相変わらずうかうかと過ごしているうちに、
5月も最終日となり、今日はコミケの当落発表。

◎貴サークルは、日曜日 西地区“む”ブロック-27a に配置されました。

だって!
日曜日ってことは8月11日。
どうにか新刊作って持っていきたいものですが、
まだなーんもやってません。ははは。

あ、当選記念に思わずこんな↓落書きだけ。
pixivです。

http://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=36052088

これをちゃんと描いて表紙にしようかなー。
と、それぐらいしか決まっていないのに、
印刷屋さんにはさっそく予約入れました。
7月25日入稿。
えーと、あと2ヶ月弱ですね。
ががががんばります。


ジュリーのことでいろいろ書きたいこともあったんですが、
どうもこのところ調子が悪くて(頭の)。
仕事と違って、別に誰に頼まれてるわけでもないんだから、
ブログも小説もイラストも、
やる気になったらやればいいよと、
自分を甘やかしてだらだらしていたら、
これがもう、
際限なくだらだらできるんでびっくりしました。
人間ダメになろうと思えば
どこまでもダメになれるもんですなあ。
とか、感心してる場合じゃない。

夏コミ合わせのBL本は
なんとかがんばって出したいと思います。
詳細は、こことかツイッター(@kijinsha)とかで
コソコソ告知しますので、
詳しいことがお知りになりたい方は、
ツイッターでDM飛ばしていただくか、
ここのコメント欄で、
「管理者にだけ表示を許可」にチェックを入れて、
メアドを教えていただければ、メールいたします。

どうぞよろしくです。


ジュリーの今年の音楽劇
「探偵〜哀しきチェイサー2 雨だれの挽歌」
今日、名古屋で大千秋楽で全行程無事終了したようですね。
めでたい。

私は基本遠征はしませんので、
今日の大千秋楽の様子はツイッターで、
行かれた方々のレポを指をくわえて読んでおりました。
レポアップしてくださったみなさま、ありがとうございました。
ジュリーもご機嫌さんで楽しいフィナーレだったらしく、
よかったよかった。

私も、もっとお金持ちになっていろいろ余裕ができたら、
あちこち遠征もしたいものだなあと夢見ておりますが、
今のところ夢のまた夢でございます。

でね、その大千秋楽に行ってもいない「探偵」のことを
なんでまた急に書くかというと、
ヒロインの最後の台詞のことで、
ずーっと考えていたことがあったからなんですよ。
ジュリーについてのことではない、
脚本に関しての疑問というかモヤモヤしてたことなので、
お芝居の全行程が終わったら書こうと思ってたんです。

とか、もったいつけるほどのことでもないんですが……、

あのですね、
お芝居の最後のシーン、
ヒロイン百合子さんと新さんが語り合って、
事件の真相がわかるところ。
ふたりの気持ちがちょっと通じ合って、
お互いに惹かれ合っているとわかるけど、
新さんは百合子さんの秘密を暴いてしまい、
結局ふたりは別れる運命になっちゃう。
ていうか、結局のところ、
新さんは百合子さんの良心を試したんだよね……。
んで、根っからの悪人にはなりきれない百合子さんは、
新さんに心を残しつつも、ひとりで行くことにする。

その百合子さんが出て行く前の会話、
百合子さん「ここに戻ってきたらまたマルチニ作ってくれる?」
新さん「ええよ。うーんとドライにしてなぁ」
百合子さん「うん! うーーーーんとドライにして」

(1回しか観てないのでうろ覚えですが)

これは、新さんと百合子さんの初対面のシーンでの
台詞から繋がってるわけですが、
私、このやりとりは最後に絶対あると思っていて、
そのシーンでは「キターッ」と心の中でガッツポーズしてました。
でもね、百合子さんの最後の台詞は私の予想とは違ってたんですよ。
この物語の締めの台詞としては、ここは、

「ううん。今度は、うーーーんとウエットで!」

って百合子さんが言うのが、
ハードボイルドの定石ってもんじゃないかなあと、
私は思うんですが、どうですかね?
百合子さんは気の強い女性で、
最初はある決意を持っていたから、
初登場でマルチニを頼む時に
「うーんとドライにして」
っていうのは、いいんですよ。
それは、ドライで誰にも心を開かない女性ってことを
表してる台詞だからね。
でも、いろいろあって、新さんに助けられて、
自分の目論見や秘密も見破られて、
それでも優しくしてくれた新さんに、
最後にはどうしても嘘をつき通せなくて、
百合子さんは素直になるんですよね。
だから、「またマルチニ作ってくれる?」という台詞は、
「こんな私でも待っててくれる?」って意味なんだよ、たぶん。
それに対して新さんは優しく「ええよ」と言う。
そして、百合子さんの好みはちゃんと覚えてるよ、
最初から君のことは気にかけていたよという意味で、
「うーんとドライにしてなぁ」と言う。
でも、その「ドライ」という「好み」は、
新さんに惚れる前の、
心を閉ざしていた百合子さんの「好み」です。
新さんを好きになってしまい、
嘘をついたり意地を張ったりすることをやめた百合子さんに
「ドライ」は似合いません。
なので、ここは
「私はあなたのおかげで変わったのよ」という意味を込めて、
「ウエットにして」ってな方が
ぴったりなんじゃないかなあと思ったんですよね。
「ウエット」=「濡れる」
っていう、ちょいシモネタ寄りの意味も込めてさー。
百合子さんが新さんに惚れたわ(抱かれたいわ)ってことを
それで伝えようとするとかね。うっふっふー。

ていうか、
いつも強気で「マティーニのドライしか飲まない!」
なんて言ってる女の子が恋をしたら、
「今日はウエットにして」って言うとか、
もしくは、
事情通の凄腕バーテンがこっそりベルモット増量で出した
甘めのマティーニを「おいしい」って飲んじゃうとか、
もはや、これはハードボイルドのお約束でしょう!(断言)
なんかのハードボイルド小説か漫画でも、
こんなやりとりを読んだような気がするんだよね。
いつもはマティーニのドライしか飲まない登場人物が、
いろいろあったお話の終わりに、
「今夜はウエットで」ってバーテンに頼む。
それは女が濡れるだったか、
今夜は泣きたい気分だぜ、みたいな場面だったか、
どっちだったか忘れたけど、
どっちにしろ、最初は強気だった人物が、
最後に少し変わったってことを表してる。
んで、それはハードボイルドの基本じゃないかと。
強気で決して自分のこだわりを変えない人物が、
ある出来事を体験して、ほんの少しだけど変わる。
自分のこだわりを少し緩めてみようかなとか思う。
大人だからそういう変化も受け入れられる。
ああ、かっこいい。ぽわ〜〜ん。

だから、あの最後の百合子さんの
「うーーーんとドライにして」
っていう台詞はちょっと違うんではないかなあと、
ずーっと引っかかってるんですよ。
まあ、この場合はハードボイルドの主人公の探偵さんじゃなくて、
ヒロインの方ですけどね。
彼女は新さんによって変わり、
新たな人生を歩み始めたんですよね。
それを新さんは離れた所で見ているよ、という、
そんなラストだったと思うんですが、違うんでしょうか?

うーーん。
最後でも百合子さんに「ドライにして」と言わせることで、
百合子さんはどんな状況でも大丈夫な強い女性だということを
表現しようとしたのかな?
それでもいいのかなという気もするんですが、
そうするとですね、今度ひっかかるのは、
その百合子さんが出ていってひとりになった新さんが、
泣きながら歌う【雨だれの挽歌】が、
ちょっとよくわからないんですよ。

あの歌の歌詞は、
別れたくない、もしくは別れなんて考えてもいない女と、
もう気持ちが冷めてしまった男との話ですよね?
そのふたりのすれ違いが悲しいっていう歌詞だと思うんですが、
百合子さんが「ドライ」って言って、強い女のままだと、
この話はハッピーエンドになっちゃうと思うんですよね。
だって百合子さんは新さんによって救われてるわけだから、
新さんが「別れが悲しい」と泣く必要はないはず。
ここは、百合子さんが新さんに心底惚れて、
別れたくないけど別れないといけないっていうことにしないと、
あの悲しい歌詞に繋がらないんじゃ?
もしかして、歌詞の中の「女」が新さんで「自分」が百合子さん?
腐女子的にはおいしい発想の転換ですが、
この音楽劇はそんなんじゃないしなあ。

ううーーん……

てなことをぐーるぐーると考えていたんでした。
そんなに深く考えることでもないのかもしれないけど、
どーもモヤモヤしちゃったもんで、
ここで吐き出してしまいました。
はー、すっきりした……かな?