芦田みゆき写真展、開催中です。

https://www.facebook.com/events/643293309180864/

http://www.omotesando-garo.com/link.16/asida.html

この写真展の展示作品を元にして作った写真集も、
会場にて絶賛販売中です。

写真集

いろいろ仕掛けのある写真集ですが、
全部私が手作りしました。
特別な材料や道具は使ってません。
普段、私が手作り本をこんなふうに作ってますよ、
という意味も込めて、
芦田みゆき写真集「南南東」のつくり方、大公開!


1)プリントします。

プリント

プリンタはうちのレーザープリンタ、
Canon iR-ADV C2020Fです。
紙は、
アワガミさんで手配していただいた「白峰」と「竹和紙」、
ミラーコート、
レーザープリンタ用OHPフィルム、
です。
和紙とミラーコートはA3、フィルムはA4。

うちのプリンタはカウント式でお金を取られるので、
できるだけ大きくプリントしてカットします。
今回は片面プリントのみなので、
両面の位置合わせがなくて楽。

2)和紙をちぎります。

ちぎる

和紙は、展示の「耳付き」の雰囲気を再現したかったので、
「水切り」という方法でまわりをちぎりました。
切り取りたいところを折って軽く筋を付け、
そこに水を塗ってふやかし、両側にひっぱるようにしてちぎります。

これを1部につき13枚。
ちなみに、「白峰」は薄いけど丈夫でちぎるのに力がいりましたが、
「竹和紙」はちぎりやすかったです。

3)ちぎった紙の端

紙端 和紙端白い


ちぎった紙の端は、こんなふうにモサモサしてて、
紙の耳っぽくありません。
なので、

4)水で溶いた糊を塗る

糊 紙端に糊を塗る

端に色をつける

「白峰」は生成りっぽい色ですが、
「竹和紙」は紙をちぎったあとのもふもふも真っ白。
なので、写真の色に合わせるために、
「竹和紙」の紙の端には、少し青い絵の具を混ぜた糊を塗りました。

5)乾かします

乾かし中

6)乾かしてる間に

フィルム 箱展開図

フィルムや箱の用意。
OHPフィルムは、左右反転でプリントして、
プリントしてない側から見るようにします。
そうするとツルンとした感じが出ます。

7)乾いた

糊乾いた

紙の端のもふもふが糊で固まって、
ちょっとちゃりちゃりした手触りに。
いわゆる「紙の耳」とはちょっと違うけど、
もふもふよりはいい感じ。

8)フィルムと和紙をセット

文字のフィルムをセット ページができた2

文字をプリントしたフィルムと和紙をテープ糊で仮止め。

9)ホチキス

ホチキス 冊子綴じたとこ

冊子をページ順に重ね、
ずれないようにクリップで固定して、
ホチキスでガッチャン!
分厚いので念のため3箇所止めてます。

10)製本テープ

製本テープ 冊子完成

赤い製本テープでホチキスを隠すように、
背の部分をくるんで、冊子は完成。
「竹和紙」でプリントした3枚は綴じないで、
挟んであるだけです。

11)箱(カバー)を作る

箱切り抜き完了

箱型のカバーは厚手のミラーコートで作ります。
写真も2枚一緒にプリントし、カット。

12)フィルムを貼る

フィルムは製本テープで フィルムを貼ったとこ

箱を開いた左側には
フィルムにプリントした写真を2枚、
製本テープでセットします。

13)冊子をセット

冊子は両面テープで 冊子を貼ったとこ

箱の右側には、
作っておいた和紙とフィルムの冊子を
両面テープで貼り付けます。

14)ゴム!

ゴム ゴム取り付け ゴム取り付け表側

で、ゴムです。
普通のパンツのゴムです。
白いゴムに赤のハイマッキーで色を付けました。
それを、箱の蓋の端に切り目を入れて通し、
100均で売ってる色付きのホチキスの針で止めます。

15)完成!!

完成


慣れれば、1部作るのに2時間ぐらいでしょうか。


完成した写真集は限定20部(なにせ手作りなもので)、
現在開催中の芦田みゆきさんの写真展「南南東」にて、
絶賛販売中です。
会場には見本も置いてありますので、
写真展においでの際は、ぜひお手にとってご覧くださいませ。

私は、明日(3日)はオープンから3時ごろまで、
来週(5日〜10日)は、オープンから夕方6時ごろまで、
在廊の予定です。


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