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みうらじゅんの『親孝行プレイ』というのを読んでみました。

親孝行プレイ

文庫平積みになっていて衝動買い。
今週末に実家の父母が上京しますのでね、つい。

親孝行は心が伴わなくともよい。
まずは行動が肝心。
「プレイ」と思って、とにかく演じるべし。

という著者の言葉に、うんうんとうなずきながら読みましたが、
一ヶ所だけ、うちの父親には当てはまらず、
うちの場合はどうしたらいいのか困ってしまったヶ所がありました。
それは
「父親にプレゼントするならヤクザファッションを!」
というところ。
その理由は、とてもよくわかるのですが、

あの~~…

若いころからヤクザみたいなファッションをしていた父親には
いったい何をプレゼントすればいいのでしょうかー(涙)


私の父親とは、私が一人出版社「稀人舎」を始める発端となった
『飲んだくれてふる里』という本を書いた元高校教員なわけですが、
現役教員時代は、オーダーメイドの太縞のスーツ(ズボンの裾はダブル)に
ノーネクタイで赤とか黒とかのシルクのシャツとか着てました……
子供だった私は当時、別にそれがヘンだとも思ってませんでしたが、
今から思えば、

そんな高校教員、いませんっっ!

80歳近くなった今では、
尋常の爺さんファッションに落ち着いてる父親に、
あらためてヴェルサーチのスーツなんか着てもらってもなあ……と。

うーーん。

大矢ちきって漫画家を知ってますか?
私はこの人の漫画が昔から好きで好きで、
「おじゃまさんリュリュ」っつうコミックスは、
たぶん、自分で買った最初のコミックスだと思います。
ぼろぼろの初版本がまだ手元にあります。(1975年発行)

が!

「おじゃまさんリュリュ」の他の本も欲しいと思いながら、
なにせ小遣いの少ない子供のこと、
うかうかしているうちにすべて絶版になっちまいました……
ときおり他の作品のことも思い出しては
「復刊とかしないかなあ…」と思い続けて早三十数年(!)

なんと!

数日前、本屋に行ったら、
おじゃまさんリュリュ」が文庫版で出てました!

うわーーーん! うれしいいいい!

買いましたよ!買いましたとも!即!!
しかも、表題作の他に4つの短編入り!

この方は今ではイラストレータとして活躍しているようですが、
少女漫画家として活躍したのはごく短い間で、
作品数もあまり多くありません。
あと2冊もあれば、すべての作品を収録できると思うんですが、
どうなんですかね?
他の作品も文庫化、しませんかね?

特に私は少女漫画誌「りぼん」に載っていた
「雪割草」ってのがとてーも印象に残っていて、
ぜひともまた読みたいんですが、文庫になりませんかね?


ああ、しかし。
「素戔鳴流離譚」(すさのおりゅうりたん)の続きも、
そろそろ書かないといけないのだけど、
なかなか書き始められない……
うーーーん…困った。

で、とりあえず、書かなきゃという気持ちは横に置いておいて、
思いっきり読書三昧してみることに。
要するに、ちょっとこのところ、
アウトプット作業が続いたので、
脳みそが、単純なインプット作業
望んでいるんじゃないかと思いまして、
ジャブジャブにいろんなものを流し込んでいるんですが、
そろそろアウトプットしたいなあって気にならないもんですかね?

え?
ああ、私の脳みその都合なので、
私がコントロールすればいいんですけどね。
それが思い通りにできたらどんな創作活動も苦労はないわけで……

まあ、あれだ。
要するに言い訳です。

ただぼんやりしてるのもなんなので、
ここ数日は読書三昧。

藤沢周平の作品はほとんど読んだと思っていたのだけど、
まだまだでした。
多いよ多いよ。
そしてたいがいどれもおもしろいってのがすごい!
まあ、作品数がとにかく多いんで、中には、
私にとっては「?」ってのもありますが、でもすごい。

今回読んだのは
闇の歯車
海鳴り〈上〉 海鳴り〈下〉
夜消える
花のあと
暗殺の年輪
天保悪党伝
暁のひかり 新装版

暗殺の年輪は読んだような気になっていたのだけど、
実は読んでなかった。
直木賞受賞作。
なんか、映画になった蝉しぐれの元になった話?って感じだった。
ちょっと悲しい……

おもしろかったのは闇の歯車
これは、最後がいいっ! 泣けます。
ちゃんと救いもある。大好きです。

藤沢周平ばかり読んでいて、われながら、ちょっと偏ってるかなあと
思ったんで、今本屋ですごい勢いで平積み中の佐伯泰英の一冊
陽炎ノ辻―居眠り磐音 江戸双紙ってのも読んでみました。
おもしろかった……おもしろかったですが…
なんかちょっと私には合わなかった……

思うに、私はあまり人が死ぬのが駄目なんですよ。
藤沢周平も、人が死ぬ話はたくさんあるんですけどね、
なんというか、無駄に死なない気がする。
やくざや悪者の手下とかでも、簡単には死なない。
死ぬときはそれなりの理由があるし、
一人でもその人が死んじゃうことで広がる波紋をちゃんと書いてる。
そこが、まあ、私のツボにはまってるんじゃないかと思います。
悪者をばっさばっさ切ってやっつけて爽快!っていうのが好きなら、
佐伯泰英はいいと思います。爽快!


上にずらずら上げた作品中の海鳴り〈上〉 海鳴り〈下〉ですが、
これは、ちょっと作品そのものというより、
この中に出てくる紙問屋の組合の話がおもしろかった。
なんかね。
紙問屋の組合が紙の流通をどうにかしようって話が出てくるんですが、
これが、出版取次のやってることとかぶって見えちゃって。
まあ、こんなん思いながら読んでるのは私くらいでしょうが、
そういう意味でおもしろかったです。
話自体は、昼メロ風町人恋愛もの、かな?
ちょい甘めなお話でした。

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