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ジュリーは、去年の12月に、
長年の念願だったザ・タイガース完全復活を
果たしたわけだけど、
それにともなって出版された書籍や、雑誌や新聞での、
メンバーのインタビューや、
ザ・タイガースにまつわる当時の記録などを
あれこれ見聞きした私は、
その願いが叶った後のジュリーは、
一体どんな顔をして、どんなことを言うんだろうと、
今年の正月コンを、いつもとは違った意味で、
とてもとても楽しみにしていました。
もももちろんジュリーのソロの歌声も楽しみにしてましたがねっ!

12月のザ・タイガース復活ライブは、
実際に私も会場に足を運んだ、
武道館も東京ドームも大成功でしたし、
ネットで追いかけていた各地の様子を見ても、
なによりメンバー達が楽しそうで、
これならジュリーも
「やってよかった」と思っただろうなと、
私は勝手に思ってて、
なので、正月コンのMCでは、
ま、定番の(愛ある?)悪口も交えつつ、
自分は学校も違うしねとかいじけつつも、
「彼ら4人はやっぱり仲がいい」とか、
「カツミが言ってたように友達に戻れた」とか言って、
「そんな昔の関係を取り戻せてよかった」
「その彼らと一緒にやれて自分もよかった」
てなことを言うのかと想像してたんですよ。
たぶんジュリー的に、もうちょっと照れが入った、
ビミョーな言い方だろうけどね、と。

なんでそんなふうに思ったかというと……
去年の復活ライブ前に出版された、
集英社新書「世界はボクらを待っていた」では、
1969年のトッポ脱退から71年の解散までの、
特にピーとトッポの不満やメンバー間の意識の相違と、
さらにあまり書かれてないために
余計に想像を掻き立てられて切なくなってしまう
当時のジュリーの立ち位置なんかがうかがえ、
そのジュリーがザ・タイガース復活を一番に願っていたという、
その気持ちに思いを馳せていたんですが、
その後に「ロックジェット」という雑誌での
トッポのインタビューを読んだんですけどね。
これを読んで、
当時のザ・タイガースのメンバー達の関係とか、
その中でのジュリーの立場や、
復活を願うジュリーの気持ちとかが
ちょっと腑に落ちた気がしたんですよ。

てなわけで、以下、ほとんど私の妄想による
ザ・タイガースの真実!
ジャジャ〜〜ン。
ただし、ほとんどが私の妄想ですので、
そのつもりでお読みください。
あいかわらずの超長文です。すいません。




トッポのインタビューによると、
ジュリーが仲間に入ってファニーズになる前の、
トッポ、ピー、サリー、タローの4人組ってのは、
高校生ながら、京都ではかなり目立った、
遊び人グループだったようです。
お金持ちの友達がスポンサーに付いて、
お茶屋遊びをしていたとか、
服がなければ洋服屋の友達が服を持ってくるし、
お腹が空けば食べ物屋をやっている友達の家に行く…
てな具合で、お金を使わずに遊びまわっていたらしい。
まー、おっさんの昔話なので、
どこまでが本当かはわかりませんが(ごめんトポさん)
そういう、街で目立つ若者達のグループって、
なんとなくわかります。
そのインタビュー記事の中でインタビュアーの方も、
「花より男子」のF4を引き合いに出して、
トッポをポカーンとさせてたみたいでしたが、
70年代の少女漫画にも、そんな、
街や学園で人気の男子チームって、
もんのすごくたくさん登場してましたよ。
しかもタローは別の高校の応援団長だったそうで、
学校を跨いでの人気者グループって、
それってもう最強じゃないすか?
それぞれの学校の親衛隊が付いてたりしてさ。
あんた達はリアル少女漫画か! って感じ(笑)。
サリーとタローは背が高くてスマートで、
トッポとピーはかわいい顔してて、ハンサムで、
そんな4人が流行りのアイビールックに身を固めて、
遊びまわってたらそりゃ目立ったでしょうよ。
たぶん女の子もぞろぞろ付いてて、
取り巻きの男の子達もいっぱいいて、
いつも大人数でワイワイって
感じだったんじゃないでしょうか。
そんなふうに最初はただつるんで遊んでいたのだけど、
ただ遊ぶのに飽きた彼らは
最初4人で「サリーと彼のプレイボーイズ」っていう、
インストゥルメンタルバンドを作り、
やっぱボーカルが必要ってことで、
ジュリーを誘うわけですが、
その時の誘い文句が、
「俺らルックスでは(今の売れてる人達に)負けてへんで」
だったらしく、その自信はどこから来てんだよ?って、
ずっと疑問だったんですが、
そのトッポのインタビューでの、
もともと彼ら4人が京都の街でブイブイ言わせていた、
スペシャルグループだったってことで、わかりました。
もう、その頃の彼らはすでに地元じゃ負け知らず(笑)、
狭い範囲でのことながら、
スターな状態だったんじゃないですかね。

で、そんな彼らのことは、
当然ジュリーも知ってたんじゃないでしょうか。
京都の街の有名人てことで、噂ぐらいは聞いてたと思う。
4人がダンス喫茶の田園に遊びに来た時に、
「かっこいいから目立つんよー」
とか言ってたしね。
自分よりもちょっと年上で、街で人気のグループってことで、
少しうらやましいような憧れるような気持ちで見てたとか?

でな、これも私の想像ですが、
そんなスペシャルな4人とは別に、その頃のジュリーも、
京都では目立つ存在だったんじゃないかと思うんですよ。
だってあの顔でダンス喫茶とかにいるんだよ。
しかもステージで歌ったりしてんだよ。
トッポによると「妙な格好」をしてたらしいですけど。
(トポさんヒドス……泣笑)
いつも4人一緒にいて、取り巻きを引き連れて、
徒党を組んで派手に遊んでいる4人組と違って、
チンピラみたいな格好をして、
「暗い笑顔(by greenboy)」で、
河原町という繁華街をうろうろしてたジュリー。
バンドボーイをしてたとはいえ、
バンドのメンバーはずっと年上ばかりだったってことだし、
派手に遊ぶこともなく、ぼや〜っとしてるイメージ。
いつも大人の中にいるし、
付き合ってるのもなんだかチンピラみたいな人達だし、
(小学校・中学校時代からの番長とかね)
かっこいいから女の子達はきゃーきゃー言うんだけど、
直接は言えなくて遠巻きにして陰で噂するみたいな。
ああ、妄想が膨らむ膨らむ(笑)。
そんなジュリーの存在を知って、サリー達は、
「同じ人気者なら俺達の仲間になればいいのに。
 そしたら俺らのグループは本当に最強じゃん」
とか思わなかったですかね?

あとね、昨日(2月3日)放送された、
BS朝日の「熱中時代」ってのにピーが出てて、
ピーは中学高校と、かなりの不良だったと、
んで、その不良の世界から、
サリーが明るい方に引っ張り出してくれて、
それで4人で遊び仲間になったんだ、
みたいなことを言ってたんですよ。
まあ、萌え。
いや、ほんとにそんなん言ってたんですってば。
(録画してなかったからうろ覚えですが…)
いい話ですなあ。
てなことから妄想すると、
ジュリーも同じような感じだったのかもと思いました。
言ってみれば薄暗いチンピラな世界にいたジュリーを
明るい方に引っ張り出したサリー達。
バンドをやるのにボーカルが必要だったからというのは、
口実というか、きっかけのひとつに過ぎなくて、
危ない世界に片足突っ込んでて、
そのままにしといたらずぶずぶそっちに行きそうに見えた
まだ子供と言っていいような危なっかしいジュリーを
自分達の明るい世界に引っ張り出したかったとか?
っていうか、ジュリーが仲間になってくれたら、
自分達ももっと明るい世界に行けるんじゃないかって、
だから一緒に行こうよってことだったのかもしれません。

当のジュリーは、人気があったとはいえ、
なんせ陰で言われてるから本人に人気者って自覚はない。
ジュリーって、中学高校の頃のことを聞かれて、
「モテたでしょう〜」とか言われると、
「全然モテませんでしたねえ」ってよく言ってるんですよね。
「おとなしくて目立たなかったから」とか。
でも、同級生だった方とか同世代で同じ京都にいた方とかが、
「かっこよかった」とか、
「他校にまで名前が知れてた」とか、
「すごい不良だった」とか言ってるのを
聞いたことがあるんですが、
目立ってたんじゃん!
まあねえ、あの顔で目立たないはずないよねえ。
でも、本人はわかってなかったと。
そのへんも萌えなんですが、
とにかく、ジュリー本人は自分は全然目立ってないし、
人気なんかないと思い込んでたところに、
当時京都の街で大人気だったグループの兄さん達が
声をかけてきたと。
そりゃあ、嬉しかったでしょうよ。
自信満々で「日本一になる」とか言う彼らの言葉には、
脳内に「???」が浮かんだと言ってましたが、
それでも一緒に行くことにしたのは、
きっと、明るい世界で楽しそうに遊んでる彼らに誘われたのが
嬉しかったからじゃないですかね。

で、ジュリーが加わってファニーズになり、
その後の経緯は知ってのとおりですが、
なんでそんなにいきなり人気が出たかと言えば、
それまでただの遊び仲間だったサリー達の取り巻きが、
彼らが本格的にバンドをやることにしたと聞き、
ただまわりでたむろっているだけじゃなくて、
プロになりたいという彼らの応援をするという目標ができて、
「取り巻き」じゃなくて
「ファン」になったからだと思うんですよ。
だって「取り巻き」ってなにしたらいいかわかんないじゃん。
洋服をくれるったって、食事させてくれるったって、
それでどうなるのかはわからないし、
特に女の子達は彼らと個人的にお付き合いできれば
嬉しいのかもしれないけど、それは限られた人でしかない。
女の子同士で一緒にきゃーきゃー言ってても、
じゃあこの先どうなるの?って思っちゃったり。
学校も卒業しちゃって、当時の女性だったら、
早く結婚しなさいなんてことも言われたり。
それが、遊び仲間でもあった知ってる人達が
プロのバンドを目指して
ジャズ喫茶に出演しますとかいうことになったら、
お金を払ってそのステージを見に行くことで応援ができる。
彼らがプロになるまでは、自分も働いてお金を稼いで、
そのお金は彼らの応援のために使うわ、とかさ。
洋服だって、彼らを素敵に見せるための
ステージ衣装として提供するって思えば、
やる気も違うってもんじゃないですかね。

さらに、それまで本人に直接きゃーきゃー言うことが
なんとなく憚られる雰囲気だったジュリーに関して言えば、
明るい世界にやってきてくれたことで、
これはもう遠慮なくきゃーきゃー言って、
「がんばってー」と応援することができるようになった。
チンピラ時代の、遠巻きにしてた潜在的な取り巻きが、
ファンになって顕在化したんじゃないかと思うんですよ。
なので、サリー達のもともとの取り巻き達に、
ジュリーの潜在的取り巻きが加わってファンになり、
ファニーズはすごい人気になっていき、
あっという間にデビューまですることになった。
でも、ジュリーにしてみれば、
それまで自分は全然無名だったと思い込んでるから、
サリー達の仲間になったことで認められ、
人気者になったように感じてて、
自分の人気は、まずサリー達4人組の
もともとの人気あってのことで、
その彼らに自分は引っ張り上げてもらったと思ってたと。
ジュリーにとっては、自分以外の4人は、
地域限定ではあっても、もともとスターなスペシャル4。
そのスターの仲間に加えてもらったおかげで、
自分もスターになれたって感じ?
一番年下だしね。

ま、デビュー後は大人の世界でさまざまな人達と出会って、
いろーーんなことがあって、
だんだんとそればかりではなくなっていったんでしょうけど、
自分の原点はそこにあるって、
ジュリーはずっと思ってたんじゃないでしょうかね。

でも、そんなふうなジュリーの気持ちや
メンバー間の関係性とは関係なく、
全国区で人気者になってしまった彼らは、
否応なくビジネスの世界に取り込まれてしまう。
トッポは、ジュリーが入る前は、
音楽をやるかどうかは別にしても
思想的にもファッション的にも
もっとハイソで最先端な世界を夢見てたんじゃなかろうか。
そこにジュリーが入ってきて、グループは人気が出て
デビューもできたけど、一気に儲け主義の俗っぽい世界に。
当時のジュリー自身はたぶんなにも考えてなかっただろうし、
サリーも特に将来の展望はなく、
かわいいジュリーと仲良くなったことで楽しく、
タローも右に同じ。
ピーは、おそらく当時はなにか大きいことをしたい、
というか、お金が稼げることをやれれば
とりあえずそれでいいと考えていたんでは?
(ま、想像の範囲を超えませんが…)
高い理想を掲げるやつ、
とりあえず世に出てビッグネームになりたいやつ、
なんも考えずただ楽しければいいやつ、
仲良しの友達と一緒にいられればいいやつ……
10代の子供らの集まりなんてそんなもんで、
これがただの遊び仲間やアマチュアバンドだったら、
どこにでもいるありふれた若者たちの話だったんだろうと思う。
「おまえの考えは甘いんだよ」とか、
「理想に向かわないでどうするんだ」とか、
「まあまあ、仲良くやろうよ」とか、
「お腹すいたからとりあえず飯にしよやー」とかとか、
そんなふうにして喧嘩しながら一緒にご飯食べて、
仲直りしてまた喧嘩して一緒にやっていけばいい。
それが、彼らは急に全国区の人気者になってしまったために、
メンバーだけの意見でやれることはだんだんと少なくなり、
忙しくて喧嘩もできなくなってしまった。
その違和感に最初に気付いたのがトッポで、
というか、もしかしたらトッポはジュリーが加わって、
ファニーズになった頃から、
「これは自分が思ってたこととなんか違う」と
思ってたのかもしれない。
女の子達にきゃーきゃー言われるだけでいいのか?と。
でも、それはまだ京都・大阪という狭い範囲で、
アマチュアでやってることだから、
東京に行ってプロになれば、
もっと自分のやりたいことができる、見付かる、
とか思ってたのかも。
でも、それはトッポの意に反してどんどん違う方向に。
で、デビュー2年余りでトッポは脱退することになるんだけど、
昨日(2月3日)のBS朝日の番組でピーは、
そのトッポの脱退で、
自分もようやく将来のことを考えなきゃと思い始めたって
言ってたんですよ。
それまではジェットコースターに乗せられた状態で、
ワーワー言ってわけわからんうちに
時間が過ぎていったって感じだったんでしょうかね。
で、ピーがいろいろ考え始めちゃった結果、
そのさらに2年後にザ・タイガースは解散し、
ピーは京都に帰って、
以降38年間メンバーと断絶することになるわけです(涙)。

「解散するなんて思いもしなかった」
「なんで?なんで?って感じだった」
と、ジュリーは最近でも言ってたけど、
私の妄想のように、
他の4人がジュリーにとってのスターなんだとしたら、
そのスター達が壊れていく様子を
ジュリーは一番近くで見ていたわけで、
この4人のスター達の仲間でいるから、
自分もスターでいられると思っていたジュリーは、
ザ・タイガースがなくなったらどうなるんだろう?と、
ひどく心細かっただろうと思う。
でも、会社や世間の見方は逆で、
ジュリーが絶大な人気を獲得しているから、
ザ・タイガースは売れているし、
なんなら他の4人はジュリーを売るためのバックにしようか、
というぐらいの扱いになっていった。
「世界はボクらを待っていた」に載っていたサリーの話で、
「メンバーは全員横一列の関係だったのに、
 沢田の人気が出たために会社は彼を前に出して、
 他のメンバーは一歩下がれと言う」
というのがあって、象徴的なんだけど、
そんなような本人達とまわりの大人達とのズレというか、
やらされてる感がどんどん違和感になっていった。
酷い言い方をすれば、ジュリーがいたせいで、
ザ・タイガースは壊れたとも言える。
しかし、ジュリーがいなかったら、
あんなに売れることもなかったわけで、
だから、解散後のインタビューを見ても、
「解散の原因はジュリー」とか、
「ジュリーがいたせいで壊れた」みたいなことは、
誰も一切言っていない。
他のことでは、ピーとかトッポとか、
ザ・タイガースについては結構酷いことを言ってるのに、
彼らはジュリーのことを悪くは決して言わないし、
もちろんジュリーも他のメンバーを
今でこそあれこれ愛ある悪口を言うけど、
決定的に悪くは言わない。
それはやっぱり、
彼らあっての今の自分だと思っているからだろうし、
他のメンバーも、
ジュリーがそう思っていることを知ってるから、
ザ・タイガースの解散の原因のひとつが
ジュリーの存在だとは、決して言わないし、
思っていない。

でも、たぶん、ジュリーはどこかの時点で、
そのことに気付いてしまった。
自分がいたことで、自分が入る前の、
あのスペシャルな4人組の関係を
壊してしまったんじゃないかと。
彼らは、自分にとってのスターだったのに、
その彼らと一緒にバンドができて、
とても嬉しくて楽しかったのに、
それが続けられなくなったのは、
自分の存在がそれを壊してしまったからじゃないか。
おそらく解散前はそんなことは考えてなかっただろうけど、
解散後、ピーやトッポの手記や回想録なんかが雑誌に出て、
それを読んで、いろいろ繋ぎ合わせて、
「あー」と思ったんじゃないでしょうか。
今、私が当時の資料をあれこれ読んで、
「あー」と思ってるのと同じように。
解散の原因のすべてが自分にあるなんてことまでは、
さすがに思ってなかっただろうし、
もしかしてそれらのことをサリーあたりに
愚痴ったりして、そんな時は、
「んなことあるかい」
「お前がいなくても俺らはそのうち喧嘩別れしてたやろ」
とか、絶対にサリーは言ってくれたはず。んねっ!
でも、それを確認することができない。
82年の同窓会でトッポは帰ってきてくれたけど、
肝心のピーがいない。
ピーがいなければ、スペシャル4の修復はできない。
それに、「ジュリー三昧」のラジオだったかで、
「エキゾティクスの音になっちゃってるなあ」
と反省してたけど、
同窓会の時の新曲やライブは、サポートが入っているし、
さらに渡邉プロというかつてのザ・タイガースが反発した、
大人の世界の商業主義に結局は乗っかってしまっている。
戻りたいのはザ・タイガースとして売れていた頃ではなく、
アマチュアバンドで無名だった頃の自分達。
だから、ピーが戻ってきてくれるように、
ジュリーはピーの行きつけの飲み屋に通いもしたし、
「Long Good-by」の3番の歌詞も書き、
自分のアルバムに収録もした。SONGSで歌いもした。
(「Long Good-by」はタローがすでに歌ってたからね。
 ジュリーって他の人がリリースした曲を音源として出すことって、
 あまりしないと思うんですよ)

で、やっとピーが戻ってきてくれたと思ったら、今度はトッポ。
そのトッポを呼び戻すために、
「ちゃんと目を見て謝った」とジュリーは言ってた。
その内容まではジュリー自身は教えてくれなかったけど、
去年のザ・タイガース復活に向けてのさまざまな報道の中で、
とある週刊誌に載った記事に、
ジュリーがトッポに、
「自分がタイガースにいたことで不快な思いをさせて
 すまなかった」
と謝ったらしい、というのがあったんですよ。
でも、それはよくある「関係者談」てやつで、
しかも「…と言ったらしい」という伝聞情報。
誰が言ったという名前も明かせない、
しかも「らしい」という週刊誌の記事なので、
本当かどうかはかなーり怪しい話だと思うんですが、
少なくとも、その記事を書いた人やその周囲では、
ジュリーがそんなふうにトッポに言うことが、
関係修復の鍵なんじゃって思われてたってことでしょう。
まあ、その記事は話半分に聞くとしても、
ジュリーが修復したかったのは、
ザ・タイガースではなく、ファニーズでもなく、
自分が入る前の、
「サリーと彼のプレイボーイズ」だったんじゃないでしょうか。
そして、その彼らにまた仲間に加えてもらうことで、
自分の原点も修復される。
そんなふうに考えていたんじゃないかなあ。
トッポが完全復活の条件として箇条書きにしてきた一番上には、
「もとの友達に戻る」
というのがあったそうですけど、
それを見てジュリーは「やっぱり」って思ったんじゃ。
余談ですが、今回の復活ライブの準備段階では、
結構ジュリーとトッポの意見が合ってたみたいで、
やっぱ、似たもの同士だから反発したのかなあなんて、
思ったりさせられましたね。

そんなわけなので、
ザ・タイガース復活ライブツアーが成功したあとの
ジュリーの言葉は、
「カツミが言ってたように友達に戻れた」
「そんな昔の関係を取り戻せてよかった」
「その彼らと一緒にザ・タイガースをやれて自分もよかった」
なんじゃないかと、私は思っていたわけです。

はあ〜、やっと冒頭の話に繋がった。
あいかわらず長くてすんません。

でな。
本題というか、私が言いたかったことはここからなんですが、
(え?)
こないだファイナルを迎えたジュリーの正月コンでのMCは、
私の予想に反して、上のようなものではなく、
「どーしちゃったの?」てなほどの
サリーマイラブ話だったわけです。

あれ?

残念ながら私が行った2月2日の公演では、
サリー話はほとんど出ませんでしたけどね。
3日目ぐらいまでは、
サリーサリーサリーだったそうで……。
上で長々と私が妄想したように考えていたのだとしたら、
ジュリーは、スペシャル4の絆が結び直されて、
もしかして自分がそこからはじき出されたとしても、
それはそれで構わない、
またそこに加えてもらうところから始めればいい、
今は横からあれこれ言う大人もいないし、
自分が原因で4人の仲が壊れるなんて
ことのないようにうまくやれるはず、
とか思ってたんじゃないかと私は妄想してたんですが、
蓋を開けてみたら、
練習中もツアーの間も、
ピーとトッポは(音楽的なことで)喧嘩してて、
サリーとタローはそれの仲裁に入らなきゃと身構えてるし、
一番ジュリーにわだかまりがあると思ってたトッポなんか、
「ピーのドラムが〜」とかジュリーに告げ口してくるし、
長年芸能界を離れてて、帰ってくるなら、
ザ・タイガースしかないだろうと思ってたピーは、
自分のバンドを組んで独自の音楽活動を始めるし……。

昔のギクシャクしてた頃となんも変わってないじゃん!

って感じだったんじゃないでしょうか。
でも、ザ・タイガース復活ライブは楽しく成功だった。
ええ〜〜? こんなんでいいの?
スペシャル4の修復はできたの?
もうわだかまりはないの?
なんて、ジュリーはぐるんぐるんしてたってことは、
ないですかね?
もしかして、この状態が彼らのデフォルトだったか?
とかね(笑)。

そして、東京ドームの後の打ち上げでは、
タローは「れつかれつか(お疲れお疲れ)」と言いながら、
おそらく自分のファンクラブの方に駆け出していってるし、
ピーは「明日は大事な用事があるから」と抜けてしまうし、
(ジュリーにしてみれば「タイガースより大事ってなに?」だったんじゃ?
 お引っ越しされたようですけどね)

トッポは大事なギターを右手から離さず、
ジュリーとの握手に手袋をしたままの左手を差し出すし……、
40数年前と全然変わらず、みんなマイペースすぎ。
最後にジュリーのそばに残ってくれたのが
サリーだけってのも昔と同じ。
そのサリーとどんな話をしたかはわかりませんが、
「サリーとはファニーズから井上バンドまで
 ずーっと一緒やったんや〜」

と、ノロケてたってことは、
「俺以外の4人はほんとに仲良しやったやんか〜」
「その4人の友情は戻せたんかなあ」
とか言うジュリーに、
「その4人でいた時間よりずっと長い時間を
 俺とお前は一緒にいたやないか」
とか、サリーは言ってくれたんじゃないですかねっ(鼻息)
そこでやっと、ジュリーは、
自分が原因なんてことは全然なかったって、
自分がいてもいなくてもこの人達はそれぞれやってきたし、
これからもやっていくんだって、
納得できたんじゃないでしょうかね。
自分が嫌だ嫌だと言いながらソロになって40年以上、
いろんなことがあったのと同じように、
他のみんなもいろーんなことがあって、
ザ・タイガース解散はそのうちのひとつに過ぎなかったって。

ま、ここらへんは完全に私の妄想ですが。

「世界はボクらを待っていた」の最後には、
ザ・タイガースの完全復活は、
かつてメンバーもファンも傷付いた時間の修復を
願ってのことだという文章があり、
読んでるとかなりぐっと来る箇所なんですが、
復活ツアーが終わってみれば、傷を修復できたどころか、
傷なんか実はどこにもなかったんだよということを
確認するツアーだったと。
だからこそ、ジュリーも、
「またやろうって人がいればやるんじゃない?」
と言えたのだろうし、
それに、メンバーそれぞれが自分の道を歩いているように、
ジュリー自身には今は鉄人バンドという強え味方がいて、
ソロコンで気持よく歌うことができる。
「そう思えてよかったよー」
「んでもって、そう思えたのもサリーのおかげなんだよー」
てなわけでの、正月コンでの
サリーラブ話だったのかもしれません。

スペシャル4は復活するもしないもないってことがわかったし、
サリーとの絆も深まったことだし、
ザ・タイガースは、たまに小さくでも
ライブをしてくれたらいいなあと思います。
ピーとトッポが喧嘩しても、
サリーとタローがいつ仲裁に入ろうかと身構えてても、
ジュリーがその間に挟まってオロオロしても。
っていうか、むしろずっとそんなふうに
続けていってくれたらいいなあと思います。



あああ、もんのすごく長文になってしまった。
しかも「ザ・タイガースの真実!」とか言いながら、
私の妄想がほとんどという願望話。
すみませんすみません。
ザ・タイガース完全復活が
こんなふうだったらいいなあということで。

最後まで読んでくださった方、
本当にありがとうございました。


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