど、
たまに、ビカッと赤いシマシマが現れたり、
ときどき、画面全体が緑っぽくなったり……
こりゃ寿命かなあ、と思っていたら、
暮れも押し詰まっての28日には、
画面の真ん中に縦に一本の光の筋が!
これは、電源を入れ直しても消えない。
PCの方からいろいろ設定とかし直しても消えない。

うわーーん!

こりゃやばいでしょってことで、
新モニター探しで暮れは終わり、
なんとか今の時点で性能、機能、価格とか、
どうにか折り合いのつくモノを見つけたところで除夜の鐘。
新年初売りの秋葉原を歩き回るも、
ネットショップよりも安いところはなく、
4日の夜になって、ネットでやっと注文。
昨日、届いてセットアップ。

そんなこんなで、年末年始休みは、
新モニター購入に振り回されちまいました。

なかなか決断できなかった自分が悪いんですがね、
なにせ、今まで使っていたのはCRT(ブラウン管)のモニター。
新しく買うならやっぱ液晶だろ、と、
(てか、もうCRTなんて売ってないし……)
今まで、液晶モニターの特性なんかまったく知らなかったもんで、
あれこれ勉強しなきゃならないことがいっぱいだったんですよ。

なんとか、今私が出せる金額の範囲内で、
納得できるものを買えたと思いますが、

散財。

新年早々、先が思いやられるぜ。はあ。


……というわけで、この休み、なんもしてません。
言い訳終わり。


しかし、私がこんな、モニターひとつに振り回されて、
ぼけぼけの正月を過ごしているうちに、
世間は動いているようで、
去年からいろいろと騒がれていた、
あの、自費出版商法で有名な会社が
民事再生法を申請したそうです。
http://love6.2ch.net/test/read.cgi/bookall/1173693110/l50
http://www.tdb.co.jp/tosan/syosai/2515.html
民事再生法ちゅうのは、裁判所の監督下で
経営の再建をするってことらしいけど、
それも、申請が認められればってことらしい。
認められなかったらどうなるのか、それはわからない。
全然詳しくないので、間違ってるかも。すんません。

いわゆるこの自費出版商法ってのは、
私の父も引っかかりそうになったし、
そもそもそれがきっかけで、
私は「稀人舎」を始める羽目になったものだから、
それなりにこのニュースには注目している。

でね。
上のニュースの絡みで検索して、
このブログにたどり着く人もいるかと思うんだけど、
私がここで言いたいのは、

本を作って売るのは個人でもできますよ。

ってこと。
このブログでの私のアホアホ失敗談を読んでいただければ、
わかると思う。
流通は限定されるし、ちゃんとした出版社がやるような、
宣伝や営業はできないけどね。
でも、書店に並んでいる本と同じような体裁を整えることは、
別に個人だからできないなんてことはない。
今はこうしてネットでいろいろ発言したり、
宣伝したりもできるしさ。
ただまあ、そんな労力は使えないけど、
お金なら出せるってんなら、それは個人の自由だから、
納得できる内容かどうか確認の上で、
いろいろやってくれる会社に頼むのも手だとは思うけど。

しかしね。
そういう、本を作って売るっていうサービスをする会社のHPでの、
宣伝文句なんかを見てて、私はずーっと気になってることがある。
それは、

国会図書館に納本して、
あなたの本が永久に保存され閲覧できるようになります。


っていう宣伝文句。
国会図書館への納本は、
特定の会社に頼まなくても誰でもできるんですよ。
てゆうか、自費出版とか商業出版とかに関わらず、
日本国内で発行された本に関しては、
発行者が納本するのが義務なんですってよ。
納本制度 ←参照
なので、そのことをさも、
その会社との契約による特典のように言っている、
宣伝文句を見ると、ちょっとなんだかなあ、と思うんですよ。
ま、些末なことですけどね。
他のいろんな契約内容は会社によって違うでしょうし、
本を作りたい人もそれぞれでしょうから、
契約の落としどころというか、なにに価値を見いだすかは、
人それぞれでしょうけど、
この、国会図書館へ納本に関しては、
私としては、全然価値ないんじゃないかと思うんですが、
どうなんでしょう??
だって、自分で送っちゃえば終わりだよ?
費用は送料のみだよ?
で、納本係あてに本を送ると、
「納本ありがとうございます」ってな、丁寧なお礼状と、
その本の情報を載せた「日本全国書誌」っていう冊子を
送ってきてくれる。
国会図書館のサイトの書誌一覧にも載る。
全然特別なことじゃないですよ。

そんなようなことも含めて、
ネットだけでも調べられることはいっぱいあるので、
いろいろ調査検討して、
自費出版の契約はした方がいいんじゃないかと、
私は思います。

調べてるうちに、
「なんだ、自分でもできるじゃん」
てことになったとしたら、
あなたも今日から個人出版業の仲間ですよ。
なんてね。
でも、そういう人がいっぱい出てくれば、
なんか閉鎖的でよくわからない出版業界も、
変わってくるんじゃないかと淡い期待をしている私なのです。

一緒にがんばりましょう~よ~


追記
国会図書館に納本したときに送ってきてた
「日本全国書誌」てのは、贈呈終了になっちゃったようです。
『日本全国書誌』冊子体の終刊及び贈呈の終了について ←参照

新年あけましておめでとうございます。

本年もまた、いろんな方々にお世話になることと思います。
「稀人舎」を昨年同様、どうぞよろしくお願いいたします。

今年は「稀人舎」、三年目です。
ここらでちょいとターニングポイントとか言えるような出来事があると
いいのになあ、と他人事のように思ったりもしていますが、
まあ、相変わらず、ゆるゆるとやっていくことと思います。
生暖かく見守っていただければ幸いに存じまする。