kindleでBL漫画を発行された藤井あやさん
日本Kindleの会というSNSを作ってくださいました。
kindleのユーザーも出版者も、
みんなここで情報交換しましょうよということですので、
興味のある方はぜひご参加を!

私もさっそく参加しまして、
自己紹介欄にこのブログへのリンクも貼ったんで、
kindleで出版の今までの経緯をざっくりと
おさらいしておこうかね、と。

まず、2月4日にアップロードして
「Publish」ボタンをポチッとしたものは、
結局、今に至るまで「審査中」の表示が出たまま、
止まってます……(謎)

で、2月12日
気を取り直して、データをアップロードし直し、
設定もあれこれやり直して、
再度「Publish」したところ、
今度は2日ほどで審査が通り、
めでたく出版できたという次第です。

こちらがAmazonの販売ページです。

審査が通らなかった前回と今回で違うところといえば、
「Enter Product Details」タブの中の
タイトルと説明文とキーワードの中から
「Japan」「Japanese」という単語を取ったところと、
「Confirm Conternt Rights」タブの
「Enter the territories for which you have all rights necessary to make the content available for marketing, distribution and sale」
(販売、利用に関する権利の設定)
てとこの選択肢を
「Worldwide rights - all territories」
にしたところでしょうか。
前回は馬鹿正直に
「Individual territories」(地域限定)として、
その「地域」を「Japan」にしてたんですよ。
今から思えば、もしかしてここが引っかかったのかもしれん。
でも、じゃあなんでそんなとこが選べるようになってんだよ、
という疑問もありますが……

再アップにあたって画像データも
今の時点ではこれが最適じゃないかというものに
作りかえました。
kindleにアップする際の画像データ比較に関しては、
藤井あやさんのブログがとても詳しいので、
そちらをご参照くださいませ。

とりあえずここでは私がアップロードした
画像データの仕様を載せときます。

漫画なので、1ページ1枚の画像を
天地550pixelにして
jpg形式・最低画質で保存。
データ容量をなるべく小さくするために
アイコンのプレビュー画像も
カラープロファイル(意味なかろうし)も
含めてません。
AmazonDTPのヘルプでは
「フルスクリーンの画像は450×550pixelで、
 容量は64kb以下でね」
と言ってるんですが、
なかなか64kbにはなりません。

2月4日のエントリでは、
難民チャンプさまサイトに書いてあったその情報に
「そんなんどこに書いてあるんですか?」
とか泣いてましたが、
AmazonDTPのヘルプをよく読んだら
ちゃんと書いてありました……
英語は苦手なんだよーーーー!
すみませんでした。


しょうがないので、容量に関しては
AmazonDTP側でどうにかしてもらうことにして、
難民チャンプさまサイトから
コピペさせていただいたHTMLで
ページを作ってアップロードしちゃいました。
アップロードした後は、「Preview」ボタンで
プレビューできるんですが、
それを見る限り、なんというか、
やはり、画質の悪いjpg画像って感じ……
しかしまあ、フキダシの中のネームも
太い書体に変えて目一杯大きくしたんで、
どうにか読めないことはなさそうだし、
アミ点やグラデーションが気になるっちゃなるけど、
これが限界かなあと、見切りをつけました。

でね。
実際に出版されたのをkindleで見てみると、
これが、PCの画面でプレビューしてたときよりも
画質の悪さが目立たないような感じなんですよ。
kindleって、地の色が真っ白ではなくて、
少しグレイがかってるんですね。
それとうまい具合に馴染んで、
シャギーとかモアレとか、文字の滲みとかが
目立たなくなってるような気がします。

結果オーライ。

画像の処理にしろ、
Publishの設定にしろ、
これでよかったのか悪かったのか、
まだよくわかりませんが、
今の時点でできる最善の方法だったかなと思います。
とりあえず、現在kindleで販売されてるわけですしね。

ただひとつ失敗だったなと思ったのは、
このエントリで書きましたが、
無料でダウンロードできるサンプルページが
表紙も含めて3ページだけだったということ。
せっかくのサンプルなのに、
本文ページが見られません。えーん。
kindleではページ指定で飛ぶことができないので、
目次ページは意味がなかったですね。
kindleの「Location」ていう概念がまだよくわかりません。

そして、その後の気になる売り上げの話です。
まず、住所がアメリカじゃない人の支払い方法は、
選ぶ余地なく「Check」のようです。
「小切手」ですね。(ググッちゃったよ。恥)
小切手というと、「裏書き」とか「不渡り」とか
「現金化までに数ヶ月」とかとか……
フリーランスの身には恐ろしいイメージがつきまとう、
そんなものですが、選べないものはしょうがない。
しかも外国の小切手なんて扱ったことないよ、
どーすんの?
と、これもググッてみました。
銀行に持っていけば現金化してくれるそうですが、
それには2~3000円の手数料がかかると。高!
まあ、売り上げが100ドルを越えないと、
小切手は発行してくれないということですから、
額面よりも手数料が高いなんていう悲劇はなさそうです。

Amazonの販売ページを見ると、
「Kindle Price:$3.99」となっていますが、
これは、通信料2ドルを含んだ金額です。
なので、この本の定価は1.9ドルなわけです。
定価の35%がこちらに入るということなので、
1部売れるごとに、0.7ドルですね。
えーーと、100ドルになるには
143部売れなければなりません。
今何部売れたかとかは、
ここで逐一報告してもいいんですが、
他の方々に迷惑がかかるってことも
あるかもなあと思いますので自重します。
Amazonのランキングから推測してみてください。
売り上げは、1ヵ月ごとの精算だそうですが、
1ヵ月で143部以上が売れることはまずなかろう、
支払いはいったい何ヵ月後じゃろうのう……という程度です。

お、お金じゃないんだもんねっ!
kindleで個人出版ができたってことが
重要なんだもんねっっ!!

と、負け惜しみを言っておきます。


kindle出版は、思いの外簡単だったので、
もっとなにか出したい気持ちでいっぱいなんですが、
残念ながら、今手元にある漫画のコンテンツが
ありません。
小説とかエッセイとかならあるので、
文字を画像にして、日本語の小説本をだそうかなあとも
思いますが、そんな需要はあるんだろうか……
まあ、出すことに意義があるということでは、
出してみるのもいいのかもしれませんが、
あまり乱発してもなあと、ちょっと悩ましい今日この頃です。


追記
今回のkindle出版ができたのも、
その後の宣伝や日本Kindleの会などのつながりなども、
twitterの存在が大きいです。
twitterでダラダラとツイートしてるせいで
あまりブログの更新もできなくなっているんですが、
twitterすごいなあと思いますですよ。
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コメント
この記事へのコメント
はじめまして。
「e託販売サービス」というキーワードで辿り着いた者ですが、色々と興味深く拝見させていただきました。
しかしまさかまさか、筆者様が鶴岡の方だったとは!
私は酒田(&現酒田住み)の人間です。

ひとりで出版社など、私がやろうとしていることとかなり共通項が多いような気がいたしました。

今後もお邪魔させていただくかもしれませんm(_ _)m

というか、私twitterやったことないのですが勝手にフォローさせていただいてもよろしいでしょうか。
2010/03/25(Thu) 22:20 | URL  | 8g・ #-[ 編集]
8g・さま、こんにちは
コメント、ありがとうございます。

酒田の方ですか!
ひとり出版社も、ネットでの活動ですと、住んでいる場所を限らなくて、いいですよね。
私は、あれこれと手を出しながら、いまだに結果が出せずにいますが、お仲間が増えるのはとても嬉しいです。
今後ともどうぞよろしくお願いします。

twitterのフォローは来るもの拒まずです。お気軽にどうぞ。
ジュリーとショーケンのファンなので、単に「ジュリ~~!」とかのツイートも多いですが(笑)、ゆるくお付き合いくださればと思います。
2010/03/26(Fri) 00:15 | URL  | 管理人 #-[ 編集]
こんばんは。ご返答ありがとうございます。

管理人さんのブログをまだ全ては読んでいないので発行の経緯などよく分からないのですが・・・
稀人舎通信、あれで300て、ものすごく赤字じゃないんですか???

私は、誰でも無料で、ノーリスクで本が作れるということを内容にした商売をしようかと考えていたのですが、あのクオリティの本が300で売られてしまうことを考えるとちょっと(どころじゃなく物凄く)考えてしまいました^^;
2010/03/26(Fri) 20:41 | URL  | 8g・ #-[ 編集]
8g・さん、こんばんは
えーと「稀人舎通信」は、赤字です。
というか、アレを売って儲けようとは全然考えてません。
あえて商売にこじつけて言うとすれば、
「稀人舎通信」は、稀人舎の宣伝になればいいなあ、くらいの位置づけでしょうか。

私の個人版元活動は、それで儲かって生活ができるようになれば、
もちろんその方がいいんですが、
それよりも、楽しいからやっている、という気持ちが強いので、
今のところ採算は考えていません。
甘い考えでもあるんでしょうけど、
こんな活動をおもしろがってくれる人が少しでもいるうちは
続けようかなと思っています。
2010/03/27(Sat) 00:02 | URL  | 管理人 #-[ 編集]
管理人さま
何度もありがとうございます。

>宣伝
それで結構納得いきました^^
でもコンテンツ書いている方もボランティアなんですよね?原稿料なんて払っていると思うと一体いくらくらいになっているのかと(ガクガクブルブル)


実は1つ、誠に厚かましいお願いが・・・

今度(といってもまだ乗り越えないといけないことが山ほどあって、実際にお見せできるのは数ヵ月後とかになってしまうかもしれませんが)、私がやろうとしていることを、実際の製品と、ビジネスモデルを含めて見ていただいて、「これはいけるかも」と思うかどうか、率直な感想をお聞かせいただきたいと思っているのですが、いかがでしょうか。

実は私の身の回りには、出版とかDTPとか、そういうことに詳しい人が一人もおらず^^; ビジネスも私一人で考えていることなので、結構「井の中の蛙」状態なんだと思うんです。

そこを「いや、そこはダメだ」とか諌めていただけるような人を探しているのですが・・・
2010/03/27(Sat) 20:29 | URL  | 8g・ #-[ 編集]
8g・さん、こんにちは
「稀人舎通信」に書いてくださっているのは、
基本的に私の友人で、「稀人舎」の活動をおもしろがってくれている人達です。
ですので、原稿料は払っていませんし、
ボランティアというよりも、一緒に遊んでくれているという方が
合っているかもしれませんね。

えーと……、
私が「いい」と思って作っているものは全然売れていませんし、
私が「ダメだ」と思うものがものすごく売れていたりする世の中ですので、
私の感想なんかまったく当てになりません。
パソコン、ネット、e託販売サービス、電子書籍……と、
個人でも低コストで大手版元に劣らないことができる時代なのですから、
ご自分の思う通りにまずはやってみる、というのがいいのではないかと思いますよ。
私も「井の中の蛙」なのは、同じですから。
2010/03/28(Sun) 15:48 | URL  | 管理人 #Enj21zdQ[ 編集]
管理人さま
何度もありがとうございます。

ではサイトできたら見せに行きますね^o^
(どっちに行くのがいいのでしょう?ブログ?ツイッター?)
・・・実はもうできているのですが完成度が低いんです。

「酒田で本作ってる人」とでも記憶しておいていただけるとありがたいです。
たぶん数ヶ月後にまた。
2010/03/28(Sun) 20:17 | URL  | 8g・ #-[ 編集]
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