こないだ書いた「BLはなんで楽しいのか」
続きを書こう書こうと思いつつ、
ブログ絶賛放置中にて、すみません。

冬コミまでほぼ1ヶ月となり、
只今、ジュリーお絵描き中にて、
私は廃人生活を送っております。
仕事以外の能力をほとんど
お絵描きに使ってる感じ。

ちなみに小説の方はもうできてますんですのよ。
ほほほ。
私はイラストも描かなきゃなんでね、
早目にやっつけました。
書かなきゃと思うとなんとか書けるものですな。
出来不出来はどうかわかりませんが。

で、あとはイラストってんで、
ぼちぼち描いてるんですが、
今、下絵までできたのが3つ。
ラフまでのが4つ。
これで足りるかなあ。

前も書いたような気がするけど、
この、ラフをぐりぐり描いてるときが
一番楽しいんだよねー。
何度も何度も線を描き足して描き直して、
紙が真っ黒になって、
ついでに手も真っ黒になって。
それが楽しい。
ずーっとそれだけやっていたい。
……というわけで、廃人です。

なので、「BLはなんで楽しいのか」の続きは、
もうちょっと待ってくださいませ。
(待ってる人がいれば、ですが)
代わりにといってはなんですが、
今回のコミケ本の表紙にしようかと思っている、
「血染め包帯ずぶ濡れLOVEジュリー」の
下書きをどーぞ。
(最初にアップしたのがあんまりひどかったんで、
 ちょっと修正しましたほほほ)

LOVEジュリー


ついでといってはなんですが、
手が勝手に動いて描いてしまった、
Tiger&Bunnyのバニーちゃん2連発をどーぞ。
こっちはラフですが。

bunny.jpg

derebunny.jpg

バニーちゃんの絵は、すんごく描きやすい。
なぜ!?

ああ楽しい。



みなさま、前回の長々しいエントリ「BLはなんで楽しいのか」
読んでくださり、本当にありがとうございます。

しかもコメントもいっぱい。
でもみんな「管理人のみ閲覧」になっちゃってる。
みなさんシャイガール?
あ、ポチッとしろ!と強要してしまった
「拍手」ボタンのコメント欄も
管理人にしか読めない設定になってるんですよ。
すみません。
それと「拍手」ボタンはコメント入れなくとも
大丈夫ですからね。
紛らわしくてすみません。

ていうか、この「拍手」ボタンて、
「拍手」じゃなくて「読んだ」ボタンとかだったらいいのに。
良い悪いじゃなくて、とりあえず「読んだ」というしるし。
Facebookの「いいね!」ボタンとかもねえ、
別に「いい」とは思わないけど、
「読んだよ」ってことだけは伝えたいって思ったとき、
なんかニュアンスが伝わらない~ってんで、
ポチしたくともポチできなかったりしませんか。
そんなに細かく考えなくていいんでしょうけどね。


で、えーと、
「管理人のみ閲覧」でいただいたコメントですので、
個別にお返事するわけにもいかず、
内容や投稿者がバレてもいかんのかなあとか思うので、
ここにまとめてお返事。

・そうそう!
 日本の恋愛事情はここ2~30年でずいぶん変わりましたよね。
 その間に台頭してきたのがBLということを考えると
 本当に興味深いですねえ。

・私も思いました。
 なぜかB面の曲に「男男」としか思えない歌詞が
 多いような気がします。

・長文乱文お読みくださり、ありがとうございます。

・了解~~

・ぎゃあ! それ詳しく知りたい!
 彼らに関しては事実がすごすぎて妄想が追いつきません。
 本当にそのとおりだと思います。

と、こんな感じで、
他の方々にはなんのこっちゃでしょうが、
書き込んでくださった方にはわかる……でしょうか?
もしよろしかったら、次は公開コメントで盛り上がりましょう。

で、みなさんからコメントいただいたり、
自分の文章をまた読み返したりしていたら、
あとから湧いてきたこととか、
ここは言葉足らずだなあ、とかいうことが
モヤモヤと出てきたので、
もう少し固まったら、続きを書こうかと思います。

よろしくです。


今日は、若ジュリー&ショーケンの曲を聞きながら、
てくてくと乙女ロードまで散歩がてら、
中古同人誌屋さんにジュリー本探索に行ってきました。

徒歩圏内に乙女ロードがある幸せ(笑)。
ジュリー同人誌は見つかりませんでしたけどね。

で、道すがら、若ジュリーのほにゃほにゃした声で、
「遠い旅」とか「明日では遅すぎる」とか
「ある青春」とか「戻れない道」とかとかとか
聞いてるとですね……、
これが「男×女」の話と思うと
「けっ!」ってなもんなんですが、
「男×男」に脳内変換して、
ジュリーが歌う「きみ」「おまえ」が
またジュリーでもあるという、ねじれた感覚で聞くと、
これがいきなりニヤニヤできるわけですよ。

乙女ロード歩きながらニヤニヤするおばさん、
それは私。あやしすぎる。
てか、気持ち悪くてすみません。

これは、こないだ作った【稀人舎通信SPECIAL8号】の
特集「恋愛という物語」のときも、
川口さんとちょっと話していたんですが、
小説や映画やドラマでも、
男女の恋愛話はつまらないけど、
それを「女→男」に変換すると、とたんに楽しくなる、
これは一体なんでだ? というのと同じです。

考え事に散歩は有効という、
ツイッターでのフォロワーさんからの助言通り、
てくてく歩きながら、そのことについて
ちょっと考えてみましたので、
とりとめもなく、ここにメモ。
あいかわらず長文ですすみません。


以前にジュリーブログ巡りをしていたら、
リアルGS世代のお姉さまが、
当時のことを
60年代から70年代初めごろは
学生運動やヒッピームーブメントがあって、
社会的にも激動の時代で、
音楽でも反戦ソングや反社会的なロックとか、
思想的なことが溢れていた時代だったけど、
当時10代の小娘だった自分は
そんな難しいことは考えたくなかった。
そこにタイガースの星の王子さま的な
夢の世界はぴったりハマって熱狂した。

というふうに書いていらして、
なるほどな~~と、大いに納得したんですが、
これが、今の私の「男女」よりも「男男」がいい
という気持ちに通じるものがあるような気がします。

今の世の中も、社会的な問題は山積みで、
今年は大震災も起こってしまい、
本当にいろいろ、いろいろみんなで考えたり、
できることは行動に移したりもしなくちゃいけない。
それはとてもよくわかっているんだけど、
でも、四六時中日常的に、
「日本はこのままじゃダメだ」
「なんとかしなくちゃ」
「私にできることはなにか?」
なんてことを考え続けてたら疲れてしまう。
考えなくちゃいけないと
わかっているからこそ、疲れる。

そこで、ボーイズラブなわけですよ。(強引)

「明日では遅すぎる」という曲で、ジュリーが
「♪今日帰らないで 確かな愛にしたいから」
とか言ってるのを、対女性で考えちゃうと、
「それは今夜ヤリたいってことですか?」
「女の子の気持ちちゃんと考えてますか?」
「その後はどうなるんですか?」
「結婚するんですか?」
「早すぎませんか?」
「本気ですか?」
「別れるときはモメませんか?」
とかとか……

ああもう、めんどくせえええ!!!

まあ、この歌をぽわ~~んと聴く女の子は、
ジュリーのことが好きなんだという前提で作ってある歌なので、
こんなことを考える人はそうそういないと思いますし、
私だって、いつもいつも
そんなこと考えながら聴いてるわけじゃないです。
でも、ジュリーが優しく愛を囁けば囁くほど、
なんかどっかでイラッとする。
逆にそれほど優しくないマッチョな男目線の歌詞で、
「♪俺は世界一いい男 おまえは世界一いい女」
とかいうのは、もうあからさまにイライラする。

なんでか?

これは、
女は男に優しくされて当然、
守ってもらってあたりまえ、
みたいな社会的な既成概念に
基づいているからじゃないでしょうか。
優しくされたらこっちも優しくしないとダメか?
守ってもらうなんておまえにそんな価値はあるか?
そうしてもらう代償として寝るのか?
とかね、思わず考えちゃったりするわけですよ。
ま、ほとんどの場合無意識で、ですけど。
無意識だから、よくわかんないレベルで
イラッとするんじゃないでしょうか。
そんなふうに深く考えないで、
優しくされて守ってもらえたらラッキーじゃん、
と気楽に考えられる人は、
普通に男女間の恋愛という物語を
享受できるんだと思います。
しかし、自分の女性性というものを
どうも素直に受け入れることができにくい、
いわゆる「女子をこじらせた」「モテない系」にとっては、
この男女の関係というのは、夢物語ではなく、
「日本はこのままじゃダメだ」
「なんとかしなくちゃ」
「私にできることはなにか?」
と考え続けなければいけない社会問題と
地続きだったりするんですよ。
(ああ、大きく出てしまった)

そこで、普通は「男女」で描かれていると
思われている、物語の登場人物を
「男男」に変換することで
夢物語にできるという技を
ある種の女の子たちは編み出したんじゃないだろうか。
そして、その技を身に付けた人が
腐女子ということなんじゃないだろうか。

男同士の恋愛は実際にもあって、
リアルゲイの方々にしてみたら
夢物語じゃない現実でしょうから、
腐女子の妄想する「男男」の物語は
けしからんことも多いでしょうが、
やはり、それはまだ一般的には
「現実」からは遠いもの。
自分の身の回りにはありそうでなさそうな関係。
そこがハマるポイントなんじゃないだろうか。

稀人舎通信SPECIAL8号】の座談会で、
小説「天の夕顔」を金井さんが解説してくれた中で、
「好きな人とは絶対に結婚しないという
 戦前の家父長制の中で、
 結婚という形にとらわれず純愛を貫くという話に
 一般の読者は食い付いた」
というのがあって、
当時はそういう関係が萌えだったんだねと
話し合ったんですが、
これも、
自分の身の回りにありそうでなさそうな関係。
現実では、どうやって対面を保つかが大事で、
女性だったら今とは逆に
むしろ難しいことを考えてはいけない、
自主的に行動してはいけないという縛りがあった。
だから物語には、
結婚はしていても、好きな人への純愛を貫き、
考えて行動をしたり、
夫以外の人に思われ続けるという夢を求めた。

リアルGS世代のお姉さまにとってのタイガースも、
現実ではない世界にいる男の子たち。
60~70年代は、さすがに戦前よりは、
恋愛というものに理解があったとは思うけど、
でも、女の子は好きな人と結婚することが
幸せの第一という社会的な概念は根強かったと思う。
戦前は「社会的にきちんとした人」と結婚することが
幸せだったのに対して、
「好きな人と」ってとこが時代の変化だろうけど、
でも結婚をして子供を生む現実は避けられない。
しかも「好きな人」っていうのも、
親にも認めてもらえる「好きな人」じゃないといけない。
恋愛するにしても、いろいろ考えたり妥協したり、
諦めたりするのが現実。
それに対してタイガースの歌う歌の中の男の子は、
ただただ「恋をした」「君だけに愛を」と言うだけ。
「結婚しよう」なんて現実的なことは言いません。
しかも歌ってるのは、長髪(!)の、
見るからに生活力のなさそうな(笑)、
顔が異常に美しい星の王子さまだったわけですよ。
そんなジュリーみたいのが、現実にそばにいたら、
そりゃ好きになっただろうけど、
その人との愛を貫いて、親の反対も押し切って、
結婚という社会制度にも縛られず、
社会の一員としての様々な問題を考えることもせず、
ふたりだけで愛に生きていくなんて、それは無理!
というわけで、これも、
身の回りにありそうでなさそうな関係。
だから熱狂した。
夢物語の中でなら自分もそんなふうに生きていられる。
ちゃんとした人生を生きなきゃダメだという
プレッシャーの中、ちょっとジュリーとの夢を見させてよ、
というそんな感じだったんじゃないでしょうか。

で、今の時代、
恋愛したとしても、寝るか寝ないかから始まって、
結婚するかしないか、籍を入れるか入れないか、
子供は生むのか生まないのか……
女性の人生の選択の余地が広がったのはいいけれど、
考えなければいけないことがその分倍増。
そんなことをグツグツ考え続けていると、
「こんな世の中じゃダメだ!」的な、
社会派な思考も混じってきちゃって、
もう本当にめんどくさい。
そんなときに、まだ社会的な制約を受けてなくて、
夢物語の要素を保っていると思われる
ボーイズラブな物語たちが現れたわけですよ。

従来、守る優しくする立場であると思われていた男たちが
同じ男に守られ優しくされたらどうなるか。
恋愛対象にはならないと思っていた相手から
「好きだ」と言われたら、どう思うか。
それらは、男女間ではすでに
社会的な問題を背景にした
模範解答が出ちゃってることですが、
「男男」ではまだどういう答もアリで、
様々に登場人物の気持ちを考えることができる。
ま、それを腐女子界では「妄想」と呼ぶわけですが。

てなわけで、ボーイズラブな妄想は、
女性の生き方を含めた社会問題を
考えろ考えろと言われ続け、
いやむしろ言われなくとも考えちゃう、
そんな「モテない系」が、息苦しい現実から、
ほんのちょっと逃避する場所ってことで、
昨今需要が増してきてるんじゃないでしょうか。


とかいうことを
乙女ロードを歩きながら考えました。
こんなグダグダな長文を最後まで読んでくださった方、
ありがとうありがとう。
よろしかったら、「読んだよ」のしるしに
下の「拍手」ボタンをポチッとしていただけると、
書いたかいもあったというものなので、よろしくです。


【おまけ】
ジュリーのソロ初期の曲「若き日の手紙」ですが、
これって、発表当時は、
「私は不幸な結婚をしているけど、
 ジュリーみたいな若くてかっこいい恋人がいて、
 一度くらい無茶をしてみませんかとか
 情熱的に言ってくれるのよ。
 でも私はうんと言わないの。
 ……はあ、こんな恋人いたらいいなあ」
って受け取られ方だったんだと思うんですよ。
でも、これ今聴くと、この相手の女ってのがウザイ!
「なにかにおびえてブルーの景色に沈んでいます」とか
「心の底から笑っていない」とか
「男の人は自由でうらやましいわ」とか
「わざと不幸を選んでうつむきかげん」とかとか
そんなん言ってないで自分で幸せになるように考えろよ!
とかどやしつけたくなりますね。
曲の最後でいきなり急調子になって、
ジュリーが「一度くらい無茶をしてみませんかーーー!!」と
絶叫するのも、「この女うぜええええええ!!!!」っていう
叫びに聞こえます。
え? 聞こえない? 私には聞こえます。
もうイライラの極致ですね。
で、これをですね、「男男」に置き換えて聞いてみるってーと、
あら不思議、楽しいです。
社会的な地位があって対面を保つことに汲々としている男が、
美しくて若いだけの男の子に惚れられて、
「ぼくと一度くらい無茶をしてみませんか」と迫られている。
「いや……君は男だし」
「そんなこと関係ないよ、ぼくはあなたが好きなんだ」
「私には妻子が……」
「一度だけならいいじゃない」
「……一度ヤッてしまったら後戻りできなくなるから、
 嫌だって言ってるんだッ!」
「え?」
「おまえのことがッ、す、すす好きなんだッ!」
「ああん……」
みたいな(笑)
ね?
(ね?って言われても? 笑)



え~~、こんなことを記事にするのはなんなんですが、
ちょっと気になったし、
誤解されたままというのも嫌なので、書きます。

某巨大匿名掲示板に、
「けっこう有名な稀人舎」とのコメント付きで
このブログの記事が直リンされまして、
たぶんそこからやってくる方々で、
今日はいつになくアクセスが多いです。

ご訪問、ありがとうございます。

別にネガティブな話題でリンクされたわけではなく、
ざっと見たところ、けっこう真面目に、
イベントでの集客を考えているスレのようで、
ご紹介いただいたことには、
素直に感謝しております。

でも、
「けっこう有名な稀人舎」
という、その但し書きが、
なんだかむずがゆいというか、
なにか誤解があるんじゃないかというか、
こないだの文フリ後の同人誌紹介をしてくれた
とある方のUST配信でも「大御所」とか言われちゃって、
なんだか「え~~! そうなの!?」と、
ちょっと違和感があったりと、
細かいことですが、いろいろ気になったので、
まあ、ついでということもありますし、
ここらで、簡単ではありますが、
「稀人舎」の成り立ちといいますか、
自己紹介をしておこうかと思います。

「稀人舎」というのは、法人でもなんでもなく、
小宮山裕という、私個人がやっている個人出版活動に
勝手に付けた屋号にすぎません。
ま、出版社みたいにかっこつけてみた
サークル名ってとこですね。

「稀人舎」は、私の父が作って売れ残っていた
「飲んだくれてふる里」という自費出版本を売るために、
最初は、本当に私がたったひとりで立ち上げた個人版元です。
取次(本の問屋)と契約もできない
出版ド素人の個人がやっているということで、
この、父の本を売る作戦は、あっという間に頓挫しました。
売れる売れない以前に売る場所がないのです。
それで、個人が本を売る場所を探していて見つけたのが、
文学フリマでした。
2006年の第5回のときのことです。

その文学フリマに出店するにあたって、
他のサークルさんたちは
なにやら同人誌を作っているらしいと知り、
慌てて作り始めたのが、同人誌【稀人舎通信】です。
なので、一番最初に文学フリマに参加したときの、
稀人舎の売り物のメインは、
父の本「飲んだくれてふる里」と、
友人・月澤黎さんの「未入籍別居婚」という、
稀人舎発行の単行本でした。
【稀人舎通信】は、いわば宣材・広報誌だったのです。
その記念すべき創刊号には、
月澤黎さんのエッセイとショート・ショート。
それに、友人のよしみで川口晴美さんが
短編小説を書いてくれました。
そのときはまだ「同人」というつもりはありませんでした。
私個人が趣味でやってることに、
頼んで参加してもらっているっていう感じでした。

そんなふうにして始まった「稀人舎」と【稀人舎通信】でしたが、
続けているうちに、川口さんが継続して参加してくれ、
遊び仲間だった山口恵さんもエッセイを書いてくれて、
さらに、川口さん経由で【稀人舎通信】のことを知った
金井景子さんが参加してくれて、
だんだんと同人誌らしくなっていき、今に至りました。

なので、5年間で9回と長いこと多く出店していることで、
文学フリマの中では「稀人舎」というサークル名を
知っている方は増えてきたんでしょうが、
「有名」と言われると、なんだかちょっと違う気がします。
確かに、金井景子さんは早稲田大学教育学部の教授で、
著書も研究論文もたくさんありますし、
川口晴美さんは詩人で自著の詩集ももう10冊も出しているし、
他にもたくさん編著の本もあり、
あちこちの大学で講師もしているので、
このお二人は「有名」といえばそうなのかもしれません。
でも、川口さんにしろ金井さんにしろ、
有名人だから「稀人舎」の同人に誘ったわけじゃなく、
このお二人がたまたま私の友人だったから、
「なんか面白そうなことやってんじゃん」と、
「稀人舎」の活動に乗っかってくれただけなんですよ。
代表である私の本業は
フリーのDTPオペレーター(ときどきデザイナー・イラストレーター)で、
なんの文学的バックボーンもない、ただのおばさんです。
なので、文学フリマがらみで「稀人舎」が紹介されるときの
「大学教授やプロの物書きが参加している同人サークル」
というのを聞くたびに、私は身を縮めるし、
金井さんも「そこは違うのにねえ」と苦笑いです。
金井さんや川口さん自身は「有名」で「大御所」かもしれませんが、
「稀人舎」というサークルは、決して「大御所」ではありません。

だって、文学フリマでは、
なんだかいつまでたっても、まわりに馴染めなくて、
こんな私が参加しててすみません、て思っているんですよ。
いや、ホントに。

だいたいね、一日のイベントで、
本が60部そこそこしか売れないサークルが
「有名」で「大御所」なわけないじゃないですか。


と、長くなりましたが、
「稀人舎」の成り立ちと参加同人の関係は、
これでおわかりいただけたでしょうか。
このブログの「稀人舎の軌跡」カテゴリに、
だらだらと「稀人舎」を立ち上げた経緯は書いてありますが、
ブログなんかで長文読みたくない!
という方はぜひ【稀人舎通信7号】をご購入くださいまし。
「稀人舎の軌跡 連載第1回」として、
2005年から2008年ごろまでの、
「稀人舎」のあれこれがまとめてあります。

【稀人舎通信7号】はアマゾンで売ってます。



と、最後は宣伝になって、
お後がよろしいようで……(笑)

新刊の【稀人舎通信8号】もよろしくです。



「稀人舎の軌跡 連載第2回」は、来年5月発行予定の
次号【稀人舎通信9号】に掲載予定です。


先日の文学フリマで販売した【稀人舎通信8号】の、
アマゾンでの販売が開始されました。



文学フリマに来られなかったという方、
そんなとこで売ってたとは知らなかったという方、
アマゾンでぜひ!

今日のところはまだ、
一時的に在庫切れ; 入荷時期は未定です。
になってますが、
今注文してくだされば、
早ければ1週間くらいでお届けできるはずです。
ていうかね、
この段階で注文していただけると、
納品依頼が何冊かまとめてきてくれるので、
送料がとてーも助かるんですのよ。
細切れに納品依頼が来ると、死にます。
ま、アマゾンの経費に関しては、
いつも息も絶え絶えでやってるんですが、
でも、自分とこのHPで通販するより、
やっぱりアマゾンさんのほうが売れるからね。
それを考えたらどっこいですよ。
そんなわけで、よろしくお願いします。

バックナンバーも勢ぞろいです。ほほほ。

  


第13回文学フリマ、無事終了しました。
稀人舎のブースにお立ち寄りくださった方、
【稀人舎通信】をお買い上げくださった方、
本当にありがとうございました。


昨日の売上は以下のとおり。

新刊【稀人舎通信8号】42部
既刊【稀人舎通信7号】2部
既刊【稀人舎通信6号】15部
既刊【稀人舎通信5号】7部
合計66部。

う~~~ん……
前回の約3分の2。
ここ数回のうちで一番低い売上です。

これは、なにが原因か?
【8号】の企画がよくなかったのか?
会場が変わったせい?
サークルが増えたから分散した?
全体の年齢層が下がった気がするせい?

と、打ち上げの席でもいろいろと話は出ましたが、
なにが原因なんてわかるはずもありません。
ま、どれもちょっとずつ影響して、
総合的にこの売上になったんでしょうなあとしか。
あと、今回入り口すぐのお誕生席、
しかも有名サークルの隣! と喜んでおったのですが、
それもアダになったのかも。
すぐ隣でお金使ったら、
またすぐお金使う気にはならないよねー。しくしく。

でもね、
買ってくださった方は、
「前号がおもしろかったから」
「毎号買ってるから」
「6号だけ持ってるんだけど、他の号も読みたくて」
と、要するにリピーターがほとんどのようでした。
これは本当に嬉しい。
稀人舎の品質が認めてもらえたってことだもんね。
今回の売上減にめげずに、
また次号もおもしろいものをちゃんと作ろうと思います。

しかし、文学フリマも規模が大きくなってきて、
コミケに近づいてきてるってことかも。
全部を見て回って目に止まったものを買うっていうよりも、
ネットやカタログであらかじめ調べておいて、
気に入ったサークル目指してやってきて買う。
今回から東京流通センターという、
大きな会場になったことで、
その傾向がより顕著になったのかもしれない。
う~~ん、するってえと、
稀人舎には30~40人の固定ファンはいるとして、
それ以上の読者を確保するにはどうしたらいいか……。
もうちょっと戦略というか宣伝方法というか、
なにか考えないといけない時期に
なってきているのかもしれません。

こちらの文学フリマ事務局のブログにも
いろんな感想がトラックバックされてきています。
http://d.hatena.ne.jp/jugoya/20111103

うううーーーん……


というわけで、
今回は完全に印刷部数を読み違えた私の仕事場には
在庫の山が築かれております。
さっき、アマゾンのe託販売サービスに登録しました。
1週間以内で販売ページが表示されるようなるはずです。
そうしましたら、またお知らせしますので、
文学フリマには来られなかったけど、
【稀人舎通信】欲しい! という方は
ぜひアマゾンでご注文ください。

バックナンバーの、5号、6号、7号は、
アマゾンですでに売ってます。
よろしくお願いします。

  


8号表紙1014

11月3日は文学フリマへ。
「稀人舎」は、オ-03 です。
新刊【稀人舎通信8号】は500円。
表紙・カラー。本文・モノクロ128ページ。


もうあさってに迫りました。
第十三回文学フリマ
11月3日の文化の日は東京流通センターへ。

改めて、新刊【稀人舎通信8号】の
内容のご紹介です。

↓目次
8号目次
(クリックで拡大します)


特集は「恋愛という物語」
例によって、
5時間以上60ページに及ぶ座談会がメインです。
座談会参加メンバーが
「これぞ恋愛物語だ!」と思った、
小説、映画、漫画などの作品を取り上げつつ、
なぜ人は「恋愛という物語」を欲しがるのか、
というテーマで語り合っています。
作品紹介がメインの座談会のはずが、
脱線につぐ脱線で、
彼氏との惚気話や自分自身の恋愛観まで飛び出しつつ、
「恋愛という物語」について語っています。
8号座談会
(クリックで拡大します)


座談会の他には、
コラム「ハーレクイン・コミック読者はロマンスの夢をみるか」
ハーレクインロマンスコミックを
何百冊も読んだという人に、
「恋愛という物語」の代表のように言われることもある
ハーレクインロマンスについて書いてもらいました。
小説ではなくコミックの方ですが、
ちょっとした読書案内にもなっていて、
ハーレクイン、読んでみようかなという気になります。
8号ハレクイ
(クリックで拡大します)


特集内ではもうひとつ、
リアル中二女子が書いた
恋愛小説「放課後と黒猫」
中学生女子に
「恋愛小説だ!と自分が思う小説を書いて」
と注文したら、こんなのができてきました。
ボーイミーツガールって感じのかわいい話です。
8号中二小説
(クリックで拡大します)


それと、特集扱いではありませんが、
「今回は恋愛特集だから、恋愛小説にしてみました」
という、月澤黎さんの小説「僕の会社には猫がいる」
これもすごくかわいいファンタジーです。
8号月澤小説
(クリックで拡大します)


さらに、いつもの山口恵さんのエッセイ
「世界と私の結び目」
最後は泣けます。泣けますが、
これはぜひとも読んで、いろいろ考えて欲しい、
そんなエッセイでもあります。
8号山口恵エッセイ
(クリックで拡大します)


連載漫画「プラグド09:ループ」
いよいよ佳境?
8号プラグド
(クリックで拡大します)


そして、今回の目玉と言ってもいいのがこれ!
金井景子さんの小説
「花びらを蒔くまで」

珠玉の掌編て感じです。
ぜひぜひたくさんの人にお読みいただきたい!
8号金井小説
(クリックで拡大します)


以上、新刊【稀人舎通信8号】のご紹介でした。
500円です。よろしくです。
11月3日の文学フリマ当日は、この新刊の他に、
以下の既刊本も持っていきます。

【稀人舎通信5号】300円
特集「中二男子はナニを読んできたか」
座談会メンバーが各自、中二の学級文庫を自分が作るなら、
というテーマで本を選んだ「裏」学級文庫。
また、故・紅野敏郎先生のおそらく生前最後の
インタビューが載ってます。

【稀人舎通信6号】500円
特集「腐女子という生き方」
20代腐女子座談会&40~50代文化系大人女子座談会の2本立て。
腐女子による詳細な注釈付きで、資料としても十分です。

【稀人舎通信7号】500円
特集「親・子の不可解な関係」
震災後1ヶ月半後の座談会では、震災のことも各自語り合っています。
また、お母様が被災した
ガラス工芸作家の渡辺オラシオン氏のインタビューも掲載。


さらに、今回は代表・小宮山の趣味の手作り本も出します。
和綴じ本 和綴じ本中身

和紙で作った和綴じ本です。
1500円。4部限定です。
内容は、日本神話をモチーフにした幻想譚というか、
散文詩と言うか、イメージです。

和綴じ本、日本神話に興味のある方は、
お手にとってご覧ください。


文学フリマでは
オ-03の「稀人舎」ブースへ、
ぜひお立ち寄りくださいませ~
お待ちしております。