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「ハルカ・エイティ」文芸春秋



戦前・戦中・戦後、そして現在を生きる「ハルカ」さんの物語だ。
平凡な(平穏な)少女時代を経て、軍人のお嫁さんになり、
専業主婦の後、自分に合った職を得て、活躍し、
81歳になった今も「女として」元気に暮らしている。

「運のいい人だなあ」

というのが、内容に関する私の第一の感想だが、
多分、これは、今の女性たちに向けての応援歌なのだ。

40歳、50歳、…80歳になっても、
こんなに素敵に女性として生きていくことができるんですよ。
自分はもうおばさんだから、などとあきらめずに
(ハルカの言葉を借りれば「手を放さずに」)
人生を楽しみましょうよ、という。

これに元気付けられる人はたくさんいるだろうと思う。
特に、今子育てや、生活で手一杯の30代、40代の女性たちは、
「この後、あきらめずにいれば、私にもまだまだ素敵な人生が
 送れるかもしれない」
と、今後の人生に希望を持って今をがんばろう
という気になるだろう。

昨今、歳をとっても女性としての魅力を失わない、
いくつになっても「ときめき」を忘れずにいよう、
という意見が巷にあふれている。

この間の「婦人公論」にも、
「更年期からの性を生きる」という連載記事が載っていた。

「歳をとっても女」

が、最近のキーワードらしい。
確かに、もう若くないという歳になっても、
女性として魅力的でいたいなあとは、私も思う。
だからこそ、体重に気をつけたり、高い美容液を買ったり、
あれやこれやと洋服を選んだりしているのだ。

でもね……

「80歳になっても女!」

とか言われちゃうと、
「え~~? まだそんなに?」
とも思っちゃうのだ。「めんどくさいなあ」「長いなあ」と。

男だ、女だってのと、関係ない世界で魅力的に素敵に生きることって、
できないんでしょうかね……
目下の私の悩みですけどね。


私の個人的な悩みなんぞは置いておいて。
「ハルカ・エイティ」は作品的には、とてもおもしろかったです。
何度も読み返しちゃった。
登場人物たちがみんな個性的だし、
戦中戦後の大変な時代の普通の人たちの生活が丁寧に描かれていて、
興味深かった。

思うに、大阪弁てのがいいのでは、と。
大変な場面でもなんだか和むし。
東京弁で言われたら「えーー?!」って思うようなことも
大阪弁だと、「なるほどー」と納得してしまうような気がする。

最近、女子高生たちの間で方言が流行ってるらしいけど、
これからは方言をうまく生かせると、
なにか、おもしろいことができることができるのかもしれないですよ。
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