「マレビトの引き出し2」に掲載するべく、
父の以前の著書
『ふる里つるおか飲み屋ばなし』ってのと、
『ふる里つるおか味ばなし』ってのを打ち込んでいるんですが、
これがねえ~~なんともな~~かんともな~~~
どーーーーーも読みにくいってーか、なんてーか……

具体的に言うと、まず、体言止めが多い。
リズムを作って、軽妙な感じの文体にしようってー意図によるんだろうけど、
なんか、くどい。
たまにならいいと思うんだけど、三行に一回ずつ、もしくは、
三~四つの文、連続で体言止とかにされると、なんか、もう。
あとね、ときどき文中に挟み込まれる、言い訳っていうか、
地の文っていうか……
たとえば、
「つい蛇足に走ってましった」
「何か専門家よろしくあげつらってきたが、好い加減な知識で、付け焼刃もいいところ」
「どうも矢鱈にうどんを捏ね、いや考ねまわして、コシを強くするどころか、コシ砕けになってしまったようである。私の任ではあるまい」

(ダジャレかよっ)
などなど……
そんなん言うなら書くなーーっ!!と言いたくなるのは、私だけ?
偏見かもしれないけど、父と同年代の70歳代くらいの人に、
こういう文章を書く人が多いような気がする。
そのくらいの年配の人が、「くだけた文章」を書こうとすると、
こんな風になりがちなのではないかね。
これは、なにかお手本があるんだろうか。
昔はやった作家とかでこんな風な文章書いてた人っているかな。
私が、これを父特有の文体とは思わずに、
「ああ、年配の人ってこういう文章書くよね」
と思ってしまうってことは、
よそでもこんなのを読んだことがあるんでしょうなあ。

多分ね、好みの問題なんだと思うんですよ。
こういう文体が好きな人ってのもいると思うんです。
それに、文体なんてもんにそんなにこだわらずに読む人も
多いのかもしれません。
私はなにしろ、この人の娘なもんでですね、
客観的に、この文章がいいかどうか判断できなくなっているんですよ。
なんか、文体がヘンな具合になってる部分は、
「ははーん、父ってば、照れてやがんなっ」とか
「よくわかってなくて書いてて不安になってるだろっ」とか
透けて見えちゃうし。

「マレビトの引き出し2」に連載している
『ふる里つるおか飲み屋ばなし』は、そうでもないんですが、
その後に掲載しようと思って、今打ち込んでいる
『ふる里つるおか味ばなし』の方が、その傾向が顕著だ。
薀蓄話が中心の内容だからかなあ。
自分の思い出話のときはそんなに文体が気になることはないんだけど。

まあ、一度読んでみてくださいませな。
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コメント
この記事へのコメント
でもでも、「ふる里つるおか味ばなし」は一番売れた本じゃなかったですか?

体言止めのリズムも悪くなかったと思うのですが、ゆうさんは、身内が書いたものだから、厳しく見すぎているんじゃないですかねぇ。
2007/01/25(Thu) 10:22 | URL  | 月澤黎 #-[ 編集]
> 「ふる里つるおか味ばなし」は一番売れた本

そうなんですよ。鶴岡市内だけで1000部。すげぇ。
なので、それが不思議で、私が考えるほど、この本の文体って読みにくいとか下手だとかってことはないのかもしれない、とか思っちゃって。
あとは、内容がよければ、文体なんてあんまり気にするひとは少ないのかも、とか。
でも、そもそも内容もいいのか悪いのか、それすらももう私には判断できなくなっているし。
ホント、身内のものなので客観的に見られなくなっているんですよ。

今の『飲み屋ばなし』の連載が終わったら『味ばなし』も引き続き連載する予定なので、よかったら読んでみてください。
2007/01/25(Thu) 15:43 | URL  | 「稀人舎」ゆう #Enj21zdQ[ 編集]
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