先日のエントリで書いた「ちょっとショックな情報」ですが、
ちょいと訂正があります。
(ある方からメッセージをいただいたのです。
 非公開のメッセージなので、どこまで書いていいのかわかりませんが、
 ありがとうございます!!)


先日のエントリの中で、私は

この大阪屋さんには「EC事業部」という部署があって、
アマゾンで本を売りたい出版社や人で、
取次口座を持っていないところは、
ここと取引するのだったそうなのですよっっ!!



と書いたのですが、これがちょっと違っているようで、

取次口座を持っていないところ

ではなく、正しくは

大手取次に口座を持っていないところ

なのだそうです。

ああ……、これで私のさまざまな疑問が氷解いたしました。
いや、氷解したような気がします。

ここから先の補足説明は、私があれこれとネットで見たり、
本を読んだりして得た知識を総合して、推測したものなので、
正しいかどうかはわかりません。
あくまでも、私はこのように理解、認識しています、
という程度の内容ですので、これを読んだ方は鵜呑みにせず、
さらにご自分でお調べになるか、
もっと信頼できる筋に問い合わせるかしてください。

また、「間違ってるよ!」と思われた方は、
コメント欄にてご指摘いただけるとありがたいです。
よよよろしくです。

……と、長ったらしいエクスキューズをしておいて本題です。

「大手取次に口座を持っていないところ」というのは、要するに、
トーハン、ニッパンの2大大手以外の
中小の取次会社に口座のある版元さん、ということなわけです。

出版の流通経路は簡単に言うと

版元 → 取次会社 → 書店(ネット書店も)

ということなわけですが、
この真ん中の取次会社という本の問屋さんは、
大手で有名なトーハン、ニッパン以外にもたーくさんありまして、
なんというか、その中でも序列のようなものがあるらしいのです。
で、普通、小さい新規の版元はトーハン、ニッパンとは契約できず、
その他の中小の取次会社にまず口座を作ってもらうらしいんですが、
そういった中小の取次会社では、
全国すべての書店をカバーすることはできません。
で、どうするかというと、その中小の取次会社は、
トーハン、ニッパン他の自分のところより大きい取次会社と
契約をして、そこから注文が流れてくるようにしているわけですね。
(こ、ここまではこんな認識で合ってますか?)
書店または読者からの注文は、その流れでいいわけです。

書店 → トーハン・ニッパン → 中小取次 → 版元

書店または読者が、ある本を欲しいと思って注文した場合、
こんな流れになるんですよね。
ところが、中小の取次会社にしか口座のない版元が
自社の本を流通させようと思った場合が、なかなか難しいらしいのです。
上のフローの矢印が逆のパターンですね。
リアル書店に関しては今まで何十年と培ってきた
ノウハウや横のつながりがあるんでしょうが、
近年新規に参入してきたアマゾンに対しては、
その道筋が通っていない、ということなんではないでしょうか。
トーハン、ニッパンにつぐ、業界三番手と言われる大阪屋では、
アマゾンと最初に提携したという実績があり、
今でもアマゾンの大半の窓口になっているわけですが、
トーハン、ニッパンはそれより上流に位置するので、
そちらに口座のある版元の書籍(情報)は、そこから流れてくるし、
今ではトーハン、ニッパンでも独自にアマゾンへの窓口も設けているので、
特にアマゾンのために大阪屋と契約する必要はないのです。
おそらく。
そうではなく、大阪屋よりも下流の
(この、上流、下流という言い方が妥当なのかどうかわかりませんが)
中小の取次会社の口座しか持っていない版元が
アマゾンで本を売りたいと思っても、
そこから逆流して自動的に情報や商品を流してやる仕組みが
まだ(?)不完全なために、取り扱ってもらえない。
大阪屋に取次口座を開くのが本来なのだけれども、
それも難しい、という場合に、「EC事情部」と取引する、
という、こういうことなんではないでしょうか。
この取引で実績を積んで、大阪屋に取次口座を開いてもらえれば、
版元としては、ステップアップなわけですし、
大阪屋としても、こまかい取引先をむやみと増やすことなく、
アマゾンの窓口としての機能を果たすことができる、と、
まあ言ってみれば、急場しのぎ的な役割なのかもしれません。
もちろん「EC事情部」という部署はそれだけじゃなくて、
他にもいろいろやっている業務はあるんでしょうが、
私がこの間ぶーたれた
「え~~? じゃあ、誰のための部署なわけ?」
という疑問は、これでなんとなく解決しました。
解決したと、私は思ってます。
要するに、小さい取次とも契約することのできない、
自費出版に毛も生えていない個人版元には、
最初から関係のない話だったということですよっ うわーん

てゆーか、
どこの取次会社にも打診もせずにうわーんとか言ってんじゃねえっ!
という声が聞こえてきそうですが…
確かに私もそう思いますが…
まことにもってそのとおりなんですが…
返す言葉もないんでございますが…
(うるさい?)
今年いろいろやってみて、情報収集をしてみて、
ちょっと取次会社との契約交渉については、
二の足を踏んでいるところなんですよ……
まあ、その理由はおいおい。
アマゾンに関しては、今はe託販売サービスがあるし。

なんかぐだぐだな文章ですが、
取次とアマゾンと版元の関係に関しての私の認識はこんな程度ということで。
なんか間違いあったらご指摘くださいませ。
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