萌えの死角 (ニチブンコミックス)
萌えの死角
「萌え」についてあれこれ語るBL系エッセイコミック。

この本は、ちょっと前に買ってすぐ読んだときは、
「萌え」話のネタにしているのが、
バレエや洋画ということで、
どっちもあまり観ない私には、
ピンとこなくて、斜め読みして、
あとは本棚に突っ込んだままになってたんですよ。

で、こないだ、萌えお絵描きをするにあたって、
手の描き方とか参考にしようかなーと、
引っ張り出して、改めて読んでみたらば!

おもしろかったです!

最初はちゃんと読んでなくてごめんなさい。
この、作者の「今市子」さんの「萌えポイント」が、
私の「萌えポイント」とすげー近い気がする。
どっちが「受け」か「攻め」か、
考えてるときが一番楽しい、とか、
全部を見せられるよりも、
想像させるに留めとく方が萌える、とか、
父と子とか、なんでもない関係にも
思わずBLを妄想してしまう、とかとかとか……
あんまり生々しいBLのベッドシーンとかには
(いい年こいてるのに)腰が引けてしまうってとこも。

で、ニヤニヤしながら
何度も読み返してる今日この頃なんですが、
この中にですね、

「イタリアには2種類の生き物がいる……」

って描いてるとこがあって、
それはなにかというと、
「甘いマスクの美しい若者」と、
「濃いい~~中年」で、

「間がありませんでした!」と。

イタリアの美少年が年を取ると、
みんなマルチェロ・マストロヤンニばりの
濃いいごっついイタリア中年男に
いきなりなるってことなんですが、
これ読んだ時に浮かんだのが、
ジュリーですよ!

ジュリーも、やわやわふるふるの
美少年、美青年の頃から、間を抜かして、
いきなり「美おっさん」になってる気がする……
あ、あくまでも「美おっさん」ですからね! 「美」!!
で、間を抜かしてるもんだから、
連続性が薄くて、なんか同一人物とは思えないときが……
私的には、どっちも「きれいな顔してる人だなあ」という
認識に変わりはないんですが、
若ジュリーと、今の還暦ジュリーを並べた時、
これを同じ人だと認識するのは難しいかもしれんなあ、と。

まあ、私が、ジュリーをずっと見続けてきた
昔からのファンじゃなくて、
昔の美ジュリーの映像と、
今のジュリー(「ジュリー祭りDVD」とかね)を
間をすっ飛ばして
交互に見てたりするせいだろうとも思うんですが、
なんか……別人??
いや、よく見れば同じ人だってことは
すぐわかるんですけどね。
世間的には太ったから容貌が変わったと
思われてるみたいですが、
今のジュリーの顔見てると、
これが痩せたとしても、
若ジュリーの顔が現れるかっていったら違うような……
まあ、年も取ってるからあたりまえなんですが、
世間一般の人達よりも
変化が激しいような気がするんですよ。

YouTubeやDVDで見られる40代ジュリーのお姿とか、
私には、その辺はもう「美おっさん」に見えるんですが、
30代後半のココロのころなんて、
まだまだすんげー妖しい美ジュリーなわけで……
ほんの数年か、ヘタしたら1年くらいの間に
「甘いマスクの美しい若者」から、
「濃いい~~中年」に変化してしまってる?
んなことない??

うーーーむ……
ジュリーは西欧人濃度高め?
いや、日本人ですがね。

ああでも、なんかジュリーって国籍不明っていうか、
人種がよくわからない顔してる人だなあというのは、
若い頃の顔を見ても、今の顔を見ても思うんですよ。
よく「日本人ばなれした美貌」とかって言われるけど、
じゃあナニ人だよと言われると、よくわからない。
いわゆる「バタ臭い顔」ってのとも違う気がするしね。
目が大きくて彫りが深いんだけど、
日本人っぽくもある。
決して白人の顔じゃないよな。
でも、特に30年前の日本にはあんな綺麗な顔した
男の人は非常に少なかったしね。
(今もなかなかいないと思うけど)

でな、なにを言いたいかというと、
今、またジュリーがちょっと人気が出てきて、
今日もテレビの懐かし歌番組の最後に
「勝手にしやがれ」が登場してたけど、
まあ、世間のジュリーのイメージってのは、
これですわな。
若くて細くて美しいジュリー。
ホント、見てるとどきどきしますわほほほ。
で、ジュリーに関してはこういうイメージしか持ってない
一般ピープルが、
「なに? また人気出てきた?」
「ライブもやってる?」
「どれどれ?」
と、今の61歳ジュリーを見たときに思うことは、
「あの美ジュリーはどこ行ったっっっ!?」
なんじゃないかと思うんですよ。
あ、はい。
私も最初はそう思いましたごめんなさい。

若い頃の美しさがインパクトありすぎだったせいで、
そのイメージでばかり見られてしまい、
今ジュリーは
「もっと痩せたらいいのに……」
と、そればかり言われちゃってる感じがする。
でもそれは違うんじゃないかなあと、
最近思うんですよ。

だってね、
もう何回観たかもわからないほど激リピしている
ジュリー祭りDVD」のジュリーも、
こないだ初生ジュリー体験してきた、
コンサートでのジュリーも、

すんごくかっこいいんですよっっ!

こんなかっこいい61歳いませんから!
やっぱり国籍不明なきれいな顔してニコーっと笑うとことか、
歌いながら少し腰を落として手を差し伸べるとことか、
上着を脱ぐ仕草とか、とかとかとか。
でも、それは若ジュリーのかっこよさとは全然違う。
別人です。違う生き物です!(私にとっては、ということですけどね)
だってさー、
イタリアの美少年は確かにすんごくかわいいけど、
マルチェロ・マストロヤンニだって、
すんごくかっこいいじゃん?
それとこれとは別物じゃん?
楽しみ方も違うじゃん?じゃんじゃん?
そういう風に今のジュリーのことも
昔のジュリーしか知らない一般ピープルの人達も
見てくれたらいいのになーと思うんですよ。
「太さ」なんて、健康な60代の男性としたら
あれくらい普通じゃないですか?
イタリアの濃い~~中年だと思えば、
まだまだですよ。(なにが)

無理なのかなー……
とりあえず、今ジュリーを紹介するときに、
昔ジュリーのビジュアルとセットで見せるのは
やめてほしいなあと思う。

「61歳ロック歌手・沢田研二」

でいいと思うんだけどね。
ダメですかね。どうですかね。

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