上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

4号表紙

12月6日は文学フリマへ!
【稀人舎】では、「稀人舎通信・4号」を発売予定。
ブースは、S-14

まず、宣伝はしとかないとね。
12月6日はよろしくです。



さて、ショーケンの「時代おくれ」
まだ100回は聴いてませんが、
ニヤニヤの理由をだらだらと語りたくなったんで、
だらだらと語ります。長いです。
妄想と思い込みてんこ盛りですからね、
話半分……いや、三分の一程度に聞いてくださいませ。
よろしう。


「時代おくれ」とか言いながら、
時代の先端、ネット配信のみ!
常に斜め上を行くショーケンらしいっちゃらしいんですかね……

http://itunes.apple.com/jp/album/id338505160

しかし、どんくらいダウンロードされたんでしょうか。
11月4日配信開始という発表だったのに、
iTunesStoreに登場したのは、
2週間遅れの、17日。
iTunesStoreの「人気」メーターが
配信翌日にはいきなりMAXになってましたが、
このメーターって、どういう??
レビューも全部★5個で付いてますけどね。
「トップソング」ってランキング(?)では、
11月19日には、137位だったですよ。
今はもう200位内には入ってないようですけどね。

いっぱい売れてほしいなあ。
んで、ショーケンに
「オレ、まだ歌でもイケル?」って、イイ気になってもらって、
アルバム作ったり、ライブやったりしてほしい。

………でもな。

すごくいいから!
みんな聴いてーーー!!!!


と、誰にも彼にも勧められるものかって言ったら、
ちょっとそれは難しいかもって思うんですよ。
そこがショーケンのショーケンたるところなんだろうけど、
万人向けじゃないよなあ、絶対。
河島英五さんの、あの深い声で朗々とした歌い方の
オリジナル「時代おくれ」が好き、って人はダメかも……

私は逆に、河島英五さんの「時代おくれ」がダメなんですよ。
……いや、河島英五さんにはなんの罪もないんですけどね。
カッコいい人だと思いますよ。声もいいしね。
でも、あの「時代おくれ」は、私にとっては、なんかこう~
聴いてるうちにモヤモヤした怒りが湧いてくる、
そんな感じの歌だったんですよ。

歌詞の中に出てくる、
「一日二杯の酒を飲み
 さかなは特にこだわらず
 マイクが来たなら 微笑んで
 ………
 妻には涙を見せないで
 子供に愚痴をきかせずに
 ………
不器用だけれど しらけずに
 純粋だけど 野暮じゃなく……」

とかっていう自分語りのところがね、
「オレ、こんな不器用な男ッスけど、
 時代おくれとか言われると思うッスけど、
 でも、いいんス、このままでいくんス。
 時代おくれの男になりたいんス。
 (なーんて謙遜しちゃってるけど、
  でも、こんな男って今結構希少価値っぽいし、
  逆にかっこいいとか思われちゃうんじゃない?
  みんなトレンドとか言ってがんばっちゃってるけど、
  それって疲れるじゃん?
  昔かたぎの親父スタイル、
  見ようによっては いいんじゃない?
  なにより、これ、ラクチンだよ?)
 」

っていう、
高尚なフリして低きに流れるみたいな
楽してる自分の自己肯定っていうかね、
そんなふうに聞こえたんですね。

発表当時の1986年てのは、
いわゆるバブル真っ最中で、
こんな男は「古い」って言われて
切り捨てられちゃう時代だったから、
そのバブルな波に乗れないおっさんたちとかには
よかったのかもしれないんですが、
当時、まだ20代の若者だった私は、

なーに、楽な方に流れてんだよ!
男は(ま、女もですが)努力して
カッコつけてナンボだろう!!

とね、そんなふうに思ってたんでしょうなあ。(遠い目)
まあ、そんな若い頃の熱い血潮は、もうないですが、
そんな記憶とともに甦る、その安易な自己肯定の感じは
今でもイヤンな、そんな歌なんですよ。
私の歴代「キライソング」ベスト10に入るかもしれない。
なので、ショーケンが音楽活動再開にあたって、
この歌をカバーするって聞いた時は、

ええええええーー!
ショーケン、あんた、なんか読み違えてませんか!!?
もしくは自分のキャラ、変えようとしてる?
それは、ヤメテーーー


と心で叫びつつ、

聞かない方がいいかもしれない。

と、思ったわけですな。

でも、テレビでショーケンの歌声をチラ聴きして、
それが覆ったわけです。
なんでそれ聴いて

やっぱ買う!

になったかというとですね……

すんごくウソっぽかったんですよ!
ショーケンの歌声が。言ってることが。


河島英五さんが歌うと、
「♪時代おくれの男になりたい♪」
って、まっすぐに、ホントに「なりたい!」って
真面目に思ってるふうに聞こえるんですね。
(そこがまた私にはダメだったんだよね。
 そんなことを真面目に思ってる男は苦手なんだよー)

でも、ショーケンの
「♪目立たぬように はしゃがぬように
  似合わぬことは無理をせず
  人の心を見つめつづける
 時代おくれの男になりたい♪」
って、そのフレーズが聴こえたとき、
私は思わずテレビ画面に

ウソつけ!

と、突っ込み入れてましたね。(笑)
この人、こんなこと全然本気で言ってない。
陰で舌を出すまで人が悪くはないだろうけど、
一応真面目な顔して言いながら、
絶対、胸の中で首をかしげてる。
「ホントに、時代おくれの男になりたいんか?」って。
「目立たぬように、はしゃがぬようにって、
 そんなことできるか?」って。

うははははは。
こりゃ買わねば!

ショーケンに
「時代おくれの男になりたい、なんてウソだよーん」て、
気持ちよーく、笑い飛ばして歌ってほしい!
そんな「時代おくれ」なら、すんごく聴きたい。
てか、どんなふうに「ウソだよー」って言ってくれるのか聴きたい!

で、ジリジリしながら配信を待って、
やっと手に入れて、ここ数日、ずーーっと聴いてるわけですが、
そのテレビでサビのとこだけ聴いて感じた印象は、
ちょっと裏切られました。

いい方に。

あのね、ショーケンは
(っていうか、ショーケンが歌ってる「時代おくれ」の中の人は)
本気なの。
一応本気で
「時代おくれの男になりたい~」って言ってんの。

でも、首はかしげてんの。

「うん、こんな男、いいよね。
 目立たないように はしゃがないように
 そんなふうに生きたいもんだよね……
 オレでも、そんなこと、できるんかな?」
って。
だから、前半部分の
「一日二杯の酒を飲み
 さかなは特にこだわらず
 ………
 妻には涙を見せないで
 子供に愚痴をきかせずに
 ………」
ってところ、これは自分のことじゃなくて、
ショーケンじゃない誰か、
ショーケンが「なりたいなあ」って、思ってるけど
なれないタイプの男のことなんだよね。

河島英五さんのオリジナルでは、
そこの部分は自分のことなんだよ。
「オレ、こんな人間だけど、どう?」って言ってる。
で、このままの生き方を極めたい!って言ってるんだよね。
でも、ショーケンはそうじゃない。
「自分は今はこうじゃないけど、
 でも、こんな男になりたいもんだねえ」って言ってる。
そんでもって、戸惑ってる。
「でも、できねえんだよなあ、オレ」って、
照れ笑いしてる。
その戸惑った照れ笑いが、かわいいんだよっ!!
(あ、照れ笑いってのは、歌から湧いてくる私の妄想ね)

んでもって、なにが一番ニヤニヤするって、
その照れながらも真面目に
「なりたい!」って言ってるはずなのが、
最後の最後でぶちこわしなんですよ。
目立っちゃってるし、はしゃいじゃってる。

「ヘイ、ユー!」
「キャン ユー ヒア ミー?」


って……

「おい、おまえら!」
「オレの声が聞こえるかー?」


って、んなこと言ってちゃ無理だよショーケン、
「時代おくれの男」になんかなれっこないってばよ。

ニヤニヤ。

もう、いいから、
「似合わぬことは無理をせず」(その通りだ!)
ショーケンは、そのまま突っ走ってください。
あんなふうになりたい、こんな男もいいかもって、
フラフラジタバタしながら、
でも自分を変えることはどうしてもできない……
そんなショーケンが、
ああもう、本当にカッコ悪くて、最高にカッコいい。

大好きです。


あのさ、別にショーケンのことじゃないですが、
見栄ばっかし張ってて、言うことの9割はウソで、
騙すし騙されるし、
怒ったり笑ったり感情の起伏が激しくて、
まわりはいつも振り回される……そんな男がさ、
ふとした拍子に素になって、
「好きだよ」とか言っちゃって、
対私限定で、照れ笑いなんかされたら……
(みぎゃーーー!)
もうもうもう、それだけで、
また大変な目に遭うってわかってても、
向こう1年くらいは、その一瞬の照れ笑いの顔を胸に
生きていけるって気がするんですよ私。
んなことないですか?
え? ダメ男好き限定のドM性癖ですかそうですか。
まあ、私はよくジュリーやショーケンでそんな妄想をして、
幸せな気持ちになっているんですけどねすんません。

ショーケンの歌って、
そんな男の、1年に1回の一瞬の素の笑顔を
ずーっと見せられてるみたいな、そんな感じがする。

「一瞬をずーっと見せられてる」って矛盾してますが、
そこが歌の不思議な効用で、
ショーケンの歌声が聴こえてる間、
その3~5分間のショーケン(歌の中の人だけど)は、
私に向かって素の笑顔なんですね。
普段はしょーもない男だってわかってるんだけど、
そんな素を不意に見せてくれちゃうから、
好きにならずにいられない……
そんな気持ちの3~5分間。
んで、実生活でのダメ男だったら、
また1年間ダメ生活の苦労が続くんだけど、
そこは、ショーケンの歌は繰り返し聴けるわけだから、
何度でも何時間でも、
その至福の一瞬だけを味わっていられるって寸法ですよ。

このたび、iTunesの罠にハマって、
ショーケンの若い頃の曲のあれこれを
ダウンロードして聴きまくっていて、
ホント、そんなん思って悶えまくり。
あーーん、しやわせ。

みんな、iTunesのショーケン罠にハマろう!

で、この「時代おくれ」も、そんな感じなんですよ。
普段は慣れない渋い男を演じていて、
「オレ、時代おくれの男ッスから……」
とか、しかめっ面で言ってる男が、
身近にいる私だけに、
「そんなん言ってんのも疲れちゃうんだよなあ。
 たまにははしゃいだりしたいよ、オレもさ」
なんて言って照れ笑いしてる……
そんな妄想が湧き上がります。うひひひひひ。

これ、ぜひともライブで聴きたいなあ。
ショーケンに
「ヘイ、ユー!
 キャン ユー ヒア ミー?
 イエス! ○×▲◎×××」
(その後はなんて言ってんのか聴き取れねえ!)
って煽られながら、会場みんなで大合唱。
すんごく楽しそうだーー
ライブあるなら、絶対行く!!

ただね、ひとつだけ残念というか不思議というか、
なんで?って思ったのが、
これ、ワンコーラス目はあんまり声が出てないみたいで、
音程もちょっとふらついたりしてるんですよ。
味といえば味なんですが、
「まあ、ずっと歌ってなかったからね……」と、
広い心で聴いてると、後半になって、
声も歌い方もどんどんよくなっていって、
最後のところなんて、
30代の頃と変わんないじゃんってくらいに聴こえる。
これってさー、スタジオ録りだよね?
ライブってんなら前半から調子上げてって、
後半が盛り上がるってのもわかるんだけどね。
なんで、このテイクを採用したんだろう?
もしかして、一発録り?
これがベストテイク?

うーーむ……
ショーケンお願い、もっといっぱい歌ってクダサイ。
絶対まだまだイケル。
てか、今のショーケンの歌を
もっといっぱい聴いていたいです。

かしこ。

関連記事
コメント
この記事へのコメント
なんだかもう本当に、ジュリーファンにしておくのは惜しい(あ、語弊があったらごめんなさいジュリーファンの皆さん)ですわ、ゆうさん。すごくうれしい。
もう、河島さんの歌への思いも含めて、まったく同調。
ショーケンの歌を聴いて、「あれ?思っていた歌と違う」って思ったもので、あらためて、聞いたんですよ、河島さんの歌をYouTubeで。
やっぱり、思い違いじゃなかったんですよね。
同じ歌が、歌い手で、意味までもが別の歌になる、ってことを如実に経験させてもらったですね。
「時代遅れの男」をただひたすら肯定し、応援する歌だったはずのものが・・「俺実はさ、結構無骨な時代遅れな男なんだよ」って言った口で、照れて悩んで反省して、あこがれてるけどやっぱりなれねえな、って言ってしまう。
ショーケンはいつも本気だけど、その本気は、いつでも揺らいでいて、その揺らぎがまた真剣なんだなあ。別の意味で筋が通ってるけど、見ようによったらダメダメとしか言えない・・・。不思議な人ですよね。

多分、一発取りでしょうね。何度もテイクを重ねたでしょうが・・・。
2009/11/22(Sun) 14:12 | URL  | showken-fun #-[ 編集]
showken-funさん、こんにちは
いやいや、もうジュリーとショーケン両方のファンてことで。なんせ、「付き合うならジュリーよりショーケン」ですから!

同調していただき、ありがとうございます。
本当に、河島英五さんのとは全然違う「時代おくれ」でびっくりでしたね。さすがショーケンです。
この調子でどんどん歌って、ライブもやってほしいですねえ。
2009/11/22(Sun) 17:31 | URL  | 管理人 #Enj21zdQ[ 編集]
管理人のみ閲覧できます
このコメントは管理人のみ閲覧できます
2009/12/12(Sat) 07:55 |   |  #[ 編集]
コメントを投稿
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。