こないだの文学フリマのときに、
【稀人舎】のブースを密林社さんが
訪ねてきてくださいました。
うちが「未入籍別居婚」を売るのに利用している
Amazonのe託販売サービスの話を
聞きたいということでした。

密林社さんというのは、
さきごろから、
同人誌をAmazonに出品するお手伝いをします。
というサービスを始めたサイトです。

私は23日の文学フリマの数日前に、
twitter経由でだったか、
そのサイトのことを知って、
「ほほお、またおもしろそうなことを
 始めた人(会社?)が出てきたなあ」
と、思っていたのです。
よそのe託販売サービス代行業者よりも
ずいぶん手数料が安いのにもちょっと注目してました。
(e託販売サービスの代行業者って、すごく手数料が高いんですよ。
 まあ、そんだけないとペイできなくて商売にならないってのはわかるけど、
 そんな金出すなら自分でやっちゃうよなあ、といつも思ってたんだよね)

でも同人誌でできるのかなあ、とかも思ったり。

で、ブースに訪ねてきてくれた方は、
最初「密林社さん」とは名乗らずにお話されてたんで、
あたしゃあまた、
自費出版ビジネスで一緒にひと山当てよう的な
お話かと思いましてね、思いっきり警戒してました。
ごめんなさい。

でも、いろいろお話してるうちに、
その方が「密林社さん」の中の人だということがわかり、
なーんだ知ってるよ、と。

今まで本を作ったり売ったりしたことのない
まったくの素人相手に
「本を作ります」「売ります」というのではなく、
すでに作ってある同人誌を売ります、というのが
新しいし、「いいかも」と思いました。

同人誌を作って即売会などで売ったことのある人って
「自分の本を作って売る」ということに、
過度の期待をしないような気がするんですよ。
自分で印刷屋さんに原稿やデータを持ち込んで
本にするまでの面倒さや苦労も知ってるし、
そんなに簡単に売れないということも知ってる人が
ほとんどでしょう。

そういう人達にとって、
Amazonで扱われるということは、特別なことではなくて、
販路がひとつ増える、くらいのことなんじゃないでしょうか。
それが高くはない手数料でできるなら、
いいんじゃないかと思います。

というわけで、左側に「密林社さん」の
リンクを貼ってみました。
興味のある方は見てみてください。


23日、第十回文学フリマ、無事終了しました。

【稀人舎】のブースにお立ち寄りくださった方、
本を買ってくださった方、
本当にありがとうございました。

今回は、文学フリマ参加6回目にして、
初体験なことがありました。

当日のエントリでも取り急ぎ書きましたが、
当【稀人舎】の同人誌「稀人舎通信」は、
なんと! 

ほぼ完売!!

ああ、びっくり。

「ほぼ」というのはですね。
私が最初、持ち込んだのは、
新刊「稀人舎通信・5号」は、70部、
「4号」は、3部、
「3号」は、5部、
「2号」は、3部、
でした。

結果、
「5号」75部
「4号」9部、
「3号」9部、
「2号」2部、
「未入籍別居婚」5部。

おや? なんと持ち込んだ分よりも売れてます。

えーとですね、
11時会場で、お昼までの1時間ほどの間に、
「5号」30部近く、
「4号」「3号」は、なくなっちまったよ、おい、
という状態に。
そしたら、店番してくれてた金井さんが
「研究室にまだあるから、取ってくる!」
と、なんとも素早い対応で、早稲田まで往復して、
「4号」「3号」とも7部ずつ持ってきてくれたのです。
最終的には、「4号」1部、「3号」3部が残ったってことですね。
「2号」は、1部残り。

ありがとう! 金井さん!

んでもって、「5号」もどんどこ売れていき、
終了1時間前、3時過ぎには70部完売!
やたーー!
しかし、まだまだお客さんは来る。
そんじゃあってんで、
月澤さんが、朝の時点で著者分として渡していた中から
5部を出してくださいました。

あああ、ありがとうありがとう。

で、その5部も綺麗になくなりました。
最後の1部は、「終了!」のアナウンスと共に売れていきました。

というわけで「ほぼ」完売。
金井さんが追加で持ってくださった
「4号」「3号」がちょびっとずつ残ったわけですが、
私が最初に持ってった分は売れた勘定です。
あと、「未入籍別居婚」も5部売れました。
千円の単行本なのに、5部。すごいと思う。

ああ、びっくりした。

だってね、前回までは、
新刊が、売れてせいぜい30部だったんだよ。
既刊本なんか、1部ずつとかさ。
「未入籍別居婚」も1部とか2部とか。
そんなもんだったんです。
今回「5号」を70部持ち込んだのだって、
ちょうどいい箱がなくてさ(オイ
えーい、まとめて送っちゃえ!ってので、
70部だったんだもの。
「ほとんど送り返すことになるんだろうなあ」
って、思いながら荷造りしたんですが、
会場から送り返したのは、ほとんど「ゴミ」でした。

今回の「5号」の特集が、
「男の子たちはナニを読んできたのか」
ってので、それがアピールしたんだろうってのと、
ブースにA3版のパネル立てて、
それには

「中二男子はこれを読め!」

っていうアオリ文句を入れたんですね。
この「中二」ってのが目を引いたんじゃ、
ってのがメンバーたちの推測でしたが、
バックナンバーも一緒に売れていったのが、
へえ~って感じでしたね。
勢いってあるんだなあ、と。

で、
もしかして【稀人舎】キテル? ブレーク?
どどどどうする?

なんつって舞い上がりつつ帰ってきて翌日の月曜日、
twitterで、他のサークルさん達の報告やらなんやらを
見ていたら、よその完売サークルさんは、
250部!とか(しかも値段が1800円!)、
単行本が130部!とか、
電子書籍部では、1400とかとか!!

ああああああ、すみませんすみません。
別に【稀人舎】がキテたわけじゃないですね。
言ってみれば文学フリマがキテたんです。
普通に100部200部を完売する力のあるサークルが
たくさん参加するようになって、
それらの実力派サークルさん達のおかげで、
お客さんがたくさん来てくださり、
【稀人舎】も、そのおこぼれにあずかったと、
こういうことなんですよね。
それがわかって、ちょびっとしょんぼりもしましたが、
でも、そんな人気のイベントに参加できて、
そのおこぼれにでもあずかることができるということは、
本当にありがたいことだと思います。
ありがとうございます。
次回も抽選にしないで希望者はみんな出店できるようにと、
事務局の方も考えてくださっているようですし、
【稀人舎】も実力派サークルの仲間入りができるように、
なんとかがんばって、参加し続けていきたいと思います。
継続は力なり、でもありますし。


しかしね……
よそに比べれば全然大したことのない
売り部数だったとはいえ、
今までの3倍以上の部数が売れた今回の文学フリマ、
はっきり言って、忙しかったです!
いや、即売会で忙しいってのは嬉しいことなんですけどね。
いつもは、開場の11時から終了の4時まで、
半分くらいの間はブースに座り込んで、
ぼけーっとしたりおしゃべりしたり、
んでもって、あとの半分は会場内を回って本を物色し、
お昼もゆっくり食べて……
とかしてるんですが、
なんか、そんな暇ない!
ブースの前にはほぼ常にお客さんが!
まあ、店番は交代でやったんで、
少しは他のブースも見て回ったりもしたんですが、
なんか気になっちゃうもんで、のんびりしていられない。
私を訪ねて来てくれる人もちらほらいるし。
う~~ん、そう考えると、
200部以上とか売れてるところって、
もうもう、もんのすごい忙しさなんだろうなあ、と、
そんなことを思ったりもしました。
みなさん、本当にお疲れさまでした。

次回の文学フリマは、12月5日の予定だそうです。
【稀人舎】も、また新刊「稀人舎通信・6号」を作って、
参加したいと思っています。
どうぞよろしくお願いします。

「6号」の特集は、

「萌え」または「腐女子」です!

乞う御期待!!


http://d.hatena.ne.jp/jugoya/20100523
↑こちらのトラックバックでもいろんな方達が
今回の文学フリマの感想を書いてます。

文学フリマは、大盛況のうちに終了。
新刊本「稀人舎通信5号」は、なんと完売!
【稀人舎】ブースにお立ち寄りくださった方、
お買い上げくださった方、
本当にありがとうございました。

【稀人舎】は、いつものように女子飲みで打ち上げ、
いい気分で帰ってきました。

詳しい報告はまた後日~

5号できた

5月23日の文学フリマで販売予定の
「稀人舎通信・5号」です。
【稀人舎】のブースは、U-14

いよいよ明後日ですねー
文学フリマ。

今回は、上に画像を出してる「稀人舎通信・5号」の他に、
バックナンバー「3号」「4号」と、
月澤黎の「未入籍別居婚」
小宮山昭一の「飲んだくれてふる里」
販売します。

「飲んだくれてふる里」は、
書店から返本されてきて、
カバーにこすれや傷のあるものを
半額の800円というお得価格で販売します。
ハードカバーが800円!
お買い得ですよー

他には、
川口晴美さんが関わっている
現代詩の小冊子「ただいま」

それと、友人のイラストの委託販売もします。

また、amazonのkindle storeで販売中の
伊豆介八の作品集「施餓鬼(For Suffering Spirits)」
宣伝にkindle現物も持ち込んでデモやります。
その場で買ってすぐ読める、
kindleの便利さを体験するいい機会じゃないでしょうか。
kindleユーザーの方はぜひお持ちください。


あとですね。
現在話題沸騰中の
「非実在青少年問題」
コピー誌作りました!

コピー誌・表紙

約70部、無料配布します!
中身は、前半部分に
「改正案に私が反対する理由」として、
主に親としての立場からの反対意見を載せました。

コピー誌中身1

この記事は、「稀人舎通信5号」本誌にも
同じものが載っています。

それにプラスして、後半は、
都が発表した「質問回答集」をおちょくった
2ページほどのBL風味漫画と
その解説記事を載せました。

コピー誌中身2

大したことはないですが、
「あぁ…はぁ……」とか
「やっ……そん……」とか言ってる
場面ありですので、
BL漫画が苦手という方にはおススメしません。
そんなの全然おっけーです!
むしろウエルカム!
という方は、【稀人舎】のブース「U-14」で、
お受け取りください。


それでは、23日は大田区産業プラザPiO
ブース「U-14」でお待ちしております。

よろしくお願いします!


5号できた

5月23日の文学フリマで販売予定の
「稀人舎通信・5号」です。
当日の【稀人舎】のブースは、U-14

できたできた~(嬉)
予定よりも2日も早く届いた。
ありがとう! ポプルスさん!

ざっと見たところ、大間違いもないようで、
ひと安心です。
今回は、全部で116ページ。
前回よりも分厚いので、なんかずっしりです。ほほほ。

分厚いですが、お値段据え置き300円

お得ですよ。


以下、中身のタイトルページを順番にご紹介。

↓座談会
5号・座談会

↓座談会参加者による学級文庫
5号・学級文庫 5号・学級文庫2


↓紅野敏郎氏インタビュー
5号・紅野氏インタビュー

↓星野人史氏インタビュー
5号・星野氏インタビュー

↓非実在青少年問題
5号・非実在青少年問題

↓月澤黎「のだめ・スピンアウトノベル」
5号・月澤小説

↓山口恵「エッセイ」
5号・山口エッセイ

↓伊豆介八「漫画」
5号・漫画

画像をクリックすると大きく表示されるはずですので、
ちょこっと立ち読みもできるかと。


23日は、文学フリマで実際にお手に取ってみてください。
よろしくです。

5号表紙その2

5月23日の文学フリマで販売予定の
「稀人舎通信・5号」です。
当日の【稀人舎】のブースは、U-14

夕べ、印刷用PDFデータを
印刷屋さんへWEB入稿完了しました!
はあ、簡単。
ポチッとな、で入稿完了だもんな。
簡単過ぎてドキドキする。

しかし、いつものごとく、入稿前は、
何度見ても誤字が見つかるエンドレス校正にハマり、
泣きそうになりました。
加えて、今回は
「非実在青少年問題」なんつう、時事ネタ文章を
書いたりしちまったおかげで、
こっちは、誤字ってよりも誤記がないか、
不適切な表記がないか、
何度も見ては何度も書き直し見直し書き直し見直し書き直し……
吐きそうでした。
てなくらい、これは頑張って書いたんで、
「非実在青少年問題」に興味のある方は
ぜひお手に取ってみていただきたいなあ、と。

入稿翌日、ゆうべのエンドレス校正の疲れで
今日はボケーッと過ごしております。
今日くらいいいよね、今日くらい……
しかし、この、入稿してから本が刷り上がるまでの数日間が
一番ドッキドキの小心者なんですけどね。

あとは、ポスターとか看板とか作んなきゃだなあ。
余力があったら「非実在青少年問題」のコピー誌作りたいんだけど、
余力って、どこに売ってるの?

5号表紙その2

5月23日の文学フリマで販売予定の
「稀人舎通信・5号」です。

今回、金井さんがインタビューしてくださった
紅野敏郎氏と星野人史氏の
プロフィールを紹介します。

紅野敏郎氏プロフィール
こうの・としろう。1922年生まれ。兵庫県出身。早稲田大学名誉教授。日本近代文学館常務理事。山梨県立文学館館長をつとめる。著書に『文学史の園―一九一〇年代―』、『昭和文学の水脈』、『貫く棒の如きもの―白樺・早稲田・文学館―』『學鐙を読む』(正・続)など。

星野人史氏プロフィール
ほしの・ひとし。1948年生まれ。東京都出身。珊瑚舎スコーレ代表。1996年、埼玉県の私立高校の校長を退職。1997年に那覇に移住し、学校設立のために活動を開始。2001年、珊瑚舎スコーレ高等部・専門部・中等部を開設。2004年、沖縄初の夜間中学校を開設。琉球大学非常勤講師。

うーーむ。
金井さんの人脈に感謝。
うちみたいな少部数、ほそぼそ同人誌に登場して
よかったんでしょうか……
お二方ともご自分が小学生から中学生だったころに
読んだ本のことを実体験とともに語ってくださっています。
なにせ
「75年前の中学生」と「50年前の中学生」ですからねー。
お話が濃い~ですよ。
乞う御期待です!

5号表紙その2

5月23日の文学フリマで販売予定の
「稀人舎通信・5号」です。

表紙に入れる文字ちょこっと変えました。

「中二男子はこれを読め!
 裏学級文庫」


ってのを加えました。

座談会参加者のみんなに、
「中二の男の子たちに
 オススメするとしたらどんな本?」
ってお題で「裏・学級文庫」として
リストを作ってもらったのです。
これがなかなか濃い感じになったので、
本当にリアルの中坊にも見てもらいたいなあと、
そう思ったんで、
表紙にもアオリ文句を入れてみたんですよ。

別に男子に限ったことじゃないんですけどね、
中学生のお子さんをお持ちの方(私だよ!)、
学級文庫にお悩みの先生方、
なんかおもしろい本ない?という
リアル中学生の方々……
参考になりますよー
ぜひともご覧くださいませ!(宣伝宣伝)

他の記事の原稿もほぼ入り、
今、校正を見てもらっているところです。
あとひとつだけ未着の原稿があるんですけどね。
連休明けに届く予定です。
それ届いたら速攻流し込んで校正して、
11日には入稿データ送っちゃいます。
今はその原稿待ちの、校正戻り待ちで、
ちょっと待ち時間なんで、
自分が書いた記事「非実在青少年問題」を
何度も見て書き直したりなんだりしています。
キリがないです。ううう。

「非実在青少年問題」は、
広くいろんな人にも読んでもらいたい内容なので、
そのうちここにもアップしようかと思います。

「親として改正案に反対」

という方が少ないので、
意見表明できる人はした方がいいということなんですよね。
まあ、これにはいろいろと微妙な問題があるんですが、
どうせ「稀人舎通信」にも載せちゃうことだし、
そのくらいはここにアップしてもいいかなと。
「微妙な問題」というやつについては、
またそのうちダラダラと書くかもしれませんけどね。


そんなこんなで入稿まであと1週間。
できるのかできるか。