確定申告をやらなくちゃ、と先日のエントリに書いたものの、
まだ揃わない書類があって進められない。
本業の方でも、連絡待ちとかで宙ぶらりんな仕事があったりで
落ち着かなかったり、
他にもこまごまと片付けなければいけないことがあるのに、
私一人ではどうしようもなくて、相手の都合待ちだったりで、
なんだか、ここ数日は気ばかりあせって、
その実はぼんやりと過ごしてしまっている。

駄目だなあ……

こういうときに、やれることからテキパキと片付けて、
時間の無駄をしないようにできる人が、
仕事のできる人なんだと思う。

でも、まあ、
こうぼんやりしている間に、うにょうにょと頭の中で
まとまってくるものもあったりするので、
これも必要なぼんやりなんだと、自分をなぐさめたりしている。
所詮怠け者の言い訳ですが。

で、ぼんやりしている間に本を読みました。
岡本綺堂「半七捕物帳」1・2巻
半七捕物帳〈1〉 半七捕物帳〈2〉
前々から読みたかったんだけど、近所の本屋では置いてなくて、
大きい本屋でやっとこの1巻と2巻だけ手に入れました。
もう、アマゾンで買うしかないのか、こういうのは。
その大きい本屋でも全6巻のうち、1巻2巻と飛んで6巻が
1冊ずつ棚差しになっているだけ。
棚から引き抜いて、帯を見てみると、
「宮部みゆき氏愛読!」とアオリ文句が入ってるじゃありませんか!
今をときめく宮部みゆきですよ!
今文庫コーナーで平積みになっているあかんべえ〈上〉の序には
この「半七捕物帳」からの一文が引用されたりしてるんですよ。
それなのに、この扱いは……

ええ、ええ、わかってますわかってますよわかってますってば。
出版社の都合とか本屋の都合とか
取次の都合とか売り場面積の都合とか
アレの都合とかコレの都合とかとかとかとか……ですね?

でもね。
ちょっと、いろいろ考えちゃって、
なんだかなあ、と思ったことでした。

ぼんやりついでにいつもの愚痴でした。

「半七捕物帳」は、おもしろかったですよ。
元岡引の半七老人が若かりしころの思い出話を語る、っていう趣向で、
実際に語っているのは明治の時代ということなので、
江戸時代特有の風物とか決まりごととかの説明も、
半七老人が聞き役の若者(私)に説明するっていう仕掛けで、
わかりやすく書いてあるし、
なにしろ、その半七老人の語り口が軽妙でいい感じ。
老人の昔話なのに、「昔は今よりよかったねえ」なんて不粋なことを
言わないのがまた好感度高し。
「むかしはこんな風でしょうがねえことも多かったけど、
 まあそれでみんなどうにか暮らしてたんだから、
 それはそれでよかったんだろうね。はははははは」
なんて具合で、こんなおじいちゃんがいたらよかったのになあ。

ただ、どれも短編ということもあるけど、
中身が思い出話として語られる形式なもんで、
内容をじっくりゆっくり読ませるっていうのじゃなくて、
どうしても事実関係をさらっと説明して終わり、
っていう話が多くて、ちょっとものたりない。
もうちょっと登場人物の内情を詳しく知りたいよう~とか思っちゃう。
あんまりどろどろしたところには踏み込まない。

まあ、そのさらっとしたところが
人気の秘密なのかもしれないけどね。
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コメント
この記事へのコメント
たまには、ぼんやりするとアイデアも
浮かぼうというものでは? ^^;

私の場合、アイデアはあふれるくらい今のところ出るのですけど、処理し切れません・・・笑

ところで、こんなアイデアのサイト発見しました。
もしかしたら、役に立つかも。

ART-Meter:絵画の測り売りサイト | 絵を描いた!それが欲しいを繋げます。
http://www.art-meter.com/
2007/02/13(Tue) 23:00 | URL  | 短期に10万アクセス aloha1 #-[ 編集]
いいですねえ…
処理し切れないほどのアイディア……
欲しいです。

「絵画の測り売りサイト」
絵もネットで売る時代なんですね。
自分で描いた絵をアップロードして売れるって、絵描きの卵さんたちにはいい場ですね。
ある種の同人サイトのような感じなんでしょうか。
どんな人が買うんでしょうねえ。
画商さんの青田買いとかかな?
2007/02/13(Tue) 23:45 | URL  | 「稀人舎」ゆう #Enj21zdQ[ 編集]
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