相変わらず、大晦日に年賀状を投函しました。
今年もなんとか間に合ってよかった。
でも元旦には間に合いませんすみません。

今年は3月に大震災があり、
世間的にも私的にも
いろいろ大変な1年でしたが、
ジュリーやショーケン(の妄想)や、
【稀人舎通信】の同人仲間にも助けられ、
現実逃避しつつ、なんとか概ね機嫌よく
過ごしてきました。

しかし、現実ってやつは足が早くて、
年末になって、ついにとっ捕まって、
せっかく機嫌よくやってきたここ数年の
積み重ねを自分で台無しにしたりなんだり、
いろいろと忙しい1年でございました。

まあ、それでも一昨日(29日)のコミケでは、
ジュリーだ、タイバニだと萌え~な1日を過ごし、
沢田研二 in 夜のヒットスタジオ [DVD]」でも、
また現実逃避の加速を付けてもらって、
これでなんとかしばらくは逃げ続けられそうです。

ありがとうジュリー。

去年の大晦日のエントリでは、
Twitterについて、
「この新しいネットツールは、
 来年はどうなっていくのか、楽しみです。」
なんて言っていて、
去年に引き続き、
Twitteではダラダラと日常をダダ漏れしてただけですが、
文学フリマでもコミケでも、
「Twitterで見ました」とか
「フォローしています」とかいう方が
本を買ってくださったりして嬉しかったです。
来年はどうなっていくかわかりませんが、
とりあえずこのまま続けていくことと思います。
よろしくです。

去年言っていて、特に進展がなかったのは、
電子書籍関連。
私自身も特にアクションを起こさなかったんですが、
世間的にもどうにもこうにも停滞してる感じ。
アマゾンのキンドルストア日本版も結局、
年内オープンは見送りになっちゃったしね。
「自炊業者」なんていう問題も起こったり、
なんだか私から見るとどうも的はずれなとこで、
出版界はゴタゴタしてるような気がします。
まあ、このへんのことは、
かつて稀人舎で作った本を
書店で売ってもらおうとしたときに直面した
出版流通の慣習による壁のことを思い出したりして、
言い出すと愚痴とか暴言とかになりそうなんで自重。
アマゾンさんには頑張ってほしいと、
それだけ言っときます。
来年はいい変化があるといいっすね。

アマゾンといえば、
稀人舎通信5~8号】はアマゾンで販売中です。
特に【稀人舎通信5号】は残部僅少です。
よろしう。

その【稀人舎通信】は、順調にいけば、来年で10号。
一応、10号でひと区切りと思っているので、
来年1年が【稀人舎通信】としては、
最後の活動となるかもしれません。
なので、気合い入れてやっていこうと思います。
その後のことはまだなにも考えていないので、
もしかしたら、11号以降もやるかもしれませんが、
なんにしろ、少し形は変えていくことと思います。
なにか進展があるといいですけどなー(他力

コミケはまだ飽きないので続けていく予定です。
ジュリーネタは尽きることがなさそうだし。


では、みなさま、
ジュリーファンの方々も、出版関係の方々も、
来年もどうぞよろしくお願いします。



いまさらですが、
23日、横浜パシフィコのジュリーコンサート、
またの名を「〈ほぼ〉タイガースコンサート」
行ってきました。
報告遅すぎてレポになってなくてごめんなさい。
つうか、なんかコンサートのあとって、
いつもぽわ~~~んてなっちゃって、
レポどころじゃないんだよね。
MCもちゃんと覚えてないし(だめじゃん)
他のレポブログさんやTwitterを巡って
「そうそうそう、そうだったんだよ~」
と、記憶を呼び覚ましています。

横浜のステージではなんといっても、
アンコールの最後の、
〈ほぼ〉タイガースからのクリスマスプレゼント
「ホワイトクリスマス」!
ピアノ伴奏だけで、
〈ほぼ〉タイガース+鉄人バンドのコーラスが、
すんばらしくてもうもうもう……。
最初の「♪ア~イム…」てハーモニーが出たとたん、
うわーー!ってなりましたよ。
「23日はイブイブだから、なんかおまけやろうぜ」
って、誰が言い出したのかな。ジュリーかな。
みんなで練習したんでしょうね。萌え。
本当に素敵なプレゼントでした。

ありがとうジュリーサリータローピー!

あとは、私が覚えてることといえば、
「君だけに愛を」で、ジュリーの指差しを2回もらい、
(ええ、ええ、「こっちのほう」ってだけですがね、
 でも私の脳内では「私に」指差しがきたんですよっ)
思いっきり「きゃ~~~~~!」と叫んできました。
気持よかった。
今回はお隣の席のお姉さまが話しかけてくれて、
一緒に「かっこいいですね~」「でしょでしょ~~」とか
「楽しいわね~~」とか盛り上がれて楽しかったです。
もう一方のお隣とはお話はしなかったんですが、
こっちも、もんのすごくノリノリな方だったんで、
私も気兼ねなく踊りまくり叫びまくることができました。
みなさん、ありがとうございました。
あと、やっぱりサリーがかっこ良かった。
9月8日の初日よりも慣れてきたのか、
動きがさらにかっこ良くなってた。
ベースを弾くときに肩でリズムを取る、
その肩の動きがかっこいいんですよっっ!
ちょっとうつむき加減でねっ!
ときどきジュリーのほうをチラッとか見てさっっ!
ああ、サリ~~。

で、そのコンサートのあとは、クリスマスやら、
プライベートではちょこっとしたトラブルもあり、
なんだかもう、コンサートは遠い昔のことのよう。
つってもまだ1週間経ってないんだよね。
へえー(ひとごと)。

次は1月24日の武道館だ。
あと1ヶ月しないでまたジュリーたちに会えるなんて、
幸せ過ぎる。
しかも、今度はあの武道館だよっ!
1月24日だよっっ!
タイガース時代のことはリアルタイムでは
全然知らない私ですが、
41年後の今、こんなふうに後追いできるなんて、
思ってもみなかった。
間に合ってよかった。
ピーが戻ってきてくれてよかった。
サリーも参加してくれてよかった。
なによりもジュリーが歌い続けてくれててよかった。


………て、その前にお正月を乗り越えなければ。
いやいや、その前にコミケですよ。
明日(29日)はコミケにサークル参加します。
ああ楽しみ。
今回はコピー誌ですが、なかなかかわいくできました。
「LOVE(抱きしめたい)」のずぶ濡れジュリーが目印です。

111228_1522~001

ジャンルは「音楽(邦楽・洋楽)」
あ、18禁BLものですので、ご注意を。

詳細はTwitterで。
当日の実況もできたらちょこちょこツイートします。
コミケにいらっしゃる方は、
よろしかったらスペースに遊びにきてください。




届きましたよっ!

届きましたよっっ!

届きましたよーーーっっっ!!!



沢田研二 in 夜のヒットスタジオ [DVD]」でございます。

昨日の朝9時ごろに
クロネコさんが届けてくれて、
昨日はそれからずーーっと見てました。
なんせDVD6枚分。589分!
全部見終わるのに、
朝から見て、夜までかかりました。

Twitterのジュリークラスタさんたちの
様子を見てると、
自分の好きなジュリーから見るっていう人が
多いようでしたが、
私は、とりあえず、1枚目から順番に、
ずずーーっと見ました。

1975年から1990年まで、
27歳から42歳までのジュリー。
1日かけて、ひとりの人の15年間を
続けて見るって、かなりおもしろい体験かもと、
そんなことも思ったりした589分でした。
そんな体験てそうそうないでしょ普通。
いろんなことがあったジュリーの15年間、
それを少しずつ時間をおいて追っていける。

なーんも考えてなさそうな最初のころ。
ていうか、おフランスのナントカ賞もらってるのに、
つまんなそうなキレイな顔がすてき(笑)。
新幹線事件の謹慎明けの美人ジュリー。
勝手に→ろくでなし→サムライ→
LOVE→ダーリング→カサブランカ……
と、絶頂期の豪華パフォーマンス。
ジュリーの歌も素晴らしいけど、
あれを生放送でやってた当時のテレビ界の熱さ。
あんなのを毎週お茶の間で見せてもらってたなんて、
贅沢な子供時代だったんだなあと、
誰かにお礼を言いたくなりました。
それに、このころは年間最多出演とかでもあったらしく、
ひとつの曲について、多いものだと5回分が
続けて収録されてるんですよ。
これがね、飽きるかと思ったら、意外にいい!
ジュリーがね、曲によっては、
毎回微妙に歌い方を変えてるのがあるのがわかったり。
特に「サムライ」と「LOVE」と「ロンリーウルフ」。
聴き比べ、見比べるとすんごくおもしろいです。

さらに
TOKIO→バッチュニン→ダバダ→おまパラ……
と続く、バックバンドが変わってからの
よりバンドっぽくなったジュリーは、
井上バンドのときはまた違った華やかさです。
井上バンドのときは、人に言われるままに、
華やかに「してもらってる」って感じだけど、
TOKIO以降は、自分で確信的に突っ走ってる感じ。
ジュリー自身も楽しんでるように見える。
さらにさらに、
その後のCo-coloのころの病みっぽいジュリー(笑)とか、
その後の派手路線復活ジュリーとか、
その時代時代の背景も思いつつ見るってーと、
これがまた感慨ひとしおって感じなんですよ。

いやいや、もうね、お腹いっぱい胸いっぱい。
でもまた見るけど。

というわけで、しばらくはジュリー廃人です。
すみません。
超幸せなのでユルシテ。

あ、そうだ、
さらに!
あさって(23日)は、ジュリーのコンサートなんですよ!
横浜パシフィコ。
ツアー初日の9月8日に行って以来のジュリーです。
あああああ、楽しみすぎる。

DVDで若美ジュリーをたっぷり見たあとに、
コンサートで、今ジュリー見て
「うわっ!」「誰これ!」ってなって、
んでも、コンサート終わるころには、
「やっぱジュリーだった」「このままで全然かまいません」
てなって帰ってくるんだーー。
ほほほほ。




前回のエントリで「PC壊れた」と書きましたが、
5日で復活しました。
よかったよかった。

こんな短期間で直るんだったら、
仕事先には事情を話して待ってもらっても
それはそれだったなあとか、
やっべえ入稿ができねえじゃん!とか
慌てて代替機買いに走ったけど、
結局入稿は伸びちゃったしなあとか、
いろいろ後悔やらなんやらはあるんですが、
修理中の代替機として急遽買った
MacBookProは、今後仕事中のDVD再生機として、
仕事机の傍らに鎮座することに。
これで「ジュリーの夜ヒットDVD」がいつきても、
どんとこいでございますよ。
なんせ、DVD6枚分、580分ですからね、
これだけジッとテレビの前で見てたら、
大変なことになってしまいます。


PCも無事直り、コミケ本用のイラストもほぼ完成。
表紙もあとはプリントするだけになりました。
あとは原稿がアップするのを待つだけ。
29日に向けて27日ごろにコピーして折って止めて……
の作業をする予定でございます。

コミケに関する詳しいことは、Twitterで。
よろしかったらフォローして
「コミケでなにすんの?」とか
リプライ飛ばしてくださいまし。

ま、「なにする」って、
ジュリー本を売るんですけどね。

↓こんなイラストが表紙だったりします。
4号表紙

一応、生モノ二次創作なので、
気を遣ってみたりしてるんですよ。
よろしくです。


前回のエントリで、
沢田研二in夜のヒットスタジオDVD」DVDを
私はまだポチってないと書きましたが、
その後、我慢ができなくなって、
ポチってしまいました。
クリスマスごろには届くようです。
ああ楽しみすぎる。

と、ぽわ~んとなっていた罰が当たったのか、
メインで使っているMacProが壊れました。
特に作業していたわけではなく、
つけっぱなしでメールチェックだけを
自動でさせていたときに、
突如「プチッ」と音がして画面ブラックアウト。
その後は、なにをしても起動しません。
うんともすんとも言いません。
iPadであれこれ検索して、
(iPadがあって本当によかった!)
アップルのサイトに載っている、
電源が入らなくなったときの対処法を
全部やってみたけどダメ。
一晩おいて同じ事をやってみたけどダメ。
で、コピー機リースでお世話になっている
Tooのサポートサービスに泣きつきました。
電話でのやりとりの結果、
現物を送って診てもらい、部品交換してもらうことに。
しかし、その間も仕事はある。
ってわけでその日のうちに急遽新しいMacを買いに走りました。
運良く型落ちのMacBook Proが安く出ていたので、
それを即決で買い、なんとか最低限の仕事をできる環境は整え、
仕事は数時間の遅れだけでなんとかセーフ。

しかし……
安かったとはいえ、予定外の出費はイタタタタでございます。

ジュリーのDVDなんかポチってる余裕があるんなら
新しいMacくらい買えるでしょ

と、神様が思ったのかはわかりませんが、
なんか私いけないことでもしましたか?

というわけで、しばらくは慣れない環境での
PC作業になりますので、
「稀人舎」関係の対応は少し滞ることもあるかと思います。
申し訳ございません。
年明けには、MacProが直るにしろ直らないにしろ、
PC環境は整備する所存でございますので、
よろしくお願いいたします。


ああ、年内といえば、コミケはどうするんだ。
修理はいつ終わるんだろう??


アマゾンさんに、やっとジャケ写きましたね。

沢田研二in夜のヒットスタジオDVD


しかし……

ちょーっとやっつけっぽくないですか?
これはBOXのデザインですよね。
中のケースはどんななんでしょうか。
BOXにジュリーの写真を使うことは
できなかったのかなあ。
肖像権?
メンドクサイ話ですなあ。

加工しまくったやつでもいいから、
TOKIOかカサブランカ・ダンディあたりの
画像を入れたらよかったのにー。
あのへんなら、顔がわからないくらい加工しても
ジュリーだってわかるでしょ。
ジュリーを知ってる人なら。

でも、楽しみ。
でもでも、実は只今絶賛金欠中の私は、
まだポチってないんですよ。
アマゾンさんなら引き落としは来年だから、
今金欠でも関係ないんですが、
なんかもうちょっと気持ちに余裕のあるときに
買いたいなーとか思ってさ。

でも早く見たいーーーーー


あ、こっちのサイトではCM(?)の動画と
収録曲のリストが上がってます。
ワクワク



CSのファミリー劇場で今、連日放送で
「太陽にほえろ! マカロニ編」をやっててですね、
先日、11月29日はジュリーが殺人犯役でゲスト出演の
「そして、愛は終った」でした。
私はほぼこれを見るため、録画するためだけに、
スカパー契約しましたよ。
とりあえず、16日間無料視聴ですけどね。
「連日」ってんで、他の回も録画しつつ見てたら、
マカロニ=ショーケンのあまりのかわいさ、
そして、なんとも萌え~な七曲署の物語(違w)に、
マカロニくんが死ぬとこまでは見届けようと、
継続の申し込みもしてしまいました。

地デジ化してよかった。

しかしね、私はこの「太陽にほえろ!」は、
リアルタイムでも見てた記憶はあるんですよ。
でも、中身をなにひとつ覚えていない。
じゃあ、なんで「見てた」ってわかるかというと、
当時、一緒に見ていた父が、マカロニを見て、
「こんな髪の長い刑事がいるもんか」
と、文句を付けていて、
(マカロニはそこがいいんじゃないか~。
 この人が殿下みたいな七三分けだったら、
 全然かっこよくないよ。大人はワカッテクレナイ……)

と、子供心に反発したことを覚えているからです。
それと同時に、
(そうかー、本物の刑事はこんなんじゃないんだ)
と、素直に思ったりもしていたんですが。
それと、マカロニで覚えているのはもうひとつ。
マカロニが殉職してしまい、
後釜に松田優作のジーパン刑事がやってきて、
ジーパン編が始まったときに、
(ええ~~、なにこのジーパンてカッコ悪い。
 マカロニの方がずっっとかっこ良かったのにいいい~)

と、激しく思ったことを覚えているんですよ。
てことは、マカロニ編を見てたってことだと思うんだけど、
でも、内容は覚えていない……
ま、ドラマに限らず、私は中学生以前の記憶が
極端に少ないみたいなんで、しょうがないんですけどね。

で、その「太陽にほえろ!」20話、
「そして、愛は終った」(漢字表記ママ)

この回は、ショーケンとジュリーの共演、
しかも、ジュリーがショーケンに射殺されちゃう役ってんで、
ジュリーファンにとっては伝説のドラマになってます。
DVDも発売されてますけど、BOXしかなくて高いし、
私は今までちゃんと見たことはなかったんです。
ダイジェストにまとめてあったり、分割されたりして
たまにあちこちの動画サイトに、あがっているのを
チラチラと見たことがある程度。
もちろんあらすじは知っていますが、
今回、初めて最初から最後まで通して、
クリアなテレビ画面で見ることができて、
「ほほお~~」「へえええ~~」「こういうことだったんか~」
と、いろいろと話がつながった部分もあり、
面白かったですよ。

というかですね………


えーーーと、
こっから先は腐女子妄想による珍解釈を
延々と述べることになるので、
純粋に「太陽にほえろ!」ファン、ショーケンファンの方は
ご遠慮いただいたほうがいいかもしれません。
特に、ショーケン×ジュリー恋人同士妄想とかけしからん!という、
「ショーケン大好き!」な方々には
大変申し訳ない話が展開されますので、
要注意でございます。
しかも、ストーリーから語ってますから、ネタバレもしてます。
それでもよろしい方のみ、この先はお読みくださいませ。




よろしいでしょうか?















よろしいですか?
























よろしいですね?







では始めますよ。


えーとですね、
この話は「太陽にほえろ!」の中では、
かなりいい脚本だと思うんですよ。
もちろん他にもいい話はいっぱいありますが、
長くたくさんやってるせいもあり、
おそらくテレビドラマというものが
軽く見られていたであろう時代性もあって、
これまでのマカロニ編を見てても、
結構グダグダな話の回もあるんですが、
この「そして、愛は終った」は市川森一脚本だし、
冒頭とか各所にちょっと映画っぽい展開や演出もあり、
1時間という枠の中でうまく話が整理されていて、
無駄のない、よくできた話になっていると思います。
なにより、たまにある、ヘンなおちゃらけシーンがない。
ジュリーゲストっていうことで、
スタッフにも気合が入っていたってことでしょうか。
つうか、一番気合が入ってたのはショーケンか……。
ショーケンがジュリーと共演できてウレシー!!
っていう、それだけのドラマじゃなかったんですね。
ショーケン×ジュリーで、
愛ゆえにショーケンがジュリーを殺しちゃう、
そんな話なんですね、萌え~~、と
腐女子フィルター(腐ィルター)かけないと
見るのがつらい話かも、とまで思ってました。
申し訳ないごめんなさいすみません。

と、そんなことを思いながら1回ざっと見た私は、
その気合が入っていると思われる話に敬意を評して(?)、
2回目は、なるべく腐ィルターを外して見るように
努力してみたんですよ。
きちんとお話を評価しようと思って。
そうやって見てみるってーと、
清坂貞文(ジュリー)がおばあさんを殺して、
マカロニと出会うまでのシーンは本当に無駄がない。
最小限の台詞とカットバックで、
登場人物の関係も、殺人の動機も、
説明っぽくならずに、ちゃんとわかるようになっている。
んで、マカロニが他の殺人犯を追っていて、
そのために、たまたま通りがかった貞文さんに
協力してもらうってとこは、かなり無理矢理だけど、
やんちゃで無茶苦茶なことをやるマカロニっていう
キャラがあってのエピソードになってるんで、
「太陽にほえろ!」的にはアリかなって程度。
現実にはありえないでしょうけどね。
現に、報告したボスにはがっつり怒られて、
「おまえはその人をちゃんと東京まで送り届けろ」
とか言われてて、あらボスったらちゃんとしてる。
ま、その台詞もその後の展開に必要なわけだし無理がない。
んで、マカロニが貞文さんを担ぎ込んだ病院の看護婦が、
こんな看護婦いるか!ってな看護婦なんだけど、
これもまた、翌日勝手に貞文さんと逃げちゃう女ってことで、
伏線になってる。
さらに、ゴリさんとマカロニで聞き込みに行った叔母さんは、
殺人現場でチラッと姿を見せた人で、
ドラマを見てる方には、彼女がウソをついてるってことが
わかる仕組みになってたり。
その後は展開が急転して、いきなりもう貞文さん射殺シーン。
いつもの、犯人逃げる~マカロニ走る~みたいな、
お約束の追いかけっこシーンとかなしで、
ジュリー、じゃなかった、貞文さんが死ぬところと、
拳銃を撃っちゃったマカロニが錯乱するシーンを
丁寧に描いてるとこがとてもよい。
(といってもね、マカロニくん、心臓じゃなくて脚とか狙えなかったんでしょうかね。
 射撃の腕がいいということはドラマ冒頭の試射してるとこでバレてんだしさー。
 警察のセオリーとしては犯人の脚を狙え、ですよね。
 事件後にゴリさんが「マカロニが取った処置にはなにひとつ過失はなかった」
 って言ってるのも、うーーん、だし。
 ストーリー上、貞文さんは死ななきゃいけなかったわけだから、
 そのへんのなんかうまい説明がどっかにあるとよかったなと、そこだけ残念)

しかしまあ、マカロニが初めて拳銃で
犯人とはいえ、人を撃って死なせてしまい、
「撃っちゃったー撃っちゃったー」
「ごめんなさーいごめんなさーい」
「目え開けてくださーい」
って、泣き叫ぶところは秀逸。
こういうのやらせたら
ショーケンの右に出るものはいないって、本当に思います。
伝説になっているのもわかる。
あのシーンは、半人前のマカロニっていうキャラを
いつもと違う「起きてくださーい」っていう、
まるで幼児言葉で泣きながら言うことで表現してる。
あれはショーケンのアドリブなのかなあ。
市川森一さんの脚本なのかもしれないけど、
若者とはいえ、大の男が大泣きしながら、
「ごめんなさーい」って、それまでのテレビドラマには
なかったんじゃないですかねー。
(ま、ショーケンの演技の素晴らしさについてはまた後日)
そんで、そのときの
「俺、もう刑事なんかやめたー!」っていう言葉を
実践してるのか、自宅(?)で傷心のショーケン、
じゃなかった、マカロニのところに、
ボスが、事件の真相を語りに行くんですが、
マカロニに「戻ってこい」とか、
そういうことを言わないのもいいと思います。
伝えたいことだけ伝えて、あとはおまえ次第っていうね。
かっこいいっす。
んで、次はいきなりマカロニが新宿駅で、
ドラマの冒頭で追っていた殺人犯を見つけるところになる。
本当は休暇を取って傷心旅行に行こうとしていた
マカロニが、見つけてしまった犯人を追って、
走っているところでエンド。
ちゃんと話が円環になって繋がってるし、
円環になってるだけじゃなく、
マカロニはこうして成長していくんですよ、
ということも暗示されてる。
最後までよくできてます。
しかし、この最後のシーンの私服のマカロニくんの
かっこいいったら、鼻血ものでございます。
タートルネックのセーターに茶色のジャケット、サングラス。
ああもう!

と、ここまで、言わずもがなの解説を
ダラダラといたしましたが、
腐ィルターを通して見ないでいても
こんな風に十分面白い話ではあるんですよ。
しかし! 残念なことに、やはり1時間のテレビドラマ。
どうしても、登場人物の心情とか関係とかの
掘り下げ方が足りないと言わざるを得ない。
ボスがマカロニの家を訪ねて、
事件の真相を話したあとの会話のとこが、
かっこいいっちゃかっこいんですが、
ここがねーなんともねーかんともねーー……
どーーしても腐ィルターをかけないと、
なんともしっくりこないやりとりなんですよっ!
今、ふたりの台詞を正確に再現しようと思って、
そのシーンを見返して台詞を書き出しましたが、
書きながら萌え転がりました。
最後のボスの「愛情ってのは残酷なものだな」って
とこだけ解説しようかと思ったんだけど、
そのちょっと前のところから書き写そうと思います。

↓ここから

ボス「清坂は、おまえに撃たれることを望んで、それを果たしたんだよ」
マカロニ「それじゃあ、あいつは俺に引き金を引かせるために、わざとあんなことをしたって言うんですか。……それは違うよ。あいつは逃げる気でいたんです。必死で逃げようと、生きようとしたやつを俺は撃ったんです」
「早見、おまえ、清坂が背負っていたものの重さがわかるか」
「やつは、なにを背負っていたんですか」(ここの「なぁにを」っていう言い方が好きです。萌え)
「愛だよ」
「愛……。んなことがあるのか。やつが人殺しをしたのは、この女のため? 俺に引き金を引かせたのも、この女のためだって言うんですか。じゃあ、苦しんだのはあいつだけじゃないですか!」
(バリーンと、清坂が描いた叔母さんの絵を壊す)
「苦しんだのは清坂だけじゃない。今朝、彼女は死んだよ。なあマカロニ、愛情っては残酷なものだな」


↑ここまで

これさー、マカロニくんたらなんでこんなに
貞文さんに入れ込んじゃってんですかね?
「苦しんだのはあいつだけじゃないですか!」とか言っちゃって、
貞文さんの恋人である叔母さんの絵をバリーン!だし。
嫉妬!?
それはジェラシーってやつですかっっ!!?
と、問いたださざるを得ません。
ボスも「おまえに撃たれることを望んで」とか言っちゃって、
本来はそうじゃないでしょ?
そこは「おまえ」じゃなくて、
「我々」とか「誰か」とかって
台詞のはずじゃないですかね?
なんで貞文さんはマカロニ限定で撃たれたがったと
そういう解釈になってんですか?
ま、言葉の綾だって言われればそれまでですが、
揚げ足取って萌え転がるのが腐女子なもんでね。
ここからいろいろと妄想が湧くわけです。

そこで、ショーケン×ジュリー萌えの腐女子としては、
マカロニは貞文さんを愛してしまい、
血の繋がりのある愛情しか信じないという貞文さんに
なんとか他人同士の愛というものもあるということを
わからせようとしている設定を妄想なわけですよ。
そのマカロニの愛にだんだんと心を開く貞文。
しかし、貞文は秘密を抱えた殺人犯として、
どうしても死ななければならない運命だった。
それならばと、貞文は唯一自分が愛した
他人のマカロニに殺されようと決意する。
それは彼の究極の愛情表現であった!
そんなこととは知らないマカロニは、
人質を殺そうとナイフを振り上げた貞文の
腕を狙って銃口を向ける。
引き金を引く瞬間、貞文は人質を突き飛ばし、
まっすぐに自分の胸をマカロニに晒す。
しまったと思ったときには、もう遅く、
引き金は引かれてしまい、
貞文の心臓に弾丸が飛んでいく。
ああ、これで死ねる。
秘密を隠したこの胸を僕はおまえに貫かれて死ぬ。
おまえに殺されることが僕の愛。
薄れていく意識の中で、
泣き叫ぶマカロニの声を聞きながら、
血の繋がりのない愛もあるんだなと、
声にならない言葉をつぶやく貞文であった。
なんてねなんてねっ!!
しかし、そんな貞文さんの複雑な愛情表現なんか
知る由もないマカロニは、
自分の手で愛する人を撃ってしまったことで錯乱する。
「ごめんなさーいごめんなさーい」
「俺、撃つ気なかったんだよー」
「ねえ、長さん、目え開けさせてーー」
で、
「俺、もう刑事なんかやめたー!」
とまで言うマカロニを訪ねていくボス。
貞文が人を殺したのも愛なら、
おまえに自分を撃たせたのも愛なんだよ、
「愛情ってのは、残酷なものだな」
と、若いマカロニに優しく諭すボスであった……。

こういう設定なら、
「清坂はおまえに撃たれることを望んで……」
とかいう台詞も、
「必死で逃げようと、生きようとしたやつを
 俺は撃ったんです」
っていうマカロニの思い込みたい気持ちや後悔も、
「じゃあ、苦しんだのはあいつだけじゃないですか!」
っていうジェラシーも大納得じゃないですかっ!

それにね、
腐女子的にはこのドラマ最大の見せ場である、
病院でのふたりの会話シーンがあるんですが、
ここのマカロニくんの不自然なまでの
嬉しそーーーな顔と、
貞文さんの甘ったれな表情。
ショーケン×ジュリーな観点からは
本当にごちそうさまってなもんですが、
ドラマ的には謎シーンでしかありません。
ここは、たぶんマカロニの中の人=ショーケンと、
貞文さんの中の人=ジュリーの素が出ちゃってて、
ショーケン→じゅりと共演できて嬉しーー!
ジュリー→しょーけんと一緒の現場であんし~ん。
てな感情がダダ漏れちゃってるんだと
推察できて萌え萌えなわけですが、
ドラマの中では初対面のはずのふたり。
しかも貞文さんは人を殺してきたばかり、
で、相手は今一番関わりたくないはずの刑事。
マカロニにしてみたって、この時点ではまだ殺人犯とは知らず、
自分が巻き込んで迷惑をかけた一般人と思ってるとはいえ、
貞文さんは素性のしれないわけありそうな若者なわけで、
そんなにいきなり打ち解けるエピソードもない。
それなのに、この笑顔ですよっ!
なにワンコが尻尾ブンブン振ってるみたいな顔してんですか!
taiyo-s.jpg
なに安心しきったかわいい顔になってんですか!
taiyo-j.jpg

この謎も、ふたりがたとえば学生時代の友人とかの、
以前からの知り合いで、ここで偶然再会したってことならば
自然なはず。
学生時代はまだここまで屈折はしてなかった貞文さんと
マカロニは親友と言ってもいい仲良しさんで、
久しぶりの再会を喜ぶけれど、
なにか隠し事がありそうな貞文さんに
マカロニは疑惑を抱くのだった……
てな展開だったらいいのにー

でも、そんな設定&展開にするには、
1時間ドラマじゃちょっと足りない。
ここはもう、これで
「マカロニ×貞文」の捏造小説でも書くしかないか!
とニヤニヤしていたんですが、
ゆうべツイッターのジュリークラスタで、
このドラマの話が盛り上がっていたときに、
そのドラマに関連したショーケンとジュリーの話が
出ていた記事というのを教えてくださった方が
いらっしゃいまして。

それによると、

ショーケン
「殺す行為と殺される側の間には、必ずホモセクシャルがないと成立しない。最初に床を共にする女と同じほど重要なんだ。それにはジュリーしかいない」
ジュリー
「ショーケンになら殺されてもいい」
(73年11月「週間TVガイド」ジュリー&ショーケン特集より)


だそうです。

………あのーーー
えーーーーーと、
そのーーーー……

私の妄想は妄想じゃなくて公式でしたっ!!!!

妄想が現実に負けました……。
もう、ジュリー周辺はこんなんばっかしで、
いやになるよもーー。


とまあ、そんな
ショーケン×ジュリーには腐女子のどんな妄想も
かないませんでした、という、
そんな愚痴をこんな長々と書いてしまいました。

こんな時間あるなら、コミケ本のイラスト描けよ、
って感じですが、もう下書きはできたんですよ。
あとはペン入れするだけ。
でもねー、なんか、このあとはペン入れするだけっていう
状態になると、ちょっとつまんなくなるんだよね。
ペン入れは作業だからさ。
ま、作業も始めちゃえば楽しくなったりもするんだけど、
やっぱり、どんな絵にしようかなあとか考えながら、
ぐりぐりラフを描いてるときが一番楽しい。




【おまけ】
「そして、愛は終った」の最後に、
ボスと山さんがマカロニについて話してるとこで、

山さん「いやな思い出は旅の空に捨ててこいって、追い立てたんだがね」
ボス「次の思い出が忘れさせてくれるさ」


ってのがあるんですが、
貞文との思い出は俺が忘れさせてやるぜ、
っていうボスのマカロニラブコールですかそうですか
と思ったことをここに告白。
だってね、この「太陽にほえろ!」の初期って、
若者マカロニの成長物語が中心のドラマになってて、
どうしても、それに絡むのはボス。
随所にボス×マカロニのイメージがチラチラして、
たまりません。
回を重ねるごとに群像劇になってくるんだけど、
そうなると、一番若いマカロニが他のメンバーに
いじられるというキャラになってくるもんだから、
今度は、マカロニ総受け!?と、そんな状態に。
むかーし、子供のころに親と一緒に見ていた
ドラマで今、こんなに萌え転がることになろうとは、
思ってもみませんでした。
長生きはするもんです。
ありがとうございます。

【12/2 追記】
もうひとつ萌えシーンがあったんだった。
途中の捜査一課でメンバーみんなが揃ってるとこで、
マカロニくんがお茶出しをしてるんですよ。
たまたまシンコちゃんが出てない回だからだと思うけど、
あの時代ですからね、男性がお茶出しするって
珍しかったんじゃないかと思うんですが、
一番下っ端って感じがよく出てて、とてーもよかったデス。
ていうか、シンコちゃんがいなかったら、女子枠!?
ってことで、萌えーなわけですねすみませんすみません。