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「実際に口座が開設されましたら、センターから通知がいきますが、
 口座番号は、これです」

口座の名義と番号が書かれた小さな紙をもらった。

ふむふむ、じゃあ、「データベース」に登録するのは
実際に振替口座が開設されてからにしよう。
それまで、他にやっておくべきことをやってしまおう。

というわけで、私は販売用のHP作成に取り掛かった。

だって、「データベース」の「電子媒体登録申込み」フォームの最後には
「ホームページのアドレス(URL)」という項目もあるのだもの。

ここも、HPのない場合は空欄でいいらしいが、
ネット書店での販売が絶望となった今、
どっちにしろ、自前の販売用HPは必要だ。

販売用のサイトならば、名前や住所を書き込んでもらう
注文フォームは必要不可欠。

自分のHPには、CGIのタグを貼り付けて、
感想を書いてもらうフォームをくっつけてあるが、
これを応用してできるのだろうか……

でも、注文フォームなら、必要事項を書き込んだ後、
送信する前に確認画面というものが必要だ。
「以下の内容で送信します。よろしいですか。」という、あれだ。
それに、名前、住所、メールアドレスなど、必須項目も、
書き込んでなければエラーを返すようにしなければならない。

ううーん……
私のhtmlの知識でできるものだろうか。
なんか、CGIの本でも買ってこないといけないのか……

ともかく、他のネット販売をしているサイトを参考にしようと、
見てまわっていたとき、注文フォームの一番下に、

「システム提供:ふぉーむまん」という小さなリンクを見つけた。

クリックしてみるってえと、
なんと無料のレンタルフォームを提供してくれるサイトだ。

ああ、世の中便利になってるんですね。

わたしゃ取り残されとるよ。
デザインもいろいろ用意されていてかわいい。

さっそく登録して、フォームを作る。簡単だ……

それを自分で作った本の販売用HPにリンクさせる。
そんでもって、自分で実際に書き込んで送信してみた。
リプライメールに広告がくっついてしまうが、無料なのでしょうがない。
広告の表示されない有料版もあるらしいが、
それはまあ、今後いろんなことがもし軌道に乗ったら考えよう。

販売用HPは、本の表紙の画像を載せて、
版型、ページ数、価格、ISBN番号などを書き添える。
おお、それらしい!

苦し紛れの宣伝文句もひねり出したが、それがあまりにも苦しいので、
実際に中身を少し読んでもらってから買うかどうか判断してもらおうと、

「立ち読みコーナー」というのも作る。

父の本の中から、ちょっとはましな部分を抜き出して、
画面上で読めるようにする。

で、「発行者」は父の名前でいいが、
実際販売するのは私なのだから、
「販売」として、私の名前も入れなければならない。
本を買ってくれた人がお金を振り込むのは、
私の本名が名義になった口座なので、
ここに載せる名前は、私の本名……

ここで、私はちと困った。
仮にもお金を出して本を買ってもらおうとしているサイトである。
いくら素人がやっていると言っても、
買う人にしてみれば、素人だろうが玄人だろうが関係あるまい。

自分がネットで買い物をするときになにを基準に
ここは信用できると、判断するか、と考えたら、
連絡先が明記してあること、である。
ホントかウソかを見分ける方法はないけれど、
(それを言い出すとどうしようもないので、ちょっと置いておいて)
住所や電話番号がきちんと明記してある通販サイトならば、
個人商店のようなところでも、とりあえず、信用することにしている。

なので、やっぱり、ネット通販するには
こちらの住所・電話番号の明記は必須だなあと思う。

しかし、私個人のしかも本名を誰にでも見られるネット上に載せて、
さらに連絡先として、住所や電話番号をさらすことには
多少の抵抗があった。

もはや、そんなことを言っている段階ではないとも思ったが、
私は「うう~ん」と、一晩考えて、

本を販売するための会社風の屋号をでっち上げたらどうだろう

考え付いたのだった。

どっちにしろ、どこかに私の名前は明記しなければならないとは思ったが、
とりあえず「販売:(会社風屋号)」とあれば、
まったくの個人が販売しているのとは違うように見えて、
ほんの少しでも信用の上乗せができるのではないかとも思った。(せこい)

そして、ここから、私の「マイ出版社構想(妄想)」が始まった。

この、今は会社でもなんでもない屋号が、
そのうち本当の法人組織の出版社にになったらいいなあ、と
ぽや~んとした欲が生まれたのだ。

ああ、そうするには、この父の本一冊だけのことを考えてちゃダメだあね。
他にも本を作って売らないと。
どんな本がいいかなあ……
こんな企画はどうかなあ、宣伝方法は……
………

あ、いやいや、先走ってはいけない。
今はまず、この父の本を売って、ノウハウを蓄積せねば!

さらに一晩考えて「稀人舎」という屋号を考えた。
で、30分でロゴを作った。

なにしろ誰に協力を頼んでいるわけでもない、
自分ひとりでやっていることである。
会議にかける必要も、プレゼンする必要もない。
私がいいと思えばそれでいいのだ。

楽だなあ……

みんな、自分の会社を興したがる気持ちがちょっとわかった気がした。

そんなこんなで、販売用のHPを作るついでに、
マイ出版社も作ってしまった私であった。
(「社」といっても実態は私ひとりですけどね)


つづく
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