待ちに待ったとはこのことですよっ!
ついに、AmazonKindle日本語版が予約開始になり、
KindleStore日本版も稼働しましたね。

私にとっては、約3年前にアメリカアマゾンから、
海を超えて取り寄せたKindle2が、
この日本版KindleStoreでも使えるのかってのが、
ものすごく気になっていたんですが、
思った通り、使えないようでした。
がっくり。

しかも!
しかもですよ。
私は、そのタッチパネルでもないKindle2を
2万5千円も出して、しかも海を超える送料も払って、
買ったんですが、
が!
なんと、今回発表された日本語版Kindleは、
WiFiタイプのKindle Paperwhiteってやつだと、
7980円!
えええ~
3分の1だよ、3分の1!
うぐう。
かなり納得できない気持ちの私は、
まだ注文してません。

でもね、
Kindleは、iPadやPCでも、
専用のアプリを入れれば見られるし、
しかもiPadならカラー表示もできる。
しばらくはこれでいいかーと思っとります。

んで、日本語版Kindleとともに、
私が待ち焦がれていたのは、
Kindle ダイレクト・パブリッシング
略して「KDP」でございます。
これは、リンク先を見ていただければわかるように、
アカウント登録さえすれば、
誰でも初期費用無しに、
電子書籍をAmazonKindleで販売できちゃうという、
ま、言ってみれば電子書籍版e託販売サービス。
しかも、e託の方は年会費が必要ですが、
これはなんもいりません。

【稀人舎】では、日本語版ができる前から、
「日本語には対応してないよん」という警告にもめげず、
amazon.comで、漫画で全ページ画像だからと、
For Suffering Spirits」っつう
Kindle本を出していたんですよ。
英語難民の私が四苦八苦しつつ、
Kindle本を発行した経緯はこのへんから
数回に渡って記事にしてますが、
日本語版ができたからには、
もう、慣れない英語に泣くこともない、
日本語に対応してないのに、
日本語の漫画を出してることで、
いつイジェクトされるかとビクつくこともない。
これよー
これを待ってたのよー

ってなわけで、さっそくやってみました。



『稀人舎通信』にずっと連載していた、
伊豆介八さんの漫画『プラグド』をまとめたものです。

漫画ですので、目次以外は全部画像で、
多少ファイルサイズが大きくなってて、
「この本はファイルサイズが大きいため、ダウンロードに時間がかかる場合があります。」
なんて但し書きが付いちゃってますが、
ま、これは他のKindle本でも
コミックスにはみんな付いてるっぽいですね。
全109ページ。518円です。
目次が日本語で表示されとるー
と、そんなとこで感動してます。

でも、この日本語表示が結構大変でした。
まずね、「KDP」のヘルプを見ると、
アップロード用のデータを作成するのに、
Word推奨みたいなことが書いてある。
Mac使いの人はApplePagesでもいいよ、とかね。
なので、最初はPagesで作って、
epubに書き出しました。
しかーし。
書き出されたファイル容量が異様に小さい。
恐る恐る「KDP」にアップロードして、
Kindle本に変換されたものを
プレビュー用にダウンロードしてみると、
(日本語版ではまだオンラインプレビューが
 できないのですよ。ちょっと不便)
ページが10ページぐらいまでしか表示されず、
そのあとは白。
Kindle公式のプレビューワは
まだ不具合あるっつうことだったんで、
本チャンではちゃんとなってるのか?と、
相変わらずの甘い見通しで、「えいやっ」と、
「保存して出版」をポチってしまいました。
ま、データ的にだめだったら出版してくれないだろう、
とも思ったのでね。
……でも、甘かったです。
約1日半ほど待って、販売開始されてしまったものは、
やはり、途中まで。
うーーん……。
本のデータをアップロードして、
書籍情報やら価格やらを設定して、
「保存して出版」ボタンをポチると、
「本棚」っていうマイページでの、
その本の「ステータス」って欄が「レビュー中」となり、
「コンテンツガイドラインに基づいて、
 Kindleストアでの販売の可否を審査いたします。 」
ってことなんですけど、
一体なにを審査してるんですかね?
18禁とかそのへんのことのみか?
ま、いちいち内容まで踏み込んでたら
大変だしなー。
でも、後ろ数ページが真っ白なんだよ。
これはデータ的におかしいとか、
そういうことは審査してくれないようです。

で、慌てて、「出版停止」にし、
データを作り直し。
Pagesは諦めて、amazon.comで出した時と同じように、
テキストエディタでHTMLファイルを作ることにしました。
ま、画像を順番に貼ってくだけなので、
コピペ、コピペでできるんですが、
なんせ、110ページ。
必要なのは根気だけです。
で、目次にはリンクも貼り、
「よっしゃ! これで!」と、
今度は、画像も一緒に圧縮したzipファイルにして、
アップロード。
約30MB。
「KDP」では、アップするひとつのデータが、
50MB以内とされているので、
全ページ画像の漫画の場合、
せいぜい150ページぐらいまでが限界ですね。

あ、ちなみにひとつひとつの画像は最大127KB。
ファイル形式は、GIF、PNG、BMP、JPEG。
私はJPEGにしました。
127KBよりも大きいサイズになった画像もありましたが、
「KDP」にアップロードして変換されるときに、
あっちでうまいことやってくれるようです。
かなり画像が荒れるかなあと思ったんですが、
iPadで見る限り、そうでもありません。
フキダシの中の画像として処理してある文字も
ちゃんと読めるし、きれいなもんです。
Kindleの専用端末ではどうかわかりませんけどね……。

そんなわけで、新たに作り直した30MBのファイルを
アップロードし、またプレビュー用にダウンロードして、
見てみると、今度は目次の日本語が文字化け!
ええーん。
ビューワを変えても化けてる。
なんでだよううと、
そこでやっとヘルプをちゃんと読む私。
(いつものことさ)
するってーと、
HTMLファイルはASCII形式で保存とか書いてある。
ええー。
私のエディタソフトではそんな保存形式ないんですが…。
どーしたらーとウロウロしていたら、
こんな本がいち早く発売されていて、
さっそく買って読む。
Kindleは買ってすぐ読めるからいいね(宣伝)。
それにもやはしWordはエラーが出ると書いてあって、
「やっぱねー」と溜飲を下げる(?)。
で、なにがいいかというと、
その本によれば、Googleドキュメントだという。
ええーちょっとめんどくせーなーと思いつつも、
Google Driveへ。
そこで、数ページを作ってHTML形式でエクスポートして、
中を見てみると、ああなるほど、
2バイト文字じゃなくて、
そこの部分だけASCIIコード表記すればいいのか。
Googleドキュメントで全部作り直すこともないかと、
(なんせ100ページ以上あるのでめんどくさい)
自分で作ったHTMLファイルに、
ASCIIコードに変換した文字をコピペする。
で、また画像と一緒に圧縮してアップロードし直し。
ぜえぜえ……。
今度はなんとか、
プレビューも思い通りっぽく表示され。
今度こそ「えいやっ」と「保存して出版」をポチりました。

日本語版の「KDP」は、
amazon.comの「KDP」のサイトを
そのまま日本語に訳しているのか、
ところどころわかりにくいと思うんですけど、
そんなことないですかね?
この「保存して出版」をポチると、
ステータスが「レビュー中」になるんですが、
ま、意味は分かるんですけど、
Amazonの本の「レビュー」って言葉と一緒じゃん。
「あなたのレビューを書きませんか?」ってやつ。
あと、「レビュー中」が24時間ぐらい表示されたあと、
問題なければ次は「出版中」になるんですよ。
これは本当にわかりにくいと思うんですよ。
「出版に向けて準備中」ってことらしいですが、
この「中」って使い方がなんか間違ってる気がする。
おそらく英語の「ing」を直訳してるんじゃないかと思うんですが、
英語で「Publishing」って言うと、
「今、出版するところです」みたいな意味でしょうが、
日本語で「出版中」つったら、
「もう、出版してます」って意味になるよね?
しかも、「Publish」と「出版」てのも、
ビミョーに意味がズレてるしなあ。
このへんの日本語の妙なとこは
だんだん改善されていくんでしょうかね。
こまけえことはいいんですかね。

こまけえことと言えば、
「KDP」ではロイヤリティが35%と70%とで選べるってことで、
一部では盛り上がってるようですが、
残念ながら、日本語版ではまだ(?)
70%を選ぶことはできません。
しかも、70%にすると、
いろいろ制約が付いたり、通信費を引かれたりして、
純粋に70%が懐に入るわけでもなさそうなのですよ。
そのへんはまだちゃんと見てませんが、
とりあえず、『プラグド』の場合は、
販売価格518円で、売れた場合、182円が
こちらの懐に入るって寸法になっとります。
えーと、これが44部売れたら8008円になるのでね、
そしたら、日本語版Kindleを買おうかと思ってます。
なので、よろしくです。

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