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明日ですよっっ!
明日明日明日!!!

大興奮なので、だらだらと超長文です。



11月頭にジュリーのソロコンが終わり、
次はタイガースだあああ!と、
CDの赤盤青盤
を聴きまくって予習をし、
ツアーパンフが届き、舐めるように見て、
「ザ・タイガース 世界はボクらを待っていた 」
を読み、
(しかし、この時代にあのかわいい5人が印刷された本が、
 本屋に平積みになってるのを見ることができるとは!)

んでもって、またパンフを見てうるうるしているうちに、
タイガースDVDがアマゾンさんから届き、
かっわいいデビュー当時の彼らにニヤニヤし、
後楽園球場コンサートの豪華さに口を開け、
同窓会コンサートのジュリーにキュンキュンし、
田園コロシアムの「ハートブレイカー」にグッと来て、
「ラブラブラブ」に号泣。
ビューティフルコンサートでは、
「エニーバディズ・アンサー」から
「ハートブレイカー」の流れですでに号泣。
田コロに戻ってまた「ラブラブラブ」で泣いて、
(DVDはこの順番で見ました)
その合間にまたツアーパンフをめくり、
感慨にふける………

という、なんとも密度の高いタイガース月間を
過ごしているうちに、過ごしているうちに!
もう、明日は武道館ですよ!
初日ですよ!


GSの時代はチビ過ぎて田舎者過ぎて、
リアルには体験していない私も、
すっかり彼らとともに最初から歩んできた気にさせられて、
「44年ぶり!」とか言いながらの復活コンサートです。
武道館ではマジで泣くかもしれん。
懐かしくて。
当時のことはなんにも覚えてないのに、懐かしくて。
それぐらい、完璧に疑似体験させていただいております。
誰か総合プロデューサーか代理店でも
入ってるんじゃないってぐらい、この流れは完璧過ぎる。
まあ、12月に復活コンサートがあるってんで、
それに当て込んでの本やDVDの発売だから、
こうなるのは当然と言えば当然なんですが。
パンフは公式で、ジュリー担当だそうですから、
強いて言えば、ジュリーが総合プロデューサーか。
すごいよ、ジュリー。
ありがとうありがとう。

特に、「世界はボクらを待っていた 」を読んでから
パンフやDVDを見ると、切なさ倍増ですよ。
これは、大人気だったタイガースが、
なんでたったの4年で解散しなきゃならなかったのか、
ということを、インタビューや手記から引用した、
膨大な証言を元に検証しているものなんですが、
「解散」に焦点を当ててるせいで、
どうしても話は、トッポとピーの、
タイガースのこんなところに不満や疑問を持っていた、
という発言や動向が中心に展開されているわけです。
それによると、デビューして2年目にはすでに、
メンバー間、メンバーと会社間の不協和音はあって、
どんどん大きくなっていったということなのに、
パンフに収められたグラビア写真では、
5人揃ってにっこりかわいく笑っているし、
DVDの各ライブ映像では、
素晴らしいステージを見せてくれてるんですよ。
ピーなんか、69年の時点で、
「キレイな服着て、いつも五人くっついて笑っていなくちゃ
 いけないなんて、人間性を無視してるよ」
なんて発言をしてるそうですが、
その頃の写真を見れば、ピーだって、
ちゃーんとみんなとくっついて完璧な笑顔で写ってる。
泣ける。
田コロライブだって、
すでに具体的に解散の話が出た上での開催だと、
知った上で見ると、なんだか苦しくなってくるけど、
でも、彼らはきちんと大興奮のステージを見せている。
プロだ。

というかね。
田コロやビューティフルコンの映像を見ると、
彼らはちゃんと自分達で演奏してるし、
洋楽のカバーだって、私が聴く限りちゃんと聴ける。
普通に「バンド」なんだなあと感心させられるんですけど、
どうして、これを「アイドル」で売ろうとしたんですかね?
それが悲劇の始まりって気がするんですが。

やっぱ、メンバーの顔がよかったからですか?
ジュリーをファニーズに誘う時は、
「俺らはルックスでは負けてへんで」とか言って
口説いたらしいですが、(サリーだっけ?)
DVDで、初期のテレビ出演時の映像を見ると、
5人ともかわいいのなんの!
人気が出てからのジュリーの綺麗さがハンパないんで、
他の4人の容姿についてはあんまり言われませんが、
デビュー当時のみんな、すっげえかわいいです。
ひとりひとりそれぞれがピン張れるじゃ?ってぐらい。
このレベルの容姿の男の子達が、
プロダクションがオーディションとかして集めたんじゃなく、
幼なじみとか同級生とかで、
自然発生的に集まってしまったってとこが
タイガースの奇跡なんじゃなかろうか。
その奇跡をナベプロは最大限に利用しようとして、
ロックバンドだった彼らを王子様グループに仕立て上げ、
オリジナルは、ターゲットである10代少女達に向けた、
耳馴染みのいい、一緒に歌える、
歌謡曲を与えたんですよね、きっと。
それは大当たりだったわけですけど。

ツアーパンフに載っているファニーズの頃や、
デビュー前後の彼らを見ると、
みんな同じようにかわいくて、
ジュリーだけが突出して特別に綺麗というふうには、
私には見えません。
写真とかぼやぼやの映像で見る限りだけど。
なんというか、
10代の子供特有のぼやっとした顔っていうかね、
表情とか顔つきが定まっていない、そんな感じ。
この時点の容姿で言えば、
5人はほぼ横並びな感じに見えるんですが、
これがデビューして半年ほど経った、
「モナリザの微笑」以降からだんだん差がついていく。
差がつくっていうか、違う方向に変化していく。
ジュリー以外の4人は、子供から大人の顔になって、
どんどん男っぽくなっていく。
最初から大人っぽい顔つきのサリーなんか、
後期タイガースの頃はすっかり大人の男の顔で、
超かっっこいい。長髪がすげえ似合う。
顎が細くて子供な顔してたピーだって、
後期には顎が張って男っぽくなってる。
トッポは脱退する20歳ぐらいまでの写真しかないけど、
ヒゲなんか生やしちゃって。
ま、これは意識的に大人になろうとしてたのかもだけど、
でも、なかなか似合ってる。
タローは本当に美青年って感じ。背も高いしね。
みんな「かわいい」より「かっこいい」になってきてる。
あの、あれですよ。
近所のおばちゃんが20歳ぐらいの男の子を見ると、
「あらあら、見ないうちにすっかり大人になって〜。
 頼もしいわ〜。これならもうお母さんも安心ねっ」
とか言う感じ(笑)。
ジュリーだけが違う。
「かわいい」に磨きがかかり、美人さんになってる。
ジュリーの場合は、
「まあまあ、すっかり美人さんになっちゃって、
 見違えちゃったわ〜。お父さん心配でしょう〜」
って言われるような(笑)、
そんな変化を遂げてるように見えるんですよ。

ちなみに、DVDのDisk5に入ってる、
自主制作映画「all」には、
メンバーそれぞれの上半身ヌードという、
誰得?というサービスショットが入ってるんですが、
ジュリーだけ腰のくびれがあるんですよっ!
筋肉もほとんどなくてつるーんとしてるし、
胸のない女の子です、まるで。
なんなんでしょうか、この人は。

そ れ は と も か く。

デビューしたての、
みんな揃ってぼんやりした顔をしてた頃は、
お揃いの王子様ルックをしてもフリフリや花柄を着ても、
それなりに似合ってたのが、
大人の男の顔になってくれば、やっぱり違和感が出てくる。
それは着せられている本人達が一番よくわかってたはず。
でも、星の王子様イメージでデビューして人気が出て、
まだ1年も経ってない。
会社としては、このままの路線で人気を維持したい。
しかも、フロントのジュリーはまだまだ王子様でいける。
となれば、
他の4人はジュリーよりもちょっと下がってやれよと、
そういうことになったんじゃないでしょうか。
そりゃあ、ロックバンドをやりたかった彼らにしてみりゃ
いやだったでしょうなあ。

「世界はボクらを待っていた 」によれば、
会社が彼らにやらせようとしていたことと、
自分達がやりたいことが違っていたことと、
あと、忙しすぎたことが解散の原因ということですが、
そうやって、自分達の味方であるはずの、
雇い主の大人達もいわば敵だったところへ持ってきて、
加わったのが、
世間の大人達からのバッシングですよ。
ラジオの生放送で、
「君達の音楽はなってない」だの、
「ファンはきちがいだ」みたいなことまで言われたり、
生徒がコンサートに行くことを学校が禁止したり。
自分達は大人の言いなりになって、
不本意なことをやらされているのに、
そのイメージでまた別の大人達に叩かれる。
このどっちを向いても敵みたいな状況は
つらかったろうなあ。
しかもね、あれ?と思ったのは、
タイガースを作り上げたナベプロと、
飯倉「キャンティ」に集まっていた大人達は、
どっちかというと反体制っていうか、
そんな人達だったのだろうと思ってたんですけど、
でも、彼らは1970年の万博の
メインスタッフだったんですよね。
70年万博と言えば、国を上げての一大行事。
あの時はド田舎にいた私もワクワクしたことを覚えてる。
そのぐらい全国民的行事だった。
それに関わっていたんだから、
反体制どころかどっぷり体制側じゃないですか?
そのへんの時代的な雰囲気がわかんないんで、
どういう感じだったのかうまくイメージできないんですが、
そのことを知った時は、
「え? そうなんだ!」と意外な気がしました。
結局大人達は大人達の世界から、
タイガースを作り、
そして批判してたんだなあみたいな。
DVDのDisk5に入っている
「さよなら万博 歌う祭典」ていう番組映像があって、
これは万博ホールで催された
歌謡ショーに出た時のものらしいですが、
みんな、長髪ながらきちんとネクタイして、
いい子ちゃんな格好してる。
さらに、ジュリーは挨拶で、
「年輩の方もたくさんいらっしゃるようです。
 すべての先入観をさらりと捨てていただいて、
 演奏が始まりましたら、耳に栓をするようなことは
 ないようにしていただきたいと思います」
なんて言ってる。
自分達はここでは歓迎されてないんだということを
よーくわかってる。
自分達の所属する会社の社長が委員を務める
イベントに出てるってのに、ほぼアウェー。
でもナベプロとしてはここにタイガースを
出さないわけにはいかない。
お仕事だから、彼らもいい子ちゃんの顔をして出る。
泣ける。

そう考えると、ジュリーがピーに向けて歌った、
「Long Good-by」の、
「僕らはキレイな大人になれたかな」って歌詞は、
ものすごく重い。
被保護者のまま親元にいて、
「大人はキタナイ」とか言って反抗するのとは、
全然意味が違う闘いの中に、
彼らは19〜20歳の頃に
いきなり放り込まれたってことでしょう。
「好きな音楽で身を立てるんだー わくわく」って、
仲良し同士で上京してきたってのに、
現実はこんなって……。
急激に人気が出てしまったのがいけないっていう、
皮肉な話ではあるんですが、
きちんとバンドとして売る方向に軌道修正できていたら、
もっと違う未来があったんじゃないですかね。
なんて、「たられば」は言ってもしょうがないですが。

ああ、だからジュリーは、
今回の復活コンサートでは、
オリジナルメンバーだけで音を出すことにこだわったのか。
「たられば」の世界を経験しようとしてるのかもしれません。

しかし、
当時、タイガースを批判していた大人達は、
彼らの演奏を見て聞いて、
なんとも思わなかったんでしょうか。
田コロだってビューティフルコンだって、
彼らは本当に一生懸命真面目に演奏してる。
音楽自体は好きになれなくとも、
楽器をあれぐらい自在に操れるようになるまで、
どのぐらいの時間や努力が必要かとか、
そんなことを考えたりはしなかったんですかね?
ひとつのステージで20曲以上の歌詞だって譜面だって、
それをすべて覚えるのって大変だよ。
そのことを考えなかったんですかね?

ま、見てなかったんでしょうな。
なんで自分の目で見てもいないものを批判できるのか。
タイガースの軌跡を辿って思うのは、そこです。
私は、ジュリーの言う「キレイな大人」に
なれてるかどうかわからないけど、
少なくとも、自分の目で見て、耳で聞いてないものを
むやみと批判することだけはしないでいようと、
心に誓っておりますよ。

そんないろんな感慨にふけりつつ、
明日は武道館に行ってきます。
2013年ですよ。
1969年にトッポが抜けてから44年ぶり。
69年から見たら2013年なんて超未来じゃないですか!
鉄腕アトムはとっくに生まれてるし、
2001年宇宙の旅から10年以上も経ってるし、
「アキラ」はすでに冷凍されてる。
そんな未来の今、
平均年齢66歳になった彼らがまた集まって歌うとか。
しかも、武道館もドームも全部チケット完売とか。
どんな奇跡なんでしょうか。
その奇跡を明日、見にいってきます。
すごくすごく楽しみです。

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2013/12/02(Mon) 12:57 |   |  #[ 編集]
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