アクセス解析からたどって見つけたサイトで
「アマゾンe託本を考える」という記事を見つけた。

どういうサイトなのかよくわからないし、
(だいたいっていうか、ほぼ察しはつくんだけど…)
なぜか、「稀人舎」HPがリンク集に加えられているんだけど、
そのリンク集のページはどこともリンクされていない、
っていう、まだ工事中みたいな感じだったので、
直リンは貼りません。
でも、なんで「稀人舎」HPが?……
リンクしていただけるのはとてもありがたいし、
「稀人舎」HPはリンクフリーですから無問題ですが……
メールでもいただければ相互リンクしますが、
連絡いただけてないですし、
どういうことなのか、いまひとつわからないので、
ちょっと様子を見ます。

で、いや、今私がひっかかっているのはそこではなく、
そのサイトで「特集記事」のNo.1として公開している、
その内容だ。
(公開っていっても、まだアップロードして間がないらしく、
 Googleの検索にもひっかからないんだけど、
 私がリンクをたどって偶然見つけたくらいだから、
 「公開している」と言っていいと思う)


題名が「アマゾンe託本を考える」
アマゾンのe託販売サービスを利用した場合の
条件や手順と利益計算がこまかく解説されている。
それはいいのですよ。
とてもわかりやすいし、親切だと思う。

でもなー……

その利益計算というか、費用計算をして、
利益を出すには○冊以上売らないと、と説いている箇所の最後でですね。
自費出版でそんなにたくさん売れる人はまれ、と書いたあとに……

せいぜい、3冊売れたとブログで自慢する人がいるくらいだ。

ってな一文がっっ!!

えーーーー!!?

うちのことですかっっ!!??


で、そのあとに続けて
まあ、やらないよりいいだろうけどね。ひとりで全部やるのは大変ですよね。
というような非常~~~に否定的な見解が述べられて、
その記事は終わっているのです。
で、だからどうしたらいいというようなことはなにもなく、
「………」てな調子で終わっちゃってるんですが、
続きは特集記事のNo.2を待てってことでしょうか。

え~~~~~??え~~~~~????

ちょっとちょっとーー
確かに「稀人舎」は、私の無知と意地といろんな思惑で、
取次を通すことができない個人版元としてやっています。
去年の段階で、私がもっといろいろちゃんと賢く考えて、
いろんなところに筋を通して本を売ることを始めていたら、
アマゾンのe託販売サービスを利用することもなかったでしょうし、
もしかしたら、「未入籍別居婚」だって、
もっと売れていたかもしれません。
そりゃ私はアホですが、こんなところで
e託販売を批判する材料に使われるいわれはないように思うんですが…
それに、「稀人舎」は厳密には自費出版じゃありません
版元として著者さんと契約をして、本を作って売っています。
個人でやってるんで、自費出版と同じと言えばそうですけどね…
なんというか、ちょっとひとくくりにされると、
いろいろ差し障りがあります。

私のe託販売に対する気持ちは以前にこのブログに書いたとおりです。
かつて書いたとおり、私にとってe託販売サービスは、
すごくすごくありがたいシステムだと思われるのです。
でも、既存の出版流通を是とする方々の間では、
ものすごく冷たい見方をされているのですよね……
なぜそこまでってくらい。
たしかに、年会費9000円は高いし、
正味6割も、送料こっち持ちも、
いろいろ考えると、利益を出そうと思ったら大変です。
でも!
通常ルートで書店に並べる術を持たない者にとっては、
金銭とは別の部分での利益が大きいと思うんですけど……

また私は無知ゆえにアホな方向に突っ走ってるんでしょうか??

e託販売を利用するためにする手続きや自前サイトの構築は、
ひとりでやるのは大変だよね、
と、前述の記事では(一応)締めくくっていますが、
自分が作りたい本を作って、他人様に買ってもらって、
読んでもらおうと思ったときに、
それくらいの努力をしなくて、どうする?
契約してくれるかどうかもわからない取次会社に日参して
ご機嫌伺いをするのでも、
門前払いを覚悟で、重い本を抱えて書店を回って売り込むのでもなく、
パソコンの前に座ったままでできることがほとんどですよ?


うーーーん……
他サイトの悪口を言いたいわけじゃないんだけど、
「e託で3冊売れたと自慢している」っていう、
悪意を持って書いているとしか思えない記事だったんで、
「失礼なっ!」
という気持ちを込めて、書かせていただきました。
「自慢」?
自慢なんかしていません。喜んでいるんです。
たった3冊でも嬉しい!と書いたのですよ。
それとも、そんなことで喜んでいてはダメだ、という意味でしょうか。
もし、当該の記事のサイトの方がここを見て、
「あんたんとこのことを言ったんじゃないよ」
というなら、その、うち以外の3冊売れたと言っている人のブログを
教えてください。
エールを送りに行きます。ホントに。

……なんか、涙出てきたよ。

追記:今その記事をまた読み返してたら、コスト計算のとこが
   間違ってます。
   (1000円の本の場合、こちらの利益は600円ですよっ)
   なんか、「e託販売はダメだよ」と言いたいがために
   間違ったような計算方法になってるんですが、
   一体全体、どうなってるんでしょうか。
   メールでも送ってみるべき?
   なんかでも、こちらから関わるのもなー……
   十中八九、記事の書き手の方はここを見ていると思いますので、
   なにか反論ありましたら、できれば、公開コメントでお願いします。


一応、他サイトの記事のことで、著作権とかに関わるかもしれないので、
引用部分は、そのまんまではなく、要約してあります。
言わせていただければ「3冊売れた」の箇所は、もっとイヤンな言い方です。
ま、私にとっては、という意味ですが。がう
あ、それにね、「e託販売」のことを「e託本」て言い方も、なんだか……
なんでそこまで目の敵にするんですか?って思うのは私の僻みですか?
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コメント
この記事へのコメント
まあいろんな意見があるわけで
サイトを見てないのでなんとも言えませんが、
けど少なくともうちのような超弱小出版社にとうては、
都合の良いシステムだと思いますけどね。
なにせ、
こんな地方で作った本を、
全国に宣伝・紹介できるんですよ!
2006/12/22(Fri) 00:29 | URL  | Hisa #-[ 編集]
そうなんですよ……
Hisaさん
こんばんはー

私にとっても都合のよいシステムなんですけどね。いろんな意見があるのはいいんですけどね、うちのブログの記事を引いて嫌味たっぷりに書かれちゃうと、ちょっと……
まあ、もしかしてうちのことじゃないかもしれませんが。

でも、このサイトに限らず、既存の出版社の方々には、e託販売サービスは不評のようです。
あーもしかして、このサービスは取次会社をすっ飛ばすシステムになっているので、取次会社に気を遣っているのか…?
んなこたないでしょうかねー?
2006/12/22(Fri) 01:40 | URL  | 「稀人舎」ゆう #Enj21zdQ[ 編集]
古い業界ですからね
私もぐぐって見たけど見つけられませんでした。
ナンでしょうね?この変な記事。

本屋業界や文具業界などなど、古い業界はお客のことも作り手のことも無視してきた。
その点については、反省してもらいたいくらいなんですけどね。
e託販のどこが問題なのでしょうね?
本屋でほしい本が手に入るのなら、
私だって本屋さんで買いますよ。
流行の平積みの本しか置いてない本屋が悪いんじゃい!
ゆうさん、がんばれ~
2006/12/22(Fri) 20:05 | URL  | SATOKO #-[ 編集]
ありがとうございますー
なんか、このサイトをあちこち見てみたんですが、どうもまだ準備中ということらしくて、そんなサイトを勝手にURL貼って晒してはいけないんじゃないかって思うので、みなさんにも見ていただきたいんですが、ちょっとためらってます。
どうなんでしょうね?こういう場合。
私は、そこのリンク集に「稀人舎」HPが加えられていて、その運営者と思われる方がそこから「稀人舎」に訪問した足跡がアクセス解析に残ってしまっていたので、そこからたどっちゃったんですけどね。

たぶんですね。この記事を書いた人にとっては、本を買って読んでくれる人が「お客さん」なのではなくて、本を作りたい売りたい、と思っている人が「お客さん」なんですよ。そういう業務をやる会社のサイトのようでしたから。なので、その「お客さん」が、自分でe託販売とかを活用して個別に売り始めるのはよろしくない、というように思っているのでは、と勘繰ろうと思えば勘繰れます。ただ単に、「なんかおもしろくない」程度かもしれませんが。
……うーーん、なんだかなあ。

あとですね…
私はその記事を最初に読んだときは、「3冊…」の部分や全体に批判的なのはともかく、e託販売のことを簡潔にまとめてあってわかりやすい、と思ってしまったのだけど、じっくり読み返してみると、間違いだらけなんですよ。特に数字が。なので、なおさら、リンク貼ってここに紹介するのがためらわれるんですよ。
早く検索に引っかかるようになってくれないかなあ…
2006/12/22(Fri) 22:32 | URL  | 「稀人舎」ゆう #Enj21zdQ[ 編集]
ネタ元です
あら、利益計算間違えてましたか
近いうちに直します
ちなみに3冊売れて喜んでいたサイトはこちらではありません。
結局利益率考えるとe宅本よりもマーケットプレイスの方が有利
というのが一つの結論ですかね
(直取りをしていない他の出版社の方もそうのようです)

それで変なのですよ。
e宅本でデータを登録しても
結局注文は出版社に行ってしまい
売上に繋がらないのですよ
??? 自費出版した作者に頼まれて登録したのですが
私のやったことは一体何だったの??? また色々取引が進みましたら特集記事更新します(来月には)
2007/01/15(Mon) 09:27 | URL  | ミレディ #JalddpaA[ 編集]
ミレディさん、コメントありがとうございます
コメントいただけるとは思っておりませんでした。
ありがとうございます。

> ちなみに3冊売れて喜んでいたサイトはこちらではありません。
そうでしたか……勘違いしてしまい、申し訳ありませんでした。
その、うち以外の「e託販売で3冊売れた」と言っているブログは、お教えいただけないでしょうか。
私も仲間がほしくて、いろいろ検索して回ったんですが、個人でe託販売を利用しているかたというのは、CDやDVDでは見つけたんですが、本では見つけられませんでした。そんな方がいらっしゃるなら、ぜひ当方の参考にもしたいと思うのですが…

> マーケットプレイスの方が有利
それはそうですね。
実際、普通の出版社さんでもマーケットプレイスで直販しているところもあるようです。
そちらの方が早く読者に届けられるし利益も上がる、ということで。
ただ、マーケットプレイスに出品できるのは、アマゾンのカタログに登録されている商品、という条件があるので、取次を通していない、うちのような版元の本は、カタログには登録されておらず、マーケットプレイスにも出品できないのです。
なので、利益率よりもアマゾンで売るために、という事項を最優先として、e託販売を利用することにしたのです。
e託販売に登録したことによって、アマゾンのカタログに掲載されるようになったので、マーケットプレイスでも売っていますよ。新品扱いで。

> e宅本でデータを登録しても
> 結局注文は出版社に行ってしまい
これは、出版社がその本の販売権を持っているのならば、そうなってしまうのではないでしょうか。
そちらの状況がわからないので、的外れなことを言っているかもしれませんが。
2007/01/15(Mon) 10:27 | URL  | 「稀人舎」ゆう #Enj21zdQ[ 編集]
僕も、e託販売やってます
はじめまして。

僕も、e託販売で、本を売ってます。

と言っても、手づくりで、コンビニでコピーして、厚紙の表紙と一緒にホチキスで留めてる代物で、知人には、内職だのなんだのと言われています。

でも、こんなことができるのも、e託販売の良いところだと思います。

追伸:アマゾンで「e託販売 高橋幹夫」と検索すると僕の本が出てきます。ご興味あれば・・・。無いか・・・。
2009/02/24(Tue) 12:58 | URL  | 高橋幹夫 #-[ 編集]
高橋さま、こんにちは
コメント、ありがとうございます。
おお! お仲間ですね!
嬉しいです。

> でも、こんなことができるのも、e託販売の良いところだと思います。
そうなんですよね。
自作の本をアマゾンで売ることができるなんて、ホントにすごいことだと思います。
個人版元には、ありがたいですよね。
今後ともよろしくお願いします。
2009/02/24(Tue) 18:25 | URL  | 管理人 #-[ 編集]
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