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なんか素敵な感じのタイトルですが、はっきり言って「釣り」ですすみません。

衝撃のジュリーのツアー初日(7月6日・武道館)を観てから「これはどういうことなんだろう?」と、ずっともやもや考えていたんですが、この間、私にとっては今年2度目となるNHKホールでのライブに行ってみて、「こういうことなんじゃないかな?」と、ふんわりですが考えがまとまった気がしたので、書いておこうかと思います。

お断りしておきますが、これから書くことは、まったくの私の個人的な考えというか、ほとんど妄想ですし、「こういうことかな?」というよりも、「もし、こういうことだったら、私は納得できるんだけどなー」というぐらいのことです。
なので、ジュリーが言ってもいないことを捏造してますし、そうするためにかなり上から目線のようにもなってしまっていると思います。ジュリーの気持ちを勝手に推測して決めつけるなんて許せないとか、あるがままのジュリーが大好きなのだから、今年のあのライブスタイルでも十分大納得なのに何言ってんだよ……という方は、この先はお読みにならないほうがいいかと思います。
でも、私の中でちょっと整理しておきたいなーという気持ちもあり、考えたことは書いておきたいので、ご了承いただきたく存じます。


と、長々と言い訳を書いておいて……(ビビリなのでね)

釣りタイトルの「ジュリーはスターのまま」ですが、これは素直に読めば「やっぱりジュリーは素敵! 古希になってもスターのままよね!」というふうに受け取られると思いますが(だから「釣り」なんですが)、私の中ではちょっと違って、「ああ、ジュリーはスターのままでいることにしたんだなあ」「スターのままでいるしかなかったんだなあ」というニュアンスです。

ジュリーはデビューした18歳のころからずっとずーっと「スター」として輝き続けてきたわけですが、年を取ったらその「スター」をやめられる、やめたいと思っていたんじゃないでしょうか。
だから、還暦になったときに大々的に還暦コンサートをやって区切りをつけ、その後は「スター・ジュリー」ではなく、ひとりの歌手・沢田研二として好きなように(気楽に?)ライブを続けていくために、ギターのカズさんとふたりだけでやるという計画を考えていた。
「あのジュリーがジジイになった、で僕はよかったんです」って、こないだのNHKホールのMCでも言ってましたしね。
でも、還暦コンサートで80曲なんて前人未到のことをやったせいで、沈んでいた人気が想定外にちょっと浮いてきてしまった。それで、ギターとふたりだけでやるってのはちょっと棚上げにして、一緒に80曲をやってくれた鉄人バンドともう少しやってみようと、この10年やってきた。

その10年を経て、満を持してのカズさんとふたりだけでのツアーとなったわけですが、もしかしたら、今年やってるこのスタイルは、ジュリーが当初考えていたのとはちょーっと違ってしまったんじゃないかと私は邪推してしまうのです。

この10年間、ジュリーは「ただのジジイ」になるためにいろんなことを試行錯誤してきたように、私には思えます。
「我が窮状」や震災後に発表し続けている曲たちをリリースし、ときには政治的な発言もする。スターとしての見た目なんかもう関係ないよと言わんばかりに、角刈りにしたり坊主にしたり(これはお芝居のためではありましたが)、太ったり髭を生やしたり……。スター・ジュリーとしてではなく、沢田研二個人として、好きなことを言い、好きな格好をして、その上で歌い続けたいと思っていたんじゃないでしょうか。
例えば、「大好きな」とジュリーも言っていた吉田拓郎のように? わかりませんが。

でも、なにをしても、「あのジュリーが」と言われてしまう。「あの」も「その」もなにも、どれも俺だよ!とジュリーがいくら思っても、世間はそうは見てくれない。なにをしても「スター・ジュリー」をやめることはできないんだということを思い知らされる10年間だったのかもしれません。

それに、なにより、私たちが想像できないように、スターじゃないジュリーというものを、ジュリー自身もうまく思い描けなかったんじゃないでしょうか。ギターとふたりだけで地味にライブをやるといっても、じゃあ、小さいライブハウスのようなところでやるのか、そうしたときにどんな状況になるのか、まだまだたくさんいる熱心なファンたちはどうなるのか……。
「たくさんのお客さんの前で歌いたい」ということは前から言っていたし、それは本音でしょう。じゃあ、どうしたらいいんだ?となり、そこからの、ギターとふたりきりになっても会場は今までと同じ、という今年のライブスタイルになったんじゃないでしょうか。

50年間、天上界のスターとして輝き続けていたために地上に降りる方法がわからなくなったっていうか、そんなふうに言うと悲しい話のようですが、この先好きなようにやっていくにしても「スター」であることはやめられない。ならば、「スター」のまま、天上界に身を置いたままで好きなことをやろうと、ジュリーは腹を括り、その相棒としてカズさんに一緒に来てくれないかとお願いした。
ふたりだけでやっていくことについて、カズさんには事前に少しずつ話をしておき、最終的な返事をもらうときにも「よく考えて」と言ったとMCでも言ってて、すごい気の遣いようだなと思ったんですが、そりゃあ腹を括った自分にこの先ずっと付き合わせようってんですから、気も遣いますよね。

お客さんに見せる姿はスターのまま、大きなステージの上で今までと同じように歌う。でも、長く歌い続けるために、先を見据えて、バンドは解散し、大好きなカズさんというギターとふたりだけでやりたいという自分の希望も通す。そんな折衷案ということなのかなあ、そういうことだったら、この、なんとも中途半端な(言っちゃった)ステージ構成と演奏も納得できるような気がする、と私は思うわけです。

そう考えると、今回のツアーの1部のピエロの衣装は象徴的です。スターのままでいるしかなくなったピエロ。「俺は見世物でいいんや」と30代のころのジュリーは言っていましたが、ジジイになっても、道化としてみんなを楽しませ続けるよ、というジュリーの覚悟が表れているように思うんですが、考えすぎですかね。


なんにしろ、ジュリーが「やりたい」と思い、こうと決めたことならば、ファンとしては付いていくしかないんですが、ひとつだけ言わせていただければ、

もっとゆるくやってみては?

たぶんジュリーも今年は、この、今まで誰もやったことのない変則的なライブが受け入れられるかどうか、ものすごく緊張してやっているんだと思うんですが、その緊張が客であるこちらにも伝わってきて、ちょっとつらい……。
カズさんとふたりきりになっても、今までと同じステージを見せるんだという覚悟なんだろうなと、私は自分を納得させつつ観ているんですが、その「同じ」ということにこだわりすぎると、これまでドラムとベースとキーボードと4人でやっていたバックバンドを、カズさんがひとりで担うことになってしまうわけで、それもつらそうだなと心配になってしまったり。

なので、もっとゆるくやってほしいなと思うわけです。せっかく大好きなカズさんとふたりきりなんだから、ステージ上でコミュニケーションを取る、その様子も見せながら、そのときのジュリーの気分やカズさんのコンディションとかによって、歌も演奏も変化していい。どちらかが間違えたら「てへ」と顔を見合わせて笑いながら歌ってもいいし、ぐだぐだになってやり直してもいい。
カズさんはそういうのが苦手なのかもしれないけど、なんならふたりで掛け合いのようにおしゃべりしながらやってくれたらもっといい。

この先ふたりだけのステージに慣れてきたら、もしかしてそんなふうになっていくのかもしれないけど、そんなふうなゆる〜いライブを、数千人規模のホールやアリーナでやるとか、それこそ前人未到なことだと思うんですが、どうですかね?


ここまで読んでくださった方、ありがとうございます。
タイトル詐欺ですみませんすみません。
 
 
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2018/09/10(Mon) 18:01 |   |  #[ 編集]
ジュリーのライブ
ゆうさん、こんばんわ

ゆうさんがジュリーライブのことをブログにアップしてくれて(とてもとても)嬉しいです。
7月6日の武道館ライブの感想が、ジュリー&ゆうさんファンの私には、さみしく感じられたので。
私自身の感想ですが、確かに武道館は、短時間で不完全燃焼な気持ちでした。
しかしその後、何度かライブに通い、慣れてしまったのか、すごく楽しいです。「マンジャーレ」はやっぱり大好きだし、新曲はCDで聴くよりずっと良いし、「ISONOMIA」は去年より好きになったし、何よりすべての曲がジュリカズの歌に思える…

だから、ゆうさんもまたライブ行ってほしいな…
それでまた、 ジュリカズの物語を書いてほしいな…。

でもね、ジュリーの言ってることって矛盾してますよね!
「ファンじゃないお客さんの前で歌いたい」って言うなら、なんでマイナーな曲ばっかりするの?何でさいたまスーパーアリーナでするの?心配でわざわざ10月に休暇とって行っちゃうよ!!小さいホールの方がよく見える席で聴けるのに、わざわざ大きな会場に行くファンのことはどう思ってるの?
以上、グチでした、スミマセン。

ゆうさんが書くジュリーが大好きな田舎者の戯言(ストーカーみたいですね、申し訳ありません)
2018/09/29(Sat) 02:59 | URL  | ゆかり #-[ 編集]
ゆかりさん、ありがとうございます。
コメントありがとうございます。

武道館での初日は確かに呆然としてしまいましたが、私も2回目のNHKホールに行ったときには楽しんできましたよ。こういうものだとわかれば楽しみ方も見つけられますしね。ジュリーの声は相変わらず素晴らしいですし。楽器がギターだけの分、ジュリーの声が引き立ちますよね。

でも、今年のツアーはジュリーも「これでいいのかな?」って感じで試行錯誤なんじゃないかなあと私は思っております。ギターだけというスタイルは続けるとしてももうちょっとヒット曲を多めにするとか、会場の大きさも変えてくるとか……? でも頑固だからしばらくは同じように続けるかしら?(笑)
なんにしろ、この先ジュリーがどうなっていくのかは気になるので、ライブには行きます。今年のツアーファイナルの武道館も申し込んでありますし。来年も行く予定にしております。

ジュリカズの物語は、今回のことで、現実が私の妄想のはるか上を行ってしまったので(笑)、しばらくは「お幸せに〜」と見守るしかありません。またなにか湧いたら書くかもしれませんので、気長にお待ちくださいませー。
2018/09/30(Sun) 11:39 | URL  | ゆう(管理人) #-[ 編集]
たどり着きました
初めまして。
たどり着くべくして、ゆうさんのところにたどり着きました。

私は40年生まれなので、キラキラしたジュリーをテレビで見ていましたが(いま思うと幸運です)だんだんとテレビからも、そして日本からも離れて、、、そのお姿をネットで拝見したのが1ヶ月前。

ジュリーの40、50、60代を私は綺麗にすっ飛ばしているので実に動揺してしまい(スミマセン)私の知ってるジュリーは、えーっと、とYouTubeを開けて、後はご想像の通りです。

いやいやコメントなんて厚かましい、でも送ろうとしているこの熱はいったい?
そんなこんなもろもろの戸惑いに対し、「萌え」談義の中で的確に答えてくださり、ありがとうございます!そして何よりゆうさんの文章が面白くて!

やっと2012年まで読み進みました。追いかけます。
良ちゃんを見つつ。

長々と失礼いたしました。こちら朝の3時半です、、、送信します!

2018/11/23(Fri) 17:40 | URL  | フロ #/JQj77CI[ 編集]
フロさま、ありがとうございます!
フロさま、当ブログにたどり着いていただき、ありがとうございます。

今はYouTubeがあって、本当にいい時代ですよね。
私もハマりたての数カ月はずーーっとYouTubeを見て、いろんなジュリーブログさんを渡り歩き、かなり寝不足なりつつも幸せな毎日を過ごしておりました。フロさんは、今まさにそんな状態ということですね。
50年の芸歴を持つジュリーは掘れば掘るほど新しい「萌え」が発見できて、飽きるということがありません。一緒に「ジュリー」を楽しみましょう〜。

最近の私は、ジュリーからいろいろ流れて他のいろんなバンドのライブに行ったりもしていて、なかなかジュリー関連の記事をアップできないでいますが、ときどき覗きにきていただけるとうれしいです。よろしくお願いいたします。
2018/11/25(Sun) 22:16 | URL  | ゆう(管理人) #-[ 編集]
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