5月5日の文学フリマで販売予定の
【稀人舎通信改1号】

稀人舎通信・改1号表紙

表紙カラー、本文モノクロ、120ページ。
定価・700円。
【稀人舎】は「カ-08」でお待ちしております。


内容紹介・その4
タイバニ座談会
「『劇場版TIGER & BUNNY -The Rising-』を観て
 昭和腐女子たちがまた語り合いました」


2012年11月に発行した
【稀人舎通信SPECIAL10号】には、
『The Beginning』の公開初日を見た直後の
昭和腐女子3人よる座談会を掲載しました。

で、今回は、今年2月8日(大雪)の、
『The Rising』公開初日を見て、
また同じ3人で、タイバニ座談会をやりました。

途中の4ページ分立ち読みどうぞー
あ、注意!『The Rising』のネタバレしてます!

タイバニ座談会3

タイバニ座談会4
※クリックで拡大します。

この調子で48ページ、
タイバニのことばっかり語り合ってます。
暑苦しいです(笑)。

小見出し
・『Rising』を待ちながら
・二次創作の盛り上がりと原作の関係
・「僕が救いたいのはあなたです」問題
・「救いたいのは」……誰!?
・タイガーとバニーだけじゃない群像劇
・真正面から扱った差別問題
・ヒーローとしてのルナティック
・仲良し! 折紙ロックハイ
・尻と乳首と乳とおじさんたち
・ライアンという存在
・無駄なイケメン・アンドリューと、
 リアルな『タイバニ』内の常識
・昭和腐女子のツボはここにも!
・『タイバニ』の女子キャラは素晴らしいです!
・「ヒーロー」ってなに?
・街と歌と、そして声優さんのこと
・これも二次創作? MMDの楽しさ
・依存それとも信頼
・女神たちは笑う
・どうかしている私たち・その後

この小見出しの多さから、内容の濃さをお察しください。
どうかしている私たちのタイバニ話、
ぜひ聞いてください!

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コメント
この記事へのコメント
「改1号」を読んで
文学フリマお疲れ様です。「妄想と創造」が気になっていたので10号見てみたかったですが、なかったので代わりに「改1号」いただいてきました。最近、10代半ばの娘さんから「5年前から腐女子です」と聞いたばかりで、この数年での社会的認知の変化というところが特に興味深く思いました。お子さまの腐女子傾向を発見して驚いている親御さんがいたらお勧めではと思います。

山口さんのオスカルは女性がidetifyしないで読めた最初のBL的存在というご指摘はたしかにその面は強いなと感心しました。(『少女マンガジェンダー表象論』にも、ジェンダーをそれぞれ自在に出し入れできるOAがスーパーな魅力(都合の良いとも言えますが)とあり、とっても納得しました。これぞBL、どっちに感情移入してもOKというところですね)。

なおどなたかのアンケートにあった<二次創作は評論です>と言う言葉は、ちょうど自分でも同じ発言をしたばかりでわが意を得ました。またどなたか腐女子の夫さんの<大いなる物語が失われたあとで・・いきていくための・・>(うろ覚え)というコメントには納得です。とりいそぎざざっとの感想で失礼しました。またゆっくり読ませていただきます。

あとタイバニ座談会は元話がわからないので付いていけませんでした(失礼)が、メジャーなジャンルから別のメジャージャンルへ移る作家さんと、そうではない作家さんがいることはなかなか興味深いと思いました(ちょっと助成金の流れで分野を移動するNPOのようかも?)。

ちなみに、最近何作か人気があってAmazonで安く入手できるBL漫画や小説をいくつか読んでみたのですが、女にしか見えないような受けがエロティックに流されるままだったり凌辱されたり(ただし根底に攻めの「一途愛」があるのがデフォルト(笑))する話に、うーん、女なら到底受け入れられないような話が男ならひどい目にあってもOKというのは・・やはりBLはintercourse事体が持つ侵略性・侵入性への女の復讐なのだろうか?(このへんはちょっともやもやしています)。あとBL世界に求められるロマンチックラブ・イデオロギー(ほとんど一夫一夫制)の強さには驚きました。赤い〇〇シリーズのベタな作風が韓流に流れたように、かつての少女漫画の愛が勝話がBLに流れているのかもなと思います。

KHS拝
2015/11/24(Tue) 12:10 | URL  | KHS #VPTen3Zw[ 編集]
KHSさま、ありがとうございます!
なんと!
文フリに来てくださったのですね!
【改1号】のお買い上げ、ありがとうございます。
お声かけてくださったでしょうか? 私がブースに不在のとき?
ああー、お話ししたかったです。残念。

BLがどちらにも感情移入できるというのは、そのとおりだと思います。
もっと言うと、どちらにも感情移入しなくてもいいという面もあって、受け取り方が自由なんですよね。
最近では、女にしか見えないような受けが陵辱されるだけというBLよりも、ふたりの関係性に重点を置いたBLが増えてきたような気がします。一夫一夫制ではないものもありますが、関係性を描くという点からは、やはり「ふたり」と視点を限定したほうがわかりやすいから、そうなってるものが多いのかな……。
そして、私はそういうBLを読んでいる時にも「ざまあみろ」と男に対する復讐的な感情を持つことがあるんですよ。【改1号】の金井さんとの座談会でも話してますが、このへんのことはもうちょっとちゃんと考えたいと思っています。

タイバニ座談会は、そうですね……。私達の趣味全開の座談会になってしまい、原作を知らない方には「??」ですよね。すみません。「好きなものを語り始めると止まらない」という、腐女子に限らないファン心理のようなものを感じていただけたら嬉しいです。

とりとめないお返事になってしまいましたが、またよろしくお願いします。
2015/11/25(Wed) 10:52 | URL  | ゆう(管理人) #-[ 編集]
返信
こんにちは。関係性を描く作品は今市子さんの昔の作品など好きでした。そういうものをもっと読めばいいですね。今日もたまたま読んだ三浦しをんさん『本屋さんで待ち合わせ』のお勧めBL本&漫画案内をみて「私が(最近)見たBLは一大BLワールドのごく一部のようだな」と短絡的な書き込みを反省しました。(でも『ウサギの王国』を読むのはたぶん年齢的に?無理かも・・)。
10号の方はAmazonで入手しました。ネット世界がオタク度を進化させすぎて他の人との交流をはじき出す可能性については重々気を付けなければと思いました。いろいろな気づきをありがとうございます。
(ところで冬コミには出られるのでしょうか?ここ表示まずければ非常時にしてください)
2015/11/26(Thu) 19:07 | URL  | KHS #-[ 編集]
KHSさま、こんばんは
【10号】のお買い上げ、ありがとうございます!

今市子さんは、私も大好きな作家さんです。絵柄も全体の雰囲気もいいんですよね。コミックエッセイ『萌えの死角』もおもしろいですよ。
三浦しをんさんの『本屋さんで待ち合わせ』は読んでないです。三浦しをんさんは小説もエッセイもいいですよね。エッセイはいつもものすごくうなずきながら読んでます。『本屋さんで〜』読んでみますね。

冬コミ、サークル参加しますよ。30日(水)「東地区ル-11a」にいます。サークル名は【稀人舎】ではなく【MAREBITO】です。
このブログ上でも「参加する」ということは書いているので全然構いません。売るものの内容についてはボカしてますが(笑)。
近くなったらまたブログ上でも告知すると思います。

2015/11/27(Fri) 00:04 | URL  | ゆう(管理人) #-[ 編集]
Re:返信
こんにちは、萌えの死角3だけ既読です。楽しいですよね。絵も素敵。

冬コミ、残念!29日に人生初コミケです(あるサークル〔もちろんベルの〕様の売り子を午前中だけ手伝うことに)。また時の輪が接するときにぜひお会いできればうれしいです。

23日の文フリは午前中だけ設営とカタログ配布ボラに行きました。おかげ様でコンテンツ文化とかコンテンツ・ツーリズムとか新たな世界と出合え、自分の引き出しから何かしら提供できることがないか、今後の大人オタク社交の広がりが楽しみです。機会をありがとうございました。
2015/11/27(Fri) 17:18 | URL  | KHS #VPTen3Zw[ 編集]
KHSさま、こんにちはー
おお、初コミケですか。日にちが違ってお会いできないのは残念ですが、楽しんでくださいませ。
コミケや文フリは、おっしゃるとおり大人オタク社交の場というか、大人の文化祭というか、そんな場なので、思い切って楽しんだもの勝ちです。お祭りですからね。

そんな場所で、いつかお会いできますように。
2015/11/28(Sat) 13:03 | URL  | ゆう(管理人) #-[ 編集]
こんにちは。お言葉を信じてその後、極端なBL漫画をいくつか読んでみたところ、老眼鏡の受けが色っぽい話とか、パンツのゴムが伸びたおやじとかお尻の毛と球の描写に情熱をかけておられる方とか、黒猫に変身しちゃう受け(エロくてかわいい、二度おいしい?)とか、ワンダーランドな遊びが多くって驚き笑いました。ドリーム少女漫画のいい解毒剤になりました。広がりをありがとうございます。ではでは。(夏コミで日にちが合うといいのですが)

2016/02/04(Thu) 10:52 | URL  | KHS #-[ 編集]
KHSさま、こんにちは
お久しぶりです。
ブログの更新もなかなかできず、すみません。

BL漫画は本当に、今はいろんなパターンのものがあって、驚かされます。
BLは「くだらな〜い」と笑い転げながら読めて、さらにしんみりしたり切なかったり……、まさに「解毒剤」ですね。私は疲れたり落ち込んだりしている時に、BL漫画を読むと、不思議と元気を回復できるような気がします。

夏コミも申し込みました。日にちが合うといいですね。その前に当選するかどうかですが、楽しみにしております。
2016/02/04(Thu) 18:53 | URL  | ゆう(管理人) #-[ 編集]
こんにちは。返信ありがとうございます。次は山川純一に挑戦かなあ。。
2016/02/08(Mon) 12:53 | URL  | KHS #1mNRsPVE[ 編集]
KHSさま、こんにちは
山川純一とは、また濃いいところへ行きますね(笑)。
私は読んだことないんですよ。「やらないか」っていうのをネタにしたパロディはあちこちで見かけるんですけど……
あれは男性向け? 女性向けのいわゆる「BL」とはちょっと違うジャンルっていうイメージですが、読んだら感想聞かせてくださいね。
2016/02/10(Wed) 10:24 | URL  | ゆう(管理人) #-[ 編集]
BLその後
こんにちは、ご無沙汰しています。
この間、漫画と小説におけるBL/やおいをメジャーにした二大作家と言われる竹宮惠子さん『少年の名はジルベール』と中島梓さん『ベストセラーの構造』と『タナトスの子供たち』を読みました。稲垣足穂が原点だったとは・・・(うーん、A感覚が分かる/想像できる人だけがBLで萌えられる才能を持つ選ばれた存在なのかも?)。
(ちなみに私が最高傑作BLと思ったのは葉月つや子さん『落ちる先には練乳地獄』でした。もう大笑いしてスカッとしました。男性の皆様ごめんなさいな漫画です)。

さて、BL史(笑)を駆け足で過ぎた後、改めて「ベルばら」は正しく百合小説を継承しBLに至る道の中間に存在する、女性による女性のためのファンタジーの王道であったのではないかと考えています。
(他にも様々な特長のある作品であることはとりあえず置いておいて、)ここで注目したいのは、堂々たるロマンチックラブ・イデオロギーの古典であるにも関わらず、主人公の人生が劇的に変わる政治的決定に恋人の男性の存在が1cm足りとも影響していないという点です。これが他の数多の女性中心ファンタジー(たとえばレディコミやTLや下僕ものなど)とベルを差別化できる鍵ではないか?と感じています。(また、この点で180度違って見えるから、アニメのベルばらが嫌いという人も結構存在するのではないかと推測します)。
この点(女性が自分の社会的立場・政治的位置を変え、この先の人生も変えるような決定に恋人(性的パートナー)の意向を斟酌する様子が垣間見られないこと)は、決して女子が性的にひどい目(受け身であることを含めて)にあうことのない”安全な”BL世界と同じくらい、ファンタジーなのではないか。だから比喩的に「ベルばらはBL」と言えるのではないかと考えています。

男子禁制の百合、あらかじめ女子を排除して成り立つBL、スーパーヒューマンな主人公設定で違和感封じ込めに成功しているベル、いずれも女性が男性に政治的にも性的にも屈することのない世界です。(山口さんの言葉を借りると「identify」を避けられるので、女性である読者が自分の身に引きつけずに傷つかなくて済むと言えるかもしれません)。

ここで問われるべき問いは、「本当にそれが不可能なのだろうか?」ということなのかもしれません。
「それ」とはつまり、
1)(現実には最終的な決定は多方面への影響を斟酌したものに成らざるを得ないとしても、)政治的意見(人びとの社会の構成やその改変に関する意見)というものは最終的には根底にあるgut feeling (腹の底感)に基づく、個人的なものでしかあり得ない。
2)女性が性的object(対象物)という位置に立ったりそれを演じたりしなくても、性的楽しみを得ること。
という2点ではと思います。

百合小説・BL・ベルにおいては、これら少なくとも2点での(大いに)予想される性的パートナーとのconflict(紛争、対立)が回避されている。現実にはそれらの対立を度々経験している少女・女性はこれらの作品において息をつくことができるのかもしれない。
これらの”回避された紛争”は未解決のまま、次世代の女子の上に継承されている。彼女たちの闘いは今後どのように形を変え表現を変えて出てくるのだろうか。(そして元少女だった中高年は何をするべきだろうか)。
などということをつらつらと連休中考えていました。

あまり人との話題に登りにくいテーマについて考える機会をいただき、ありがとうございます。
では、では、ごきげんよう!
2016/05/10(Tue) 18:23 | URL  | KHS #mQop/nM.[ 編集]
KHSさま、こんにちは
お返事遅くなってしまいました。
文学フリマのあと、なんだかぼけーっとしてしまい、あっという間に5月も半ばに……。

深いBL考察、ありがとうございます。
うんうん、うなずきつつ、なるほど〜と読みました。
「ベルばら」がBLに至る道の中間に存在するというのは、そのとおりだと思います。作者もその辺を意識して描いていたようなことをどこかで言ってたらしいですよ(山口さんからの受け売りですが)

BLでは、自分を投影しないで読むことができるから、性的パートナーとの対立を回避でき、物語を純粋に楽しむことができる、もしくは性的楽しみを得られる、というのは、そのとおりですね。
でも、そう考えると、人はそうまでしても〝物語〟、それも、恋愛要素を含む物語を読みたい、観たいものなのだなあと不思議な気もします。なにか本能のようなものがあるんでしょうかね。

BLや腐女子に関しては、まだまだ考えることがたくさんありそうです。
こちらこそ、いろんなテーマを提示いただき、ありがとうございます。
またなにか思いつきましたら、このブログに書いたり、余力があったら本にしたりするかと思いますので、ご意見聞かせていただけたらありがたいです。

今後ともよろしくお願いします。
2016/05/18(Wed) 09:55 | URL  | ゆう(管理人) #-[ 編集]
Re 再返信
こんにちは、文学フリマお疲れさまです。(先日、人々に伝えたいことがあるので小説を書いてKindle本を発行したという方に会い、某ジュン○ドーでは紙本印刷百万かかるとのことでしたので(書店に置いてもらえるからだと思いますが)、同人誌と文学フリマをお勧めしたら乗り気でした。先が楽しみです)
さて中2病中高年のこだわり書き込みにお返事ありがとうございます。
最近、『ベーシックインカムとジェンダー』に執筆されている野村史子さんがJune世代のBL小説家だったと知り、おお何かもやもやと考えていたことのつながりが1つ見えそうだと思っています。妊婦・幼児を抱えた親が賃労働できないことが女の問題の根底にあると思っているので(→だからそれを乗り越えるロマ・ラブイデオロギーが必須)そのギャップに側面的な応援(?)をしている様に見えるBL等が位置付けが割と必然的なものなのではないかと腑に落ちてきました。
また機会があったら再訪したいテーマです。では、お元気で。
2016/05/21(Sat) 18:48 | URL  | KHS #mQop/nM.[ 編集]
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