ISBNとJANコードの申込書を投函して、
「ミッション1、終了!」
と、一人でガッツポーズを決めていた私だったが、

Amazonに代表されるネット書店と取次会社との関係は、
もやもやした疑問のまま、残っていた。

ISBNを取得すれば、おのずと知れるのかもしれない、
と、お気楽なこともこの期に及んでまだ考えていたが、
日本図書コード管理センターのHPを隅から隅まで読んでも、
それらしいことにはなにも触れていない。

ISBNを取得した本は、日本書籍出版協会というところが
管理しているデータベースに登録でき、
取次、書店、ネット書店、図書館などから検索できる、とあるが、
自動的に登録されるわけではなく、自己申告のようだし、
出版業界すべての会社・書店・ネット書店が、
そのデータベースを元に本を売り買いしているわけではなさそうだ。

謎が謎を呼ぶ…

ネットで調べても埒が明かない疑問が膨れ上がり、
「本を一冊買ってきて読んでみようかいね」
遅ればせながら、自費出版のノウハウ本をなにか読んでみることを
やっと思いついた私だった。おそっ

Amazonで「自費出版」で検索をかけると、42冊の本がヒットした。
(2005年8月現在)

その一番上に出ていた「38万円で本ができた―個人出版がおもしろい」
という本を注文してみた。1000円也。


この本は、出版社を経営している「両国の隠居」と名乗る著者が、
ブログで書いていたものをまとめたもの。
この本自体も38万円で作っていて、
「これぐらいの体裁の本なら何百万も出さなくとも作れますよ」
と、父も乗ってしまうところだった自費出版業者の商法に異を唱えている。

実は、ネットで調べようとあちこちさまよっていたときに、
このブログにも立ち寄ったこともあった。
しかし、そのときの私は「38万円で本ができる」という題名だけ見て、
今すでに本ができあがってしまっている私には必要のない情報だと思い、
中身をよく読まなかったのだ。

本、読みました。よーっく読みました。

「取次に本を扱ってもらうためには、取次口座というものが必要」
「取次口座は法人であっても簡単には作れない」
「個人で作った本を書店に並べるには、
 取次口座を持っている既存の出版社に依頼するのが一番」
「ネット書店でも販売経路は一般の書店と同じ」
「取り扱ってくれる発売元の出版社がきまったら、
 ISBNを決めてもらって、カバーなどに印刷しましょう」
「印刷にかかる前に、発売元の出版社との
 きっちりとした打ち合わせが必要です」


………

自分の勘違いというか、無知というか、
大ばかさ加減が、ここに来てはっきりとくっきりと認識されました。
やっと。

今売れ残っている本を、どこかの出版社に持ち込んで、
発売元になってもらうにしても、
もうすでに3万円近くを払い込んで、
独自のISBNの申請をしてしまっている私…

ま、ちゃんと考えれば、当然の結末ではあったのだけど、
Amazonで販売の道は、私の前でぴったりと閉ざされたのだ。
というか、最初から閉じていたのだ。

がっくり

しかーし!
当初の第一目標だったことが不可能と分かって、がっくりもしたのだが、
逆に私の中に、ちょっと燃えるものが生まれたのもこのときだった。

「不可能を可能にできたら、おもしろいじゃん?」

さて、そのためには、なにをどうしたらいいんでしょうか。


つづく
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