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え~~、こんなことを記事にするのはなんなんですが、
ちょっと気になったし、
誤解されたままというのも嫌なので、書きます。

某巨大匿名掲示板に、
「けっこう有名な稀人舎」とのコメント付きで
このブログの記事が直リンされまして、
たぶんそこからやってくる方々で、
今日はいつになくアクセスが多いです。

ご訪問、ありがとうございます。

別にネガティブな話題でリンクされたわけではなく、
ざっと見たところ、けっこう真面目に、
イベントでの集客を考えているスレのようで、
ご紹介いただいたことには、
素直に感謝しております。

でも、
「けっこう有名な稀人舎」
という、その但し書きが、
なんだかむずがゆいというか、
なにか誤解があるんじゃないかというか、
こないだの文フリ後の同人誌紹介をしてくれた
とある方のUST配信でも「大御所」とか言われちゃって、
なんだか「え~~! そうなの!?」と、
ちょっと違和感があったりと、
細かいことですが、いろいろ気になったので、
まあ、ついでということもありますし、
ここらで、簡単ではありますが、
「稀人舎」の成り立ちといいますか、
自己紹介をしておこうかと思います。

「稀人舎」というのは、法人でもなんでもなく、
小宮山裕という、私個人がやっている個人出版活動に
勝手に付けた屋号にすぎません。
ま、出版社みたいにかっこつけてみた
サークル名ってとこですね。

「稀人舎」は、私の父が作って売れ残っていた
「飲んだくれてふる里」という自費出版本を売るために、
最初は、本当に私がたったひとりで立ち上げた個人版元です。
取次(本の問屋)と契約もできない
出版ド素人の個人がやっているということで、
この、父の本を売る作戦は、あっという間に頓挫しました。
売れる売れない以前に売る場所がないのです。
それで、個人が本を売る場所を探していて見つけたのが、
文学フリマでした。
2006年の第5回のときのことです。

その文学フリマに出店するにあたって、
他のサークルさんたちは
なにやら同人誌を作っているらしいと知り、
慌てて作り始めたのが、同人誌【稀人舎通信】です。
なので、一番最初に文学フリマに参加したときの、
稀人舎の売り物のメインは、
父の本「飲んだくれてふる里」と、
友人・月澤黎さんの「未入籍別居婚」という、
稀人舎発行の単行本でした。
【稀人舎通信】は、いわば宣材・広報誌だったのです。
その記念すべき創刊号には、
月澤黎さんのエッセイとショート・ショート。
それに、友人のよしみで川口晴美さんが
短編小説を書いてくれました。
そのときはまだ「同人」というつもりはありませんでした。
私個人が趣味でやってることに、
頼んで参加してもらっているっていう感じでした。

そんなふうにして始まった「稀人舎」と【稀人舎通信】でしたが、
続けているうちに、川口さんが継続して参加してくれ、
遊び仲間だった山口恵さんもエッセイを書いてくれて、
さらに、川口さん経由で【稀人舎通信】のことを知った
金井景子さんが参加してくれて、
だんだんと同人誌らしくなっていき、今に至りました。

なので、5年間で9回と長いこと多く出店していることで、
文学フリマの中では「稀人舎」というサークル名を
知っている方は増えてきたんでしょうが、
「有名」と言われると、なんだかちょっと違う気がします。
確かに、金井景子さんは早稲田大学教育学部の教授で、
著書も研究論文もたくさんありますし、
川口晴美さんは詩人で自著の詩集ももう10冊も出しているし、
他にもたくさん編著の本もあり、
あちこちの大学で講師もしているので、
このお二人は「有名」といえばそうなのかもしれません。
でも、川口さんにしろ金井さんにしろ、
有名人だから「稀人舎」の同人に誘ったわけじゃなく、
このお二人がたまたま私の友人だったから、
「なんか面白そうなことやってんじゃん」と、
「稀人舎」の活動に乗っかってくれただけなんですよ。
代表である私の本業は
フリーのDTPオペレーター(ときどきデザイナー・イラストレーター)で、
なんの文学的バックボーンもない、ただのおばさんです。
なので、文学フリマがらみで「稀人舎」が紹介されるときの
「大学教授やプロの物書きが参加している同人サークル」
というのを聞くたびに、私は身を縮めるし、
金井さんも「そこは違うのにねえ」と苦笑いです。
金井さんや川口さん自身は「有名」で「大御所」かもしれませんが、
「稀人舎」というサークルは、決して「大御所」ではありません。

だって、文学フリマでは、
なんだかいつまでたっても、まわりに馴染めなくて、
こんな私が参加しててすみません、て思っているんですよ。
いや、ホントに。

だいたいね、一日のイベントで、
本が60部そこそこしか売れないサークルが
「有名」で「大御所」なわけないじゃないですか。


と、長くなりましたが、
「稀人舎」の成り立ちと参加同人の関係は、
これでおわかりいただけたでしょうか。
このブログの「稀人舎の軌跡」カテゴリに、
だらだらと「稀人舎」を立ち上げた経緯は書いてありますが、
ブログなんかで長文読みたくない!
という方はぜひ【稀人舎通信7号】をご購入くださいまし。
「稀人舎の軌跡 連載第1回」として、
2005年から2008年ごろまでの、
「稀人舎」のあれこれがまとめてあります。

【稀人舎通信7号】はアマゾンで売ってます。



と、最後は宣伝になって、
お後がよろしいようで……(笑)

新刊の【稀人舎通信8号】もよろしくです。



「稀人舎の軌跡 連載第2回」は、来年5月発行予定の
次号【稀人舎通信9号】に掲載予定です。

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