「カレ×カレ」萌えの可能性を考えつつボンヤリしてたら、
あっという間に1週間たっちまいました。
暑いですね。毎年恒例夏バテです。ぐったり。
プールはぼちぼち行ってます。週に2~3回のペースで。
だんだんとプール後の疲労具合が
少なくなってきたような気がします。
体重方面への効果は出てませんがね。ちっ



「ジュリーをネタに『萌え』談義」の49回目です。
1回目はこちら
連載になってますので、
「その1」「その2」……と、
順番に読んでいただいた方がよいかと存じます。
あ、カテゴリ(『萌え』談義)から辿っていただいてもいいかも。
よろしくです。



「カレ×カレ」萌えは、40~60代の中年世代の我々に、
夢と希望をもたらしてくれるものなんじゃないか……
なんてとこまで考えて、
さて、これにどうオチを付けようかと(オチなのかっ!?)
脳みそぐるんぐるんになっているわけですが、
思うに、ジュリーとその周辺の男たちが提供してくれた
さまざまな萌えエピソードから派生した(と私が勝手に決めた)
「やおい」創作物の中の妄想恋愛関係って、
当時の(ていうか、今も)少女たちに、
生きていく上で必要な、ちょっとした発想の転換を
与えてくれるものなのじゃないかと思うのですよ。

モテコーデでおしゃれして、
恋愛して結婚して子供を産んで、
かわいいおばあちゃんに……
なんていう、女の子としての幸せと言われる人生に、
どうもなんだか居心地が悪い、違和感がある、
そんな女の子たちは、自分の身の回りの
固定されている(と思われている)人間関係の中に、
「やおい」的妄想を取り入れることで、
人生にバリエーションを持たせることができるんですよ。

「やおい」創作物の中での
「男だから好きなんじゃない。
 おまえだから好きなんだ」

というお約束の台詞は、
実は女の子たち自身が言ってほしい
「女だから好きなんじゃない。
 おまえだから好きなんだ」

に変換できるという説はよく言われることですが、
そんな風に登場人物に自分を投影したり、
自分たちのような女性の身ではない、
男同士の恋愛であるために、
妊娠することのないセックスができる、
いわば純粋に精神的な恋愛関係という
ファンタジーに憧れつつ「やおい」モノを読むことは
もちろん楽しいですが、それよりも、
「やおい」において最も重要なのは、
人間関係のありとあらゆるバリエーションが
現実にはありえなさそうな関係も含めて、
豊富に揃ってるというところなのです。

登場人物のカップリングの「攻め×受け」や
「攻め×受け←嫉妬」なんぞいう三角関係でさえも、
固定的な関係であることは少なくて、
「リバース」といって、立場が入れ替わることもありますし、
「誘い受け」やら「ヘタレ攻め」やら「下克上」やら、
なにがなんだかもう百花繚乱……。
登場人物たちの関係が変化するところこそ、
「やおい」の萌えどころです。
これらの「やおい」創作物で妄想の訓練を積んで、
立派な腐女子に成長(?)した少女たちは、
もはや「私の人生って平凡でつまらない」とか
「女の子らしくなんて居心地が悪い」なんて、
言っている暇はなくなります。
だって、自分を含めた身の回りの人間たちでだって、
あーんなこーんな妄想は、やり放題。
外に漏れちゃうと危険なこともありますが、
脳内は自由ですからね。
……いや、別に身の回りの人達をみんな
ゲイカップルに見立てろというわけではないんですよ。
「攻め×受け」の関係は、男女でも女性同士でも
なんでもオッケーです。
「いっつも威張ってるドS上司も、
 奥様とでは完全に受けだよな~」とか
「うちの夫はマザコンていうか、
 お母さんへのヘタレ攻め?」とかさ、
ほら、楽しくないですか?
楽しいんですよっ!
その人自身のことは好きになれなくとも、
その人とそのまわりの関係に萌えることが
できるかもしれません。
人生、視点を変えて見ることで、
思わぬ「萌え」に出会うこともあるのです。

で、ここで強引にジュリーに話を戻します。
(ホントに強引だ……)
ジュリーは、タイガースの時代から延々40年以上に渡り、
腐女子たちのニマニマ萌え妄想ネタを
提供し続けてくれているわけですが、
長く続けていてくれているおかげで、
当時からファンでずーっと一緒に年を取ってきている
姐様たちはもちろんそうだと思いますが、
当時はほとんど興味がなくて最近になってハマった
私のような後追いファンでも、
ジュリーのさまざまな萌えエピソードは、
「これは1975年のことだから、私は13歳で……」
と、自分の人生と重ねて
あれこれ考えることができちゃいます。

そう!
ジュリーは我々と一緒に
人生を歩いてくれているんですよ!


んでもって、要所要所で良質な萌えネタを
提供してくれるという、
なんともありがたい存在なのです。

タイガースの仲間と楽しそうな若ジュリー、
尭之さんに甘えるジュリー、
ショーケンといちゃこくジュリー、
久世さんによる超絶美貌「良ちゃん」ジュリー、
ヒット曲連発のスーパースタージュリー、
エキゾチックス時代の色気ダダ漏れジュリー、
ココロ時代の退廃的妖艶美のソバージュジュリー、
46歳のフワフワヒヨコジュリー、
ちょっとモフってきたけどかわいいジュリー、
(ジュリーファンの間では、近年の体重増加傾向のジュリーを「モフジュリー」と呼びます。
 なんという姐様たちのジュリー愛。)

そして、還暦コンサートでの紅白大酋長ジュリー……

ほらね、ジュリーの姿とともに、
その時その時の自分のことも甦りませんか?
しかもジュリーは、30年越し、40年越しのオチも
きっちり付けてくれるという親切さ。
身近な人間関係に「萌え」を感じるのは
上級技で難しいという人でも、
ジュリーにだったら萌えられるでしょう。
なんせあの美しさ、人間関係の華やかさですもん。
テレビやら雑誌やら、メディアに出まくりの全盛期には、
歌を歌うだけじゃなく、トークやコントもやったり、
密着ドキュメントみたいな特番もあったりして、
その人間性みたいなものも垣間見せてくれてますからね、
妄想のネタはてんこ盛りです。
メディアにあまり登場しなくなってからは、今度は、
情報が少ないからこそ、ジュリー萌えの人々の妄想は
湧き上がり、盛り上がっていたんじゃないでしょうか。
実際のジュリー=沢田研二は
全然身近な存在ではないですが(あたりまえ)
でも、妄想の中の「ジュリー」は
人生を一緒に歩いてくれている、
いわば、一番身近な存在ですからね。
さまざまな年齢のジュリーのエピソードに萌えることで、
さまざまなパターンの妄想に浸れるし、
年齢的なことで自分とジュリーを重ね合わせることで、
ジュリーに比べたらスッポン並につまらない自分の人生にも
なにか「萌え」ポイントがあるのかも、
なんて、ちょっと前向きな気持ちに
なったりもしませんか? 私だけですか?

だってね、
今、アラ還ジュリーのさまざまなエピソードを
聞いたり読んだり見たりしている私は、
自分が60歳になることが
以前よりも嫌だったり不安だったり
しなくなってきたんですよ。
それは、
「還暦過ぎても頑張ってるジュリーに元気をもらった」
とかいう、どっかがかゆくなりそうな
通り一遍のことじゃ全然なくて、
なんともひと言では言えない気持ちなんですが、
61歳の現在でも、多くの人に萌えネタを提供するような、
おもしろげな人生を生きてるジュリーが
実際にいるんだから、
自分の人生も、この先なにがあるか
もうちょっと見てみてもいいかな、
くらいの感じかな?
この先、老いへ向かって人生の下り坂……
てな固定観念をちょっと視点を変えて
見せてもらえたっていうかね。
他のジュリー萌えの方々は、
そんなことはないですかね?
もちろん、この後の70歳~80歳ジュリーの
さらなる萌えエピソードを
今度は後追いではなく、リアルタイムで
見聞きしていきたいってのもありますしね。

というわけで、我々中年の、特に女性には、
今ジュリーのエピソードから派生する
と私が勝手に予想している「カレ×カレ」萌えが、
この先を生きていく上での指標になりうるんじゃないかなあ
なんて思ったりしているんですよ。

「やおい」における「萌え」は、
上でも書いたように、
その関係の変化がキモだと思うんですが、
「カレ×若者」(「若者×カレ」でもいいですが)というカップリングの場合、
やはり「若者」視点であることが多いので、
「カレ」の背負っている、それまで積み上げてきた
人生経験によって「若者」の方が変化するとか、
最初は変わらないと思われている「カレ」に
「若者」が若さでどう切り込んでいくか、とかさ、
どうしても「カレ(老い)」と「若さ」が対立するような
関係性になってしまう。
そんなのにももちろん萌えるんですが、
「カレ×カレ」では、どっちも「カレ」てますからね、
ふたりの関係だけで見た時には
相対的に「若者×若者」と変わらないわけですよ。
「老い」とか「若さ」とかじゃなく、
それぞれのキャラの関係が描かれる。
しかも「カレ」であるから、
その背負っているものの重さは
「若者」の比ではない。
そんな、もはや変えることのできない過去を
てんこ盛りに背負った「カレ」同士がかかわることで、
なにかが起こる、変化する……
40年、50年と無駄に(?)長い人生を
生きてきてしまった世代には
実感ありまくりの「萌え」が
そこには出現しそうですし、
「この先、自分には変化なんか訪れないだろうなあ」
なんて、ちょっと諦め気分になっているところへ、
「おお! 年を取ってもこういうことがあるのか!」
と、ここでも発想の転換をさせてくれることも
ありそうです。
そんなわけで、

「カレ×カレ」萌え、かも~~ん!

そのためには、ジュリーにはまだまだ頑張ってもらって、
華やかな「カレ」萌えエピソードを
提供し続けていってもらわねばなりませぬ。
………あ、「頑張って」っていうと、
「老人虐待だ」って、最近のジュリーは怒るらしいから、
「好きなように歌い続けて」にしようそうしよう。
ジュリーは、ジュリーが好きなようにすること自体が
「萌え」を呼ぶという、
そんな存在のようですからね。昔から。


……と、「カレ×カレ」萌えの必要性、
わかっていただけたでしょうか。
ま、要するに、
「なんか人生に『萌え』があると、老後も楽しいよ」
ってことなんですけどね。平たく言うと。
と、身も蓋もないことを言いつつ、
次回でやっと「『萌え』談義」も、終結か?(えーー)
と、引っ張りつつ、つづく!

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コメント
この記事へのコメント
もう終わっちゃうんですか?残念です。いえ、終結しても外伝が読めれば良いです。本当に楽しませてもらいました。

だいぶ前の話になりますが、阿修羅も見に行きました!
2009/07/30(Thu) 09:56 | URL  | かつてのファン #-[ 編集]
かつてのファンさん、こんばんは
いつもありがとうございます。

いやー、終結といっても、ジュリーをネタにした「『萌え』談義」をひと区切りつけるだけでして……
一応今までは、「『萌え』とは」みたいなことを考えつつかいていたんですが、今後はもう、単に「ジュリー萌え~」とか「ジュリー好き~」とかいう記事を相変わらず書いていくことと思います。
ときどき覗きにきてみてくださいー

あ、阿修羅展、ご覧になったんですね。
ジュリーっぽくなかったですか?阿修羅像。なんか胸のあたりとか……(どこ見てんだか(笑)
2009/07/31(Fri) 00:33 | URL  | 管理人 #Enj21zdQ[ 編集]
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