8号表紙1014

11月3日は文学フリマへ。
「稀人舎」は、オ-03 です。
新刊【稀人舎通信8号】は500円。



文学フリマでの「稀人舎」の一押しは
当然、新刊の【稀人舎通信8号】ですが、
その他に、私が趣味で作った和綴じ本も
持っていきます。

↓こんな

和綴じ本

↓中身はこんな

和綴じ本中身

4冊、表紙や中ページの紙を変えて、
それぞれ中ページの飾り罫の色も変えてあります。

↓こんな

中ページプリント

あ、一番上の写真には5冊写ってますが、
1冊は試作品。
つうか、作ってみてから、
中身の漢字用字用語の不統一に気付いたという……。

和綴じ本て一度作ってみたかったんですよ。
昔から好きでいろいろ集めた和紙も
いっぱいあったし、
本文用のレーザープリンタに通せる和紙だけ買ってくれば
作れるじゃん~って思ったりもして。
ホントは和綴じ本だけじゃなくて、
他の作り方の手作り本も
いろいろ作ってみたいんですが、
今回は和綴じ5冊で力尽きました。
他の形のはまた今度。(今度があるのか?)

これは、材料費とプリント代ですでに
結構原価がかかってますし、
ま、趣味の本てことで、

1冊1500円


で売ろうかと思っています。
ま、売れなくとも客寄せとして置いておいて、
興味のある方は手にとって見ていただければと
思います。

で、肝心の内容はですね。
もう10年も前に私が書いて、
それから折に触れて開いてはちょこちょこと
書き直し書き加えていた、
日本神話をモチーフにしたイメージが連想ゲーム的に
連なっている散文詩? 幻想小説?
いや、「小説」ではないな。
たんなる「イメージ」みたいな、そんな文章です。

「素戔嗚流離譚◆序」とタイトルが付いていますが、
【稀人舎通信】の創刊号に掲載した
ファンタジー小説「素戔嗚流離譚」のもとになった
イメージでもあります。

あ、「素戔嗚流離譚」はここで読めます。
小説をブログ連載してるんで読みにくくてすみません。
これも続きを書いてちゃんと本にしたいなあという
野望もあるんですけどね……。
あ、今だったら電子書籍って手もあるか。
どうしようかなあ。

なんにしろ、私が続きを書かないことには
どうしようもないんですよ。
一応、話の最後まではできてるんですけどね、
書く時間と気力がないという、なんという大作家(笑)。
すみません。


で、昨日(28日)は、冬コミの当落発表の日でした。
当選しちゃいましたよ。
コピー誌になるかと思いますが、新刊出します。
こっちの内容はジュリーです。
コミケの詳しい内容はtwitterでこっそりと。
「なにそれ!?」という方は、
twitterで、私をフォローの上、
「コミケでジュリーって?」とリプライしてください。
こっそりDMでお答えします。
あ、ツイッターやら、ようやらんという方は、
このブログのコメント欄で、
「管理者にだけ表示を許可」にチェックを入れて
連絡先を教えてくださってもよいです。

よろしくです。




8号表紙1014

11月3日は文学フリマへ。
「稀人舎」は、オ-03 です。


本、完成しました。

完成

ほほほ。
最初イラストだけ見たときは、
ちょっと地味かなと思ったんですが、
結構、かわいくいい感じになりましたね。

今回から文学フリマは会場が変わって、東京流通センター

1階2階と分かれますが、
蒲田と違って、1階も2階も広さは同じで、
アクセスもそんなに違わなそう。
しかも、こないだも書いたように
今回は入口すぐのお誕生席という、
なんだかやけにいい場所をもらっちまって、
どれだけ売れるのか、さっぱり見当が付きません。
わからないときは、たくさん売れる方に賭けるという
楽観主義の私ですからね、たくさん持ち込みます。
バックナンバーも合わせて、全部で200部くらい。
新刊の【8号】は120部くらい。
バックナンバーは、
【5号】6部(もうこれで最後か?)
【6号】36部
【7号】36部
ああ、在庫とか今度ちゃんと調べとかないとなー。

でっかい箱2つ分です。
手付かずで送り返すのは悲しいので、
みなさん、買ってください。
よろしくお願いします。

看板も作りました。↓こんな。

8号看板


あ、あとね、手作り和綴じ本も売ります。
詳細は明日。



8号表紙1014

11月3日は文学フリマへ。
「稀人舎」は、オ-03 です。

【8号】は今頃製本されてるころだろうか。
昨日(25日)に印刷の予定って言ってたから、
今日はインクを乾かしてるところ?
印刷屋さんに行って作業を見守りたい気分だよ。
印刷工程もおもしろそうだしな。
こないだ、その印刷屋さんの工場見学に
行ってきたんだけど、すんごくおもしろかった。
こないだは実際に印刷する前の、
データチェックとか刷版作るとことか
検版のところしか見てこなかったけど、
また機会があったら、今度は印刷機の方を見てみたい。

てなわけで、なにからなにまで自分でやりたい私。
やっぱり手作り本も作ろうってんで、
レーザープリンタに通る和紙も買ってきましたほほほ。
3冊~4冊分くらいかなあ。
1冊1500円とか?(高い!)
誰が買うのか。ま、売れなくてもいいや。
作ることが目的ってことで。

メインの【稀人舎通信8号】の他には、
そんなヘンテコなアイテムも並べますが、
バックナンバーも持っていきます。
【5号】【6号】【7号】各20部くらい?
荷物に余裕があったらもうちょっと持っていくか。
腐女子特集の【6号】は前回もよく売れたから、
50部くらい持ち込むかも。

【5号】【6号】【7号】は、アマゾンでも買えますよ。

  

【5号】と【7号】の
「なか見!検索」がうまく表示されないようですが、
私だけですかね?
こちらで送ったPDFになにか不具合があったんでしょうか。
問い合わせてみるかなあ。
ちょっと面倒だなあ。
とか言ってちゃいかんのだろうなあ。


8号表紙1014

11月3日は文学フリマへ。
「稀人舎」は、オ-03 です。

昨日、印刷屋のお兄さんが校正紙を取りに来て、
もう泣いても笑っても、納品まではなにもできない。
金曜日の午後には届くそうです。
【稀人舎通信8号】

もう、表紙さえ間違ってなければいいや状態。
……間違ってませんかね(オロオロ

印刷屋さん変えて、ちゃんとチェックしながら
やってくれるようになって、安心なんだけど、
でもドキドキが増えた気がする。
心臓に悪い。ああ。

例によっていっぱい刷っちゃったんでね、
11月3日は、よろしくお願いいたします。


さて……
もうすっかり終わってあとは11月3日を待つばかり、
とか思ってたけど、よく考えたらまだ10日もある。
なんか手作り本でも作ろうかなあ~という気持ちが
湧いてきたんだけど、どうしようかなあ。
コンテンツは、数年前に私が書いた散文詩風幻想小説?
これをちょっと凝った紙にプリントして、
和綴じ本にして表紙に和紙や布貼ったりして……
ああ、楽しそう。
売れないだろうけど、作るのが楽しそう。
どうしようかなあ~~


8号表紙1014

11月3日は文学フリマへ。
「稀人舎」は、オ-03 です。


おととい(19日)に印刷屋さんにデータを渡した
【稀人舎通信8号】の試し刷りがあがってきました。
早い。

8号試し刷り

ザザッと見たところでは、
乱丁とかサイズ違いとか、
前回やらかした画像RGBとか、
見た目がしょうもないことになってる
間違いはない模様。

文字はねえ……
こんだけ文字ばっかりの本は、
どこかしらあるんですよ、誤字脱字。
普通に本屋さんに売ってる本だってあります。
文字校正は基本的に人間がやるしかないですからね。
人間のやることですから、見落としはあります。
てなわけで(言い訳完了)、文字はもう見ません。
見たら発見しちゃうし、
発見したら直したくなる。
キリがありません。
文字に関しては、
18日にやった文字校正で校了ってことで。
あとで、なにかとんでもな間違いがあったら、
訂正紙を挟みます。カッコ悪いけど。

しかし、表紙のカラー刷りは綺麗ですな。
やっぱオフセット。発色がいいです。
今号は秋らしく黄色基調で。
表4側はパープルです。
「恋愛」特集ってことで。(なぜ?

その特集以外の作品のご紹介です。

山口恵さんのエッセイ「私と世界の結び目」

8号恵エッセイ
(クリックで拡大します)

これはね、最後で泣きます。
私は泣きました。グッときました。
泣けるエッセイです。いいです。


連載漫画「プラグド09:ループ」

8号プラグド
(クリックで拡大します)

もう2~3回で完結だって作者は言ってるんですが、
ますます謎は深まるばかり。
完結したら単行本にしようと
手ぐすね引いてるんですがね。


そして、今号の目玉。
金井景子さんの短編小説
「花びらを蒔くまで」

8号金井小説
(クリックで拡大します)

いやもう、これはね、
「珠玉の」とか「静謐な」とか
そんな形容詞を付けたくなる一遍です。
文学です。
読んでいて気持ちよく、読後感も複雑な余韻があって
とてもいい作品だと思います。
こんな(とか言っちゃいかんか?)同人誌に載せるのは
もったいないのではないかと思っちゃう、
そんな作品です。

乞うご期待。


では、11月3日は文学フリマ
オ-03ブースでお待ちしてます。



8号表紙1014

11月3日は文学フリマへ。
「稀人舎」は、オ-03 です。


【稀人舎通信8号】は、
昨日、川口さん山口さんと私で、
最終的な全体の文字校正をしまして、
もうデータにしてCD-ROMに焼いちゃって、
出力見本もプリントアウトして、準備完了。

今まさに、印刷屋の営業にいさんを
待っているところです。

はうあ、ドキドキ。

今回は、本文8折、128ページ。
そのうち60ページが座談会という、
なんでかわからんけど、歴代最長の座談会となりました。
録音の長さとかは、腐女子特集の【6号】の方が長いし、
今回は、もんのすごいプライベートな話も出まくりで、
かなり文字に起こさなかった部分があるんだけどね。
なんでだ?

でも、昨日文字校正しながらも、
3人で爆笑してたように、
相変わらずおもしろいです。

最初の見開きだけご紹介↓

8号座談会
(クリックすると大きく表示されます)

今回は、本文中の話題に上がった作品の
書影やジャケ写を小さく載せることにしました。
この方がわかりやすいかなあと。
パラパラ立ち読みしたときも、
知ってる作品がビジュアルとして目に入ったら、
「おっ!」と思うでしょ?思うよね?思ってクダサイ。

で、特集内では、他に
ハーレクインロマンスコミックについてのコラム。

8号ハレクイ
(クリックすると大きくなります)

リアル中二女子が書いた恋愛小説

8号中二小説
(クリックすると大きくなります)

特集はここまでですが、
いつも小説を書いてくれている月澤さんが、
今回は「恋愛特集だから」ということで
かわいい恋愛ファンタジー小説を書いてくれたので、
特集の次にそれを載せてみました。

8号月澤小説
(クリックすると大きくなります)

そういえば、中二女子の恋愛小説にも猫が出てくるし、
月澤さんのにも猫が出てくる。
恋愛と猫は相性がいいんでしょうかね?
ま、犬よりは合うような気がしますが、
おもしろいなあと。

とりあえず、
【8号】の特集「恋愛という物語」がらみの
コンテンツは以上の4点。
ここまでで、すでに100ページ。
ボリュームたっぷりでございます。

特集以外の作品の紹介は、また後でやります。


ところで、昨日、文学フリマから参加案内が届いたんですよ。
先日公式サイトにブース番号は発表になってたんで、
「稀人舎」が オ-03 だってのはわかってたんですが、
会場の配置図がまだなかったんで、
どんな場所かはわかんなかったんですよね。
ま、「03」てことは、島のはじっこに近いとこかなー
だといいなあー
くらいに思ってたんですが!

がががが!!

参加案内の書類に書かれていた配置図を見たらば!
なんと

いわゆるお誕生日席

しかも、エスカレーターの降り口乗り口そばの
入り口の近く、トイレの近く。
なんかすんげーいいとこじゃね?
お客さんが会場に入ってすぐに目に付く
ブースって感じ?
うーーーん、お客さんいっぱいくるだろうか。
しかし、両隣の有名サークルさんと
4ブース並びのお誕生日席の真ん中っていう、
この場所は実際どうなんでしょうか。
両脇のサークルさんの賑わいの狭間で、
「小さなおうち」状態だと寂しいなあ……

みなさん!
11月3日の文学フリマでは、
オ-03 の「稀人舎」へも、
どうぞお立ち寄りくださいませー。

あ、ちなみに今回から会場が
東京流通センターに変わりましたからね。
浜松町からモノレールですよ。
間違えて蒲田に行かないように。
てか、私が間違えそうだ……(笑)


【稀人舎通信】のバックナンバーはこちらからもどうぞ。
文学フリマにも持って行きますけどね。

  






8号表紙1014

急速にいろんなことが確定しつつあります。

【稀人舎通信8号】の表紙が完成しましたよ。
中身の原稿がそろいましたのでね、
それぞれのタイトルも入れ込んで、
こんな感じ。

ちょと特集が目立ちすぎ?
ピンクだからなあ。
号を重ねるごとに
だんだんと派手になっていく。

メンバーのご意見も聞きつつ、
まあ、たぶんこんな感じでいくだろうと思います。

11月3日文学フリマでは、
「オ-03」ブースへ。

今回から会場が東京流通センターに変わりました。
浜松町からモノレールだって。
どんなかなあ。




11月3日の文学フリマ
ブース番号が発表になりましたよ。

稀人舎は「オ-03」でございます。

今回は会場が変わるし、
配置図はまだ発表されてないんで、
どんな位置なのかわかりません。
わかりませんが、
なんか両隣とか同じ並びのサークルさん見ると、
えええ、うちがこんなとこに入れてもらって
いいんですか?

ってな感じの有名サークルさんたちばかり。
そんな中にポツンと「稀人舎」入ってます。
隣の「ことのは」さん「奇刊クリルタイ」さん
反対側隣の「形而上学女郎館」さんにおいでの
みなさま、「稀人舎」もスルーしないで、
ついででいいですので、
立ち読みだけでもしていってくださいませ。
買ってもらえるとなお嬉しいですが、
両隣が賑わってる真ん中で、
ひっそりしてると泣きたくなりますのでね、
冷やかしでも少し立ち寄っていただけると
とても嬉しいです。

よよよよろしくお願いします。

とか心細くなってるけどな。
考えてみたら、うちは
「クリルタイ」さんや「形而上学女郎館」さんよりも、
たぶん長いこと文学フリマに参加してんだよな。
言ってみれば先輩。
メンバーの年齢だってダントツに上なんだから、
ドンと構えてりゃいいようなものを
なんでかいつまでたっても
「新参者ですいませんね」って気分が抜けない。

なんで?

なんでだろう?
なんでかはわかんないですが、
文学新参者気分の「稀人舎」です。
11月3日は「オ-03」でお待ちしてます。

どうぞよろしく。

あ、新刊の表紙だいたいできました。
こんな感じです。

8号表紙1013


ジュリーのコンサートツアー
「沢田研二LIVE2011~2012」
別名「〈ほぼ〉タイガース」コンサートツアーは、
まだまだ続いています。
ここ数日は関西方面をまわっているようですね。
私は初日に行ったきり、あとは年末の横浜まで
おあずけですが、各地でのみなさんのレポを
ブログやtwitterで読んで、
毎回一緒に楽しませてもらってます。
ジュリーが楽しそうで本当に嬉しい。

考えてみれば、10代のころからずっと仲良しで、
一緒に音楽をやってて、そのまま仕事も一緒で、

「♪ホントにホントに楽しくて
  いつもいつも一緒にいた~」


って、そんな思い出を共有してる仲間と
30~40年ぶりにまたバンド組んで、
しかも、ツアーまわるなんて、
これが楽しくないわけがないよ。
もし自分だったらって想像しただけでも、
もう楽しくて楽しくてしょうがない。

よかったね、ジュリー(涙)


でだ。
私はこないだの初日直後のエントリでも
宣言したように、サリーのファンにもなったのでね、
タイガースのころとか、PYGや井上バンドのころとか、
音楽やめて役者の道に進んだこととか、
いろいろサリーの来し方にも
想いをめぐらしておったのですよ。
まあ、にわかファンですので、
サリーのこれまでのことは
あんまり知らないんですけどね。すみません。
なので、以下に書くことは、
完全に私の妄想でして、
なんの根拠もありません、

ということをまずはお断りしておきます。

ということをご承知おきのうえ、
以下の妄想はお読みください。

こないだのツアー初日で、
サリーがあまりにも楽しそうにかっこよく
ベースを弾くものだから、
私はふと
「サリーは本当はベース(音楽)を
 やめたくなかったんじゃないかなあ」
と思ったんですよね。

サリー(というか岸部一徳氏)は、
音楽を辞めた理由として、
「自分の音楽的才能の限界が見えたから」と
よくインタビューで言ってるみたいだけど、
それはある意味真実で、
でも、少し嘘なのかもしれない。

サリーは、ジュリーのバックバンド「井上バンド」で
ベースを弾きながら、
どんどん歌謡曲になっていくジュリーの音楽的傾向と
自分のやりたい音楽とのギャップに
戸惑っていたんじゃないだろうか。
それは、サリーにはサリーのやりたい音楽が
実はあったからなんじゃないだろうか。

こないだの「〈ほぼ〉タイガース」コンサート初日で、
ベーシスト・サリーを目の前で見るという幸運に恵まれて、
そのベースを弾く姿をうっとり見つめてきたわけですが、
なんとういうか、
この人は本当にベースを弾くのが好きなんだなあと、
それも、ロックという音楽が身体に染み付いてるからこそ、
60過ぎても30年ぶりでも、
こんなかっこよく弾くことができるんだろうなあと、
そんなふうに思ったんですよ、素人目ですけどね。
音楽、特に洋楽のことはなんにもわからない私には、
あれもそれもこれも違いは大してわからず、
どれを聴いても「かっこええですな~」とか思い、
日本の音楽でも演歌とか極端なのはともかく、
ジュリーが歌ってたような和製ポップス系の歌謡曲は
洋楽のあれこれと同じように
「かっこええですな~」と聴いています。
ま、しかし、世の中の音楽通の方々が
「あれはいい」「これはダメ」と言っているように、
当然違いはあるわけで、
それも洋楽ロックと日本の歌謡曲では、
特に昔は、
なにかしら歴然とした違いがあったんでしょう。
サリーはその違いにだんだんと
耐えられなくなっていったのかもしれません。

歌謡界で、自分専用のバックバンドを持ったのは、
ジュリーが初めてということですが、
当時の夜ヒットやら歌謡番組を見ると、
井上バンドと一緒にビッグバンドのみなさんも演奏してる。
ダン池田とニューブリードとかね。
ストリングスや金管楽器が入ってるわけですよ。
そんな中でエレキベースを弾き続けることの意味を
サリーは考えちゃったりしたのかもしれません。
それに井上バンドのタカユキさんや大野さんは
ジュリーの曲の作曲もしていたから、
音楽的な面で支えてるっていう気持ちも
持てていたかもしれませんが、
サリーはアルバム収録曲の作詞をするくらい。
「するくらい」とか言っても、
サリーの歌詞はすごくいいのが多くて、
私は大好きですけどね。
(腐女子的に深読みすると妄想が沸き起こっちゃって、
 大変なことになったりもするけど 笑)
作詞をするだけだったら、
井上バンドのメンバーでいる必要もない。

しかし、ここでサリーは
「じゃ、俺は別のバンドで別の音楽やるよ」
と言うわけにはいかなかった。
なぜなら、
ジュリーをその自分の音楽傾向と合わない
歌謡界に連れてきちゃったのは、
まさに自分自身だったから。
しかも、そのときの誘い文句は、

「おまえ、ルックスがまあまあやから
 ヴォーカルやらへんか」


ですよ。

「俺らルックスでは負けてへんで」


ですよ。

ジュリーは、言ってみれば、
サリーのその言葉を忠実に守って、
歌謡界・芸能界でがんばっているだけ。
音楽的にどうのこうの好き嫌いを言わず、
ルックスで勝負、見世物で充分!
と、開き直るというよりも、
それが自分にできる精一杯のことだから、
一生懸命やっている。
そうして、その中でなんとかして
自分のやりたい音楽をやれるように
がんばっている。
そんなジュリーに、言えないでしょう。
「もう、おまえの音楽についていけない」
なんてさ。

それを後年言っちゃったのがタカユキさん。
ここが、高校生のアマチュアのころから一緒だった、
いわば幼なじみと、
最初から仕事の現場で知り合った同士の
違いってやつなんですかね。
ま、タカユキさんがジュリーの気持ち
わからなすぎって気もしないでもないですが、
タカユキさんはジュリーと「音楽」を
やってるつもりだったんだろうなあ。
だから、その「音楽」が合わないとなったら、
やめてしまって、別のところで別の音楽をやることができた。
サリーはジュリーの「音楽」だけじゃない、
もっといろんなもの全部ひっくるめたものを
ずっと長いこと一緒にやっていたから、
ジュリーから離れて別の音楽をやったりしたら、
ジュリーが混乱して、そして悲しむだろうってことが
よくわかっていた。
でもこれ以上ジュリーのバックで
ベースを弾き続けることはできそうにない。
それで考えた結果、出した、
ベストではないけれど、ベターな答が、

「自分の音楽的限界を知ったから、
 もうおまえを音楽で支えることはできない」


だったのではないかなあ。
そういう言い方であれば、
ギリギリだけど、ジュリーは傷つかない。
自分は今までどおりにやっててもかまわないんだと
思うことができる。
サリーの言うとおり、まわりの言うとおりに、
がんばってがんばって走り続けてきたジュリーに、
「おまえのやってることはつまんないからやめる」
なんて、言えないでしょうよ、普通に考えたらさ。

そんでもって、サリーはバックバンドをやめ、
ベースも潔くやめて、役者の道へ進んだって
ことじゃないでしょうか。

だから、
「自分の音楽的才能の限界が見えた」
というのは、ある意味本当。
ジュリーの歌う楽曲がいくら歌謡曲になろうとも、
ジュリーの活動がライブからテレビ中心になって、
バンドのヴォーカルとかロック歌手ではなく、
「流行歌手」になっていこうとも、
自分に真実の音楽的才能があったら、
付いていけるはず。
でも、自分にはどうしても付いていくことができない。
それは音楽的才能がないから、とも言える。
現実に大野克夫さんはやっているしね。
でも、別の音楽傾向のバンドで、
ベースを弾き続けることができたら、
もしかしたら音楽でももっとやれるかもしれない。
たぶんサリーだって、そんなことを考えたことも
あったんじゃないかと思うんだよね。
でも、サリーは音楽をやめて、
別の形でジュリーのそばに居続けることを選んだ。
自分は「才能ないからさ」と言いつつ、
ジュリーには
「おまえは才能あるんだから続けろよ」
「おまえは間違ってないよ」
と、言い続けて、
ジュリーが必要以上に傷つかないように、
もし傷ついたらすぐに癒してあげられるように、
近くにいたんだよ、きっと。
すこーし自分を騙しながらっていうかね。
そんな感じだったんじゃないかと妄想。

最初にお断りしたように、妄想ですよっ。

でもま、音楽やめても只者じゃなかったサリーさんは、
役者としてもちゃーんと才能を発揮して、
今や映画やドラマで大人気。
途中、不遇の時代もあったらしいけど、
その後の大成功があったからこそ、
今年はこうしてジュリーのツアー全行程に
ゲスト出演してベースを弾くことができている。

よかったねえ。
ジュリーもそんなこんなの感慨で、
嬉しくってしょうがないのかもしれない。

初日のMCでサリーは
「(ベース弾くのが)楽しすぎて役者に戻れないかも」
とか言ってた。
もういいじゃん、サリー。
ジュリーだってもう35年前の、
傷つきやすいガラスのジュリーじゃないよ。
もちろんジュリーと一緒にやってくれれば、
私たちファンは大喜びだけど、
ジュリーと別のところでだって、
好きな音楽をやればいいと思う。
他の場所でもかっこよくベースを弾く
サリーの姿が見られるんだったら、見にいくよ。
役者をやめちゃったりしたら、
また悲しむ人がいっぱいいるだろうし、
私も映画やドラマでの
岸部一徳の演技ももっと見たいから、
これからは、ゆるゆると二足のわらじでいかがですかね?


はあ、長文になってしまったよ。
先にも書いたように、
私はほんの1ヶ月前に目覚めたばかりの
にわかサリーファンですからね、
こんなこと、とっくの昔にみんなで検証済だわ!
もしくは、
サリーは全然別のこと言ってるし!
とかいうこともあろうかと思います。
何度も言うようですが、妄想ですのでユルシテ。





ハッと気付くと、前回の更新から1ヶ月近く。
ということは、ジュリーのコンサート初日から1ヶ月。
9月22日のショーケンライブからも2週間ですよ。
なんということだ。

ジュリーとショーケンのこともいろいろ書きたいと
思いつつ、なにをしていたかというと、
仕事と仕事と仕事と仕事と、
【稀人者通信8号】座談会と、
その文字起こしです。

座談会は9月24日に、金井さんの研究室で行いました。
メンバーはいつもの、
金井景子さん
川口晴美さん
山口恵さん
月澤黎さん
そして、小宮山裕
の、5人。
テーマは「恋愛という物語」

前回の「親子特集」のときと同様、
事前にそれぞれ課題作品を出しておいてもらい、
それらについてあれこれ言う、という企画です。
あいかわらずの、6時間におよぶ止めどない
楽しいおしゃべりでした。
同じ年代のメンバーですが、
5人5様で、人生にも考え方にも違いがあって
おもしろい。

その録音を持ち帰り、
私が文字起こしをしなきゃならなかったんですが、
その作業をしなきゃならない先週1週間が
仕事ギチギチ。
録音した座談会をイヤホンで繰り返し聴きながら
仕事してましたよ。
それはそれでなんか楽しかった。
てなわけで、ホントは座談会から1週間の、
先週の土曜日(10月1日)には文字起こしを
完成させて、参加メンバーに送って
校正してもらわなくちゃいけなかったんですが、
それまでにはどうしてもできず、
土日になんとかやっつけて、
それでも月曜日までこぼれ落ち、
火曜日、要するに昨日の朝にようやく
みんなに送りました。
4日間の遅れ。申し訳ない。
でででも、印刷屋さんにもかけあって、
当初17日の予定だった入稿を
19日にしてもらったんだからね。

座談会の他には、
特集内では、
・私の娘(中二)による恋愛小説
・ハーレクインロマンスコミック好きによる
 ハーレクインロマンスコミック分析
特集外では
・山口恵さんのエッセイ
・月澤黎さんの小説
・伊豆介八さんの漫画
といういつものラインナップに加え、
金井景子さんの小説
が載る予定です。乞うご期待!

原稿締め切りは12日。
そっからレイアウトして校正して
19日入稿って、ギリギリだよ。
できるか? できるのか?
まあ、やります。

11月3日の文学フリマで販売予定です。
よろしくです。


ジュリーとショーケンのライブのことや、
ふたりのあれこれは、また今度書きます。
なんかいろいろと考えちゃったこともあるんですよ。
「タイガースの次はPYGだろ!」
という気持ちもあるんでね、そのうち書きます。




↓以下愚痴

本業のデザイン仕事は3月の震災からこっち、
あんまりパッとしなかったんですが、
なんかここんとこはギチギチに仕事が入って、
バタバタしてます。
戻ったのか? 今だけ? たまたま?
本意ではなかったんですが、仕事がないために、
夏の間にがっつり遊んで暮らしたキリギリスなので、
通常ならば夏に作業した仕事の入金があるはずの
今月・来月の入金が極端に少ない予定。
あああああ、霞を食べて生きる修行は、
どこに行ったらさせてもらえるんでしょうか。
でもまあ、今はちょっと忙しくしいってことは、
暮れからお正月にかけては
なにかしらまとまった入金がありそうです。
よかった。

……と、愚痴を書いてしまったのは、
「出版ごっこは優雅でいいよなー」
なんつう発言をネット上で見掛けてしまったから。
もしかして、このブログ見ての発言なのかな。
だとしたら、これも見られるのか?
まあいいや。
私だって「出版ごっこ」じゃなくて、
ちゃんと出版で生活できるようになりたいんですけどね、
やろうとしたら、あれもこれもダメダメダメと、
どこもかしこも扉が閉ざされていて、
とりあえず自分が今できる出版活動が、
本業の方々から見れば「出版ごっこ」としか見えない、
同人活動だったり、e託販売サービスを利用した
ネット販売だったりなわけですよ。
それともなにか?
生活のための仕事もなにもかもを投げ捨てて、
出版業に邁進しないと仲間に入れてもらえないのか?
そういう業界なのか?
なーんてキレてみてもしょうがない。
そういうことじゃなくて、
いろんな面で私のやる気や本気度が見えない、
足りないってことは自覚してます。
自覚してますが、そんな退路を絶ってやったって、
楽しくないからなあ。
あ、「楽しい」ってのがいけないのか、
それが「優雅」とか言われちゃうのか。
でも、人生「楽しい」が基本でしょと思うんだけどね。
私は生活のためのデザイン仕事も
「楽しい」からやってるよ。
「楽しい」から徹夜もできるよ。
だから、出版活動も「楽しい」からやってる。
この「楽しい」ことでお金が儲かって、
生活もできたらいいなあとも思うけど、
でも、お金を儲けるために、
楽しくないこともしなくちゃいけないって言われたら、
「じゃあいいです」ってなっちゃう。

なんか違う?
会社勤めとかで苦労してる人なんかから見たら
甘えた考えなんだろうけどね。
しかし、こんなホントに「出版ごっこ」で、
本業の方々の出版業を侵食なんて、
絶対にできませんよ。
その辺は棲み分けと思って、
見過ごしてはいただけないものでしょうかね。

愚痴でしたすみません。
私は「楽しい」ことをやりますよ。
優雅ではないですけどね。