夕べから今日にかけてものすごい数のアクセスがあって、
「なんだなんだ」と思ったら、

↓この記事のせいですね。
自費出版「碧天舎」が倒産

昨日のエントリーにも書いたし。

でも、こんなに自費出版のことに興味を持っている人が
たくさんいるなんて、ちょっとびっくり。
この「碧天舎」事件(?)がわが「稀人舎」にとって、
なにか影響がでるものなのか…

どうなんでしょうか。

「高いお金を出したけど、
プロの編集者(出版社)にまかせたから安心」


ていう大前提が壊れたわけじゃないですか。

この、お金を集めたはいいけど、本を出すことができなくった、
という事態が「碧天舎」のみの特異な事例なのか、
それとも、他のB社やS社とかの自費出版会社は
どこも同じような問題を抱えつつやっているものなのかどうかなんて、
一般ピープルからはわかりませんからね。
まあ各社いろんな方策を打ち出してくると思うけどさ。

でも、ものすごく疑問に思うことは、
自費出版本を一冊出すために「碧天舎」とかは、
100万から200万円くらいのお金を払わせるわけじゃないですか。
たぶん、この値段って、
本の印刷・製本代の2倍から2.5倍の見積だと思うんですよ。
まあ、原稿整理、編集から入稿手配、納品、配本手配、広告などなどの
経費もこれに含まれているだろうし、
会社でやっているんだからそこから社員の給料も出さなきゃだし、で、
そう考えると妥当な値段かなーと思ったりもするんですが、

今回のことでわかったことは、

お金が前払いだということ。

だって、お金を払ったはいいけど本が出ない、と言って
怒っている人が250人もいるんでしょ?
で、お金は前もってあるというのに、それが足りなくなった、
ということは、その本を作ること以外のことに
お金を使っていた、ということだよね。

本を作ることだけを考えたら、
前もって印刷・製本代の2.5倍の資金があったら、
充分間に合うんじゃないかと思うんですけどね。

まあ、私は会社経営のことはさっぱり分からないので、
他にも大人の事情とかいろいろあるんでしょうけどね。

依頼された本をすべて作って、それが売れなくて、
在庫を抱えて倒産、とかだったら、
出版社として普通のことだろうから、
依頼した人だってそれなりに納得すると思うんだけど、
本を作る前から

「お金がなくなりました~」

ではねえ。納得できないよ。
じゃあ、自分が出したお金はどこに使ったんだ!
ってことに当然なるよね。
ほんと、お金はどこに消えちゃったんでしょうか。

他の自費出版専門会社が今後どう出るかがちょっと興味がありますね。

で、わが「稀人舎」のような、
個人でどうにか本を売りたいと画策している人たちに
どんな影響が出るのか……
また、どんな対策を立てたらいいのか、
対策の立てようなどそもそもあるのか……

今回のこの「碧天舎」の件は、
自費出版界において、
なにかのターニングポイントになりうるのかっっ

状況を見つつ、いろいろ考えていきたいと思います。
ここをご覧になってくださった皆様、
ご意見あったら、コメントください。
よろしくお願いします。
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テーマ:自費出版
ジャンル:本・雑誌
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2006/04/19(Wed) 18:36 |   |  #[ 編集]
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2006/04/19(Wed) 18:39 |   |  #[ 編集]
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出版を夢みる方なら、一度は碧天舎という出版社を耳にしたことがあるだろう。また、原稿を送ったことがあるだろう。私も一度賞に応募したことがある。そもそも、碧天舎は共創出版を主とする自費出版会社の大手であり、同じ自費出版会社で新風舎・文芸社がある。三社が互い
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